Yuhiの読書日記+α

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TYTANIA -タイタニア-/第15話:一粒の麦のごとく

2009年07月17日 01時48分49秒 | その他
タイタニア第15話「一粒の麦のごとく」の感想です!
今回は原作小説からは完全に離れたアニメ独自のエピソード満載でした。特に、カレンという女の子。アニメ版のみのキャラクターなんですけど、最初に登場した時に、妙にクローズアップした扱いだなーとは思っていたのですが、後になってここまで出てくるとはね・・・。

確かに、リラがあんなことになって、ファン・ヒューリックが浮上するきっかけをつくらないと話がおかしくなってしまうというのがあったんでしょうけど、あんなに小さな女の子を持ってくるというのが面白いです。

また、タイトルの「一粒の麦」のエピソードは、なかなか良かったですね。カレンの亡くなったお母さんの手紙にはジーンとしてしまいましたが、しかし、その後のカレンの変な歌と踊りにはもうビックリ!!
折角、ジーンとくるいいところなのに、あれでガクっときてしまいましたよ・・・。

で、今回、タイタニア側にはあまり大きな動きはなかったのですが、イドリスは暗躍しまくっていましたね。四公爵の中では一番年下なのに、ほんと、陰謀家ですよね。しかも、ファン・ヒューリック逮捕に失敗した部下を簡単に切り捨ててしまうところとか、冷血漢ぶりも見事に発揮!
アニメ版では今のところ、ジュスランよりもイドリスの方が目立ってるような気が・・・(汗)。

一方のジュスランですが、ヴァルダナ貴族の反タイタニア派にクーデターを起こさせる一手を打ったのを、アリアバートにしっかりと見破られていました。ま、ジュスランがそういうことをやるのは、いかにもタイタニア的でフツーだなと私も思うのですが、アリアバートがそれを見破ってた上に、タイタニアならそうするのが当たり前的発言をしていたのは、私としてはかなり意外でした。しかも、ジュスランに、「貴公の方が向いてるかも」とか言われてましたし。

私の中のアリアバートって、小説版ではかなりイイ人的に描かれていたし、見た目もボーっとした感じで、とても人の裏をかいたり、穿った見方をするイメージがなかったのですが、やはり彼とてタイタニアの重鎮。腐ってもタイタニア。
それくらいが分からないようでは、四公爵は務まらないってことなんですよねぇ。世知辛い世の中です(トホホ)。

とりあえず、アニメ版と小説版では、ストーリーはほぼ同じながら、登場人物の性格とか描き方が微妙に違ってるので、比べてるとなかなか面白いです。