るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

ブラームス「永遠の愛」

2013-03-20 13:11:00 | 声楽(レッスン)
昨日は、L先生のレッスンだった。
曲は前回と同じく、シューベルトの「音楽に寄す(An die Musik)」、ブラームスの「君の青い瞳(Deine blues Auge)」、「永遠の愛(Vor ewige Liebe)」、ドン・カルロの「世の虚しさを知る神よ(Tu che le vanita)」で。

「永遠の愛(Vor ewige Liebe)」、ドン・カルロの「世の虚しさを知る神よ(Tu che le vanita)」は大曲のせいか結構長くやっているなぁ。

「永遠の愛(Vor ewige Liebe)」は曲の終わりがこんなんでいいのか、といつも疑問に感じてしまう、と先生がおっしゃっている。私の歌い方だけの問題というより、作品の構成自体に釈然としないものがある、という様子だった。

この曲の歌詞の意味を考えると、
暗い人気のない森道を、1組のカップルが歩いていて、男性が「君のために別れよう」というのだが、女性は「私たちの愛は永遠よ」と言う所で、クライマックスになってそのまま終わってしまう。
でも、結局、2人は別れたのか、別れなかったのかよくわからない。L先生は「『私たちの愛は永遠よ』と言っていて、別れないはずがないじゃない」というけど、本人だけではどうにもならない理由で別れても愛だけは続いている、ということだってあるんじゃないの?と私は思ってしまうのだけど。
そもそも、どうして「永遠の愛」でありながら、男性が「別れよう」と言ったのか。身分違いとか?

うーん・・・


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