Yuhiの読書日記+α

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マッチスティック・メン

2008年03月09日 00時48分23秒 | 映画(ま行)
リドリー・スコット監督、ニコラス・ケイジ主演の犯罪コメディ。

<あらすじ>
病的な程の潔癖症で、詐欺師のロイ(ニコラス・ケイジ)は、相棒フランク(サム・ロックウェル)と組んで仕事をしていたが、あまりにも潔癖症すぎて仕事にも支障をきたす事があった。その為、フランクの勧めで、精神分析医のクライン(ブルース・アルトマン)の元を訪ね治療を始めることにする。その治療の過程で、ロイは別れた前妻との間に子供がいるかもしれないと思い始める。やがて娘だというアンジェラ(アリソン・ローマン)と会い、彼女は彼の生活に侵入し始めるが・・・。

偶然なのですが、この作品のアンジェラ役のアリソン・ローマンは、つい先日見た作品「ホワイト・オランダー」の主役の子でした!彼女が出てるなんて全然知らなかったので、めちゃくちゃ驚きましたよ~。

それはともかくとして、この作品はオチが全てなので、そこで驚けるかどうかが作品の評価に大きく影響するように思います。私はオチが途中でなんとなく分かっちゃったので、あまり意外性がなかったのが残念!!
それと、あまりテンポが良くなかったように思いました。中盤、ちょっとダラーっとした雰囲気でしたし、もうちょっとハラハラさせるシーンを入れても良かったのでは?という気がしました。

でも、ロイとアンジェラの父娘関係には、結構ジーンときましたよ。あれほど潔癖症だったロイが、アンジェラに振り回されている内に、それまで異常なまでに気にしていた事(土足で家の中に入るとか、窓を開けるとか、食べ物を絨毯の上にこぼすことなど)を忘れ気味になったり、娘の代わりに犯人になってあげたり。このままの関係が続けばロイの病気も治るんじゃないかなーと思ってたんですけどねぇ。

それにしても、潔癖症の人ってすごいんですねー。塵ひとつ見逃さないって感じの掃除の仕方でしたし、扉や窓の開け閉めにもあんなに気を使うなんて・・・。ビックリしてしまいました。