Yuhiの読書日記+α

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インソムニア

2010年12月21日 00時07分52秒 | 映画(あ行)
白夜の晩に起きた殺人事件をめぐって、刑事と犯人の心理対決が展開するサスペンス。監督はクリストファー・ノーラン、キャストはアル・パチーノ、ロビン・ウィリアムズ、ヒラリー・スワンク、モーラ・ティアニー他。

<あらすじ>
アラスカ・ナイトミュート。いまの時期は24時間太陽が沈まないこの町で17歳の少女の変死体が発見された。翌日、ロス警察のウィル・ドーマーが相棒のハップとともに応援にやって来る。ウィルは今までの豊富な経験を駆使し、犯人をおびき出す方法を思いつく。思惑通り海辺の小屋に犯人が姿を現わす。しかし、深い霧に犯人を見失ったウィルは誤って相棒を射殺してしまう。自分が射殺した事実を地元警察に告白しそびれたウィルは白夜も手伝って不眠症に陥る。不眠が続いて3日目の早朝、ウィルのもとに少女殺しの犯人から電話がかかってくる…。


私の大好きなサスペンスの上に、これほどの豪華キャストとくれば、なぜ今まで見なかったのか不思議なくらいです。

ストーリー展開は序盤から想像がついてしまいますので、ハラハラドキドキというには物足りないかな。後味すっきりというお話でもなかったし・・・。

でも、アル・パチーノとロビン・ウィリアムズの演技は見ごたえ抜群!!一筋縄ではいかない複雑で裏のある役柄を見事にこなしています。特にアル・パチーノは後半になるにつれ不眠がひどくなり、鬼気迫る目つきをしていて凄い迫力でした。

このお話の舞台がアラスカであるということに大きな意味がありましたね。広くて寒々とした大地と全く沈まない太陽を見ていると、確かに不気味な気持ちになります。
もちろん、とても美しい風景も素敵でしたけどね。