るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

花占い

2011-07-31 11:48:00 | 声楽(レッスン)
昨日はF先生のレッスンだった。
「発表会は良かったですよ。本番に強いタイプですね」なんておっしゃってくれていた。
コンコーネ25の1番は音程、ポジションともに悪い方に戻ってきているような気がする。
新しい曲はマスカーニの「花占い(M'ama, non m'ama)」。短い曲にも関わらず、華やかで面白みもある。それでいて、出だしがフォルテなので歌いやすい。字幕や対訳がなくても、"M'ama, non m'ama"という出だしで、花占いやっているってことは誰でもわかると思う。
それと、8月上旬にもう一度歌うミミの「あなたの呼ぶ声に(Donde lieta)」。難しいのは8分音符3つの"Addio"に込めた思いの表現方法。F先生曰く、小ずるいミミらしく、「別れるのよって決意を込めて言うべき」と言うのだけど、この間の音大の先生や伴奏ピアニストの方は「本当は別れたくないけど、諦めの気持ちを込める」とおっしゃっている。私はこの"Addio"が好きだけど、次の「恨みっこなしで(senza rancor)」の歌詞にはイラっと来る。別れるっていうのだったら、自分が恨まれることくらい覚悟しろよ!と思ってしまうのだった。

音大の先生の公開レッスン

2011-07-24 23:15:00 | 声楽(レッスン)
昨日は発表会だったが、今日は、音大の先生が、アマチュア対象に公開レッスンをして下さる、というので、ミミで参加した。
去年、同じイベントで教えてくださった方は、イタリア系のバリトンの方で、F先生の先生、という音大教授だったが、今回はドイツ系のソプラノでは有名な先生である。
上半身を屈めて、脱力したところから声を出すとか、重心を下に保つために、ひざを曲げる、というのは、前の先生もそんなこと言ってたな、という感じだったが、「下腹部も含め体のどこにも力は入れないようにする」というのは、今までそのようなことを言う先生に習ったことがなかったので、えっと思った。
前の先生の時は、丹田から恥骨にかけて力を入れるように口を酸っぱくして言われていたし、F先生やL先生はそれに加えて、みぞおちの力も利用するように言われていたのだった。
その先生がおっしゃるには、斜腹筋という箇所を重視しないといなく、中心部分は息を通すために空けておかなければならない、ということだった。私にしてみれば、そんな筋肉がある、ということ自体、始めて聞いたという感じである。


本番終わった

2011-07-23 23:07:00 | 声楽(レッスン)
F先生の発表会が終った。皆、上達しているな~と思った。
去年と今年と会場は教会の礼拝堂だったのだが、アリアとか歌うと声がエコーのように、響いてくる。
先生に「いつもここを使う理由は?」と聞いたら、後ろのステンドグラスが映えるので、舞台に置く花を用意しなくてもいいし、響きやすいから声の小さい人には有利だと思ったから、と言っていたが、もっと生徒がレベルアップしたら、場所を変わることも検討しよう、などとおっしゃっていた。

今回は、カチューシャ率高!最近の流行り?私は、最近髪を切ったので、あまりアレンジもできないと思って、髪には何もつけるつもりはなかったけど、リハーサルが終ってから本番まで時間があったので、会場を抜け出して、買ってきた。(笑)
でも、普段もつければ、頭痛くしそうで、長時間はつけられないと思う。


ボロボロなピアノ合わせ

2011-07-18 20:18:00 | 声楽(レッスン)
24日は、音大の先生の公開レッスンがあるので、今やっているミミの「あなたの愛を呼ぶ声に(Donde lieta)」で参加しようと思い、10分枠コンサートで伴奏をお願いしているTさんに依頼し、事前の合わせをやってきた。
いつもとは違う人の意見を聞くのって、新鮮。それにしても、Tさんは最初のころはお世辞ばっかりだったのに、回数を重ねるごとに音程とか発音とかF先生以上に細かい指摘をしてきた。ピアノの専門だが、プロの旧友の声楽教室でも伴奏をしているので、よく歌のことがわかるらしい。

新宿で中途半端な時間をつぶした後、L先生のレッスンへ行ってきた。R.シュトラウスの「献呈(Zueignung)」は、上がり。次は、「万霊節(Allerseelen)」を持っていくってことで決まり。
マノン・レスコーは、あともう一回持ってきて、という感じだが、なかなか上がれない。コンテッサは、フレージングに留意しながら、歌うことになった。
L先生は、「あなたのミミの歌い方もなんとなく想像できるわ。」と言いながら、午前中のTさんの指摘と同じようなことを言っていた。nose4

発表会直前レッスン

2011-07-16 00:58:00 | 声楽(レッスン)
24日は、F先生のところの発表会。
コンコーネ25をさっとさらった後、楽譜を見ないで、ミミの「あなたの愛を呼ぶ声に(Donde lieta)」とアルディーティの「口づけ(Il bacio)」を通した。
いずれも、「大分よくなりましたね~」と言われたが、「口づけ」は、何度もやりすぎて変な癖ができても仕方がないので、「これまで」ということになった。それで時間が余ったので、再度コンコーネをさらったのであった。

発表会のあとの曲は、8月上旬に小曲1曲だけのイベントで、またミミを歌うので、今の曲を続けるが、もう一曲、ということで全音の「イタリア近代歌曲集1」の目次を見せながら、「他に歌いたい曲ある?」なんて聞かれたので、明らかにソプラノ向けの曲であるマスカーニの「花占い(M'ama non m' ama )」を挙げたら、OKと言われた。