Yuhiの読書日記+α

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バーン・ノーティス 元スパイの逆襲/シーズン1

2010年05月21日 00時11分56秒 | ドラマ(その他)
スパイ物はもともと大好きだったので、地上波で放送されていたものを録画して見てみました。

ストーリーは、凄腕のスパイだったマイケル・ウェスティンが、いきなり理由不明の上、一方的な解雇通知を受け取るところから始まります。
解雇されたスパイの運命は燦々たるもので、職を失っただけでなく、銀行口座も凍結されクレジットカードも使用できず、命からがら故郷のマイアミに逃げ帰る事に・・・。
とりあえず食いつなぐために、私立探偵のような小さな仕事をするハメに陥るのでした・・・。

このドラマの面白いところは、自虐的な感じでスパイなら本来こうするというようなネタを次々と明かしていくところ。そこがすごくリアルで説得力があって面白いし、自分で自分にツッコミを入れてるような感じが、かなり笑えます。

また舞台がリゾート地マイアミであることもあるのか、シリアスな場面でも、どことなくのどかさ、あけっぴろげな雰囲気が漂っていて、これがまたいい味を出しているんですよねー。

キャラクターもまた個性的で面白い。でも常に登場するのはたった3人だけというのがまたいい感じ。登場人物が多すぎると分かりづらいし、覚えるのが大変ですからねー。

主人公の元スパイ、マイケル・ウェスティンは、かなり頭もよく身体も鍛えていて、凄腕のスパイというにふさわしい人なんですが、それでいて意外とお人よしなところがあったり、母親には弱かったりと、意外に普通な常識人なんですよね。

対して、マイケルに協力する元カノのフィオナは、素晴らしい美人なんですがかなり過激な性格。面倒なことになると、相手をぶっ飛ばしたり銃撃したりすることに何の抵抗も覚えないよう・・・。でも、マイケルには何故かゾッコンなんですよ。ところがマイケルはそんなフィオナにそっけない。そのアンバランスさがこのストーリーにピッタリで、いつも楽しめます。

そして、もう一人のマイケルの協力者サム。彼は昔の知人なんだけど、今は引退してマイアミの大金持ちのマダムのヒモに収まっているという、これまた個性的な人。
最初は、マイケルの情報をFBIに売ったりと、こんなのが相棒で大丈夫?と思わせたけど、徐々にマイケルともいい連携ができてきて、頼もしい相棒になってきました。

話は1話完結のスタイルをとっていますが、大まかな流れとして、マイケルがなぜ解雇されたのか、誰が黒幕なのか、というのが大きな謎として描かれています。
でも結局シーズン1のラストになってもこの問題は判明しなかったんですよねー。どうやら、マイケルが想像している以上に、大きな問題が隠されていそうですが・・・。シーズン2以降もこのネタは引っ張っていくようです。

とりあえず、今は続きがとてもみたいドラマの一つであることには間違いありません。