Yuhiの読書日記+α

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クローサー

2010年10月20日 00時03分04秒 | 映画(か行)
4人の男女の微妙な感情のすれ違いを描いた大人向け恋愛ドラマ。監督はマイク・ニコルズ、キャストはジュリア・ロバーツ、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、クライヴ・オーウェン他。

<あらすじ>
ダン(ジュード・ロウ)は街で偶然出会ったアリス(ナタリー・ポートマン)と恋に落ち、同棲(どうせい)を始めるが、フォトグラファーのアンナ(ジュリア・ロバーツ)に一目惚れしてしまう。(
シネマトゥデイ)


キャスト豪華なのと、ジュリア・ロバーツ&ジュード・ロウの恋愛ものって、コミカルで楽しいものが多いので、一度見てみたいなと思っていました。

見終わった感想は、「うーん・・・」というのが正直なところ。もっとコミカルなものを期待していたので、正直、あの結末にはガッカリでした。

と言っても、別にハッピーエンドじゃないから嫌だという訳ではなくて、後味が悪すぎる展開だったのが、見ていて辛いというかイヤーな気持ちになってしまったんですよね。

そして何より、主人公達の誰にも感情移入できなかったのが痛い。皆、なんであんなに性格悪いの!?と思わず思ってしまいましたよ。特に男性陣の情けなさと言ったら!!表向きは、お医者さんだったりライターだったりと、紳士っぽいのに、裏でのあのやり口は、何なんでしょう。ジュード・ロウがこんな役をやるなんて、ホント、びっくりしましたよ。

唯一、気持ち良かったのは、ナタリー・ポートマン。頭が良くて真面目な清純派だと思っていた彼女が、大胆なストリッパーになっちゃうんですから、もうビックリ。あのプロ根性は素晴らしいですね。ラストで、アリスがきっぱりとダンをはねつけるシーンは、ちょっとスッキリしました。
しかし、アリスというのは結局偽名だったんですね。ジェーンの方が本名だったとは・・・。これは本当に予想外でした。

それに引き換え、ジュリア・ロバーツは、あまり印象にないです。ラブ・コメの女王なんて言われてたけど、この作品に限っては、彼女の良さが生かされてなかったと思いますね。