るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

先生の本番

2021-05-31 08:03:00 | 声楽(鑑賞)
今年の春に入ってから先生方の本番があったので観てきた。

●4月下旬バリトンの先生 「魅惑の美女はデスゴッデス!」
バリトンの先生は脇役で出演。ブッファで定評のある方だが日本語歌っている所、初めて見た。
アマチュアコンクールで優勝したバリトンの方も脇役で出ていた。大企業の役員もされながら、プロ歌劇団の本公演にもソリストとして出演できるとは。ソプラノではありえないでしょうけどね。
それにしても、主人公は、お金が入ればキャバレーで遊ぶし、何とも情けないというかクズな男なのだが、そういう主人公に「抱いて💛」なんて言っているデスゴッデスが理解不能。死神のくせに、「私を1回抱くと1年寿命が縮まるの(先に言えよ!)」「回数が合わないのは私がごまかしちゃったから(本当に神かよ)」と茶目だった。

●5月中旬六大卒ソプラノの先生「エリア」
先生はソプラノソロで出演。オペラには出られないが、宗教音楽のソリストが多いらしく、本番を聞くのは初めて。
メンデルスゾーンといえば「歌の翼」くらいしか知らず、あまり聴いたことのない作品なのだけど、合唱はマスク着用。でも質は市民合唱団にしては結構高いと思った。
バリトンのエリアの負担は大きいでしょうね。あと旧約聖書の時代はやはり他宗教に対して残酷だなと思った。

●5月下旬メゾの先生 リサイタル
メゾの先生が歌われているのを見るのは初めて。
前半日本歌曲、後半はドイツ歌曲4曲と日本歌曲の連作歌曲集。
色々と曲の解説をしたり作曲者とのエピソードを話されたり、関西弁の日本歌曲を歌ったり、コミカルな表現もされたりと、意外とサービス精神があるのだなと思った。
ビロードのような声で、アンコールのカルメン「ハバネラ」は流石。


オーディション順位がわかりました

2021-05-24 14:31:00 | 声楽(レッスン)
先日受けた音楽事務所のオーディションの順位が公開された。
結構、知っている人も受けているオーディションなのだけど、オペラ団体Bやオペラ団体Cで沢山プリマをやっている方と同じ賞だっていうのが超嬉しい!もう一人ソプラノで同じ賞の人も音大大学院卒だそうで♪

これで、オペラで役をもらうというのとコンクールの実績を積むというのは求められる要素が全然違うということは再確認できた!

いずれも個人的な好みというのが大きいから、この状態でアマチュアコンクールを受けても同じような満足度は得られないような気はするけどね。


音楽事務所コンサート

2021-05-12 08:48:00 | 声楽(レッスン)
音楽事務所のオーディションに通ったものの「特別賞」という素直に喜んで良いのかどうかわからない賞をもらった。
新人向けコンサートの案内が来て、何日か候補日があり、しかも複数回参加しても良いということだった(但しノルマあり)。
自宅近隣でもコンサートを時々開いているようなので、出てみたいとは思っていたが、それは成績優秀者がギャラ有で出るものらしい。

優秀ではない私は、新人でなくなった来年以降はチャンスがあるかどうかは怪しいものだなと思って、3回もエントリーしてしまった(汗)。

3回のうち、どんな曲にするべきかこれから考えなくてはならないが、共演者の名前を見てびっくり!
前から知っているプロがいる・・・・ヒヤヒヤ。

礼儀正しく図々しく

2021-05-04 20:13:00 | 声楽(レッスン)
本業の関係の集まりで、私も何冊か読んだことがある本の著者が講演したことがあった。
「商業出版をして売れる本の書き方」というものをレクチャーしてくれたのだが、その人の「礼儀正しく、図々しく」という言葉が印象に残っている。

私はどっちもダメ。

ただ、特に音楽家にはすごく大切なスキルではないだろうか。