Yuhiの読書日記+α

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エイリアス~二重スパイの女

2007年07月02日 00時34分23秒 | ドラマ(その他)
 シドニー・ブリストウ(ジェニファー・ガーナー)は教師を目指して大学院で学ぶかたわら、国際銀行でアルバイトをしていた。そんなある日、シドニーは恋人のダニーから結婚を申し込まれ、これまで誰にも秘密にしてきた真実を告白することを決心する。実はシドニーは大学1年生のときCIAの秘密支部であるSD-6に勧誘されて以来、スパイとして世界を股にかけて活躍していたのだ。銀行でのアルバイトというのはその隠れ蓑だった。しかし、シドニーがダニーに真実を打ち明けた直後、機密保護違反を知ったSD-6により、ダニーは暗殺されてしまう。そのあまりに非情なやり方にショックを受け、SD-6を辞めようとするが、今度はシドニー自身が命を狙われる。それを助けてくれたのは、ずっと疎遠だった父ジャック(ヴィクター・ガーバー)だった。ジャックによると、シドニーがCIAの秘密支部だと思っていたSD-6こそが実は悪の組織であるという。婚約者を殺し、悪事を企むSD-6を壊滅する為、シドニーはCIAのニ重スパイになることを決意する。そして知ったのは、ジャックもまた、CIAとSD-6の二重スパイであるということだった・・・。

 元々、スパイ物は大好きだったので、前々から気になっていたこの作品を借りてみました。
最初のうち、主人公のシドニーがいくらスパイとして教育されてるんだとしても、若くて美しい女性がこれほど強すぎるというのは、あまりにもマンガっぽく、現実感がなさすぎるなーと思って、少々ヒキ気味でした。
それが話が進むにつれ、彼女のスーパーヒロインぶりにも慣れてきて、見ていて爽快感を感じるようになってきたんですよねー
というのも、彼女にも私生活では、スパイであるが故に婚約者は殺され、また大事な友人達をも欺かねばならなかったり、ずっと疎遠だった父親との確執など様々な悩みや葛藤があり、人間としての弱さとか暗さを描いているからかな。
そういうのがありつつも、諜報活動ではものすごく強い女になるというのが爽快なですよね。

キャラクターでは、シドニーのお父さんのジャックがお気に入り。最初はとても冷たそうで頑固な感じでしたが、少しずつ人間らしさ(?)みたいなのが、表情に出てくるようになります。特にSD-6を乗っ取られて、シドニーと二人だけで戦わなければならなくなる話は良かったです。
あとはCIAのシドニー担当のオフィサーであるヴォーン(マイケル・ヴァータン)もいいですね。シドニーとの関係はどうなるのか・・・。楽しみです。

ファーストシーズンでは、ラスト数話から俄然話が転がりだして面白くなったところで終わります。いかにもアメリカドラマらしいラストで、セカンドシーズンを観るのが楽しみです♪