るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

Donde lieta

2011-02-27 23:32:00 | 声楽(レッスン)
土曜日は、今まで(といっても、習い始めたのは1年くらい前からだが)のF先生(十八番の役からこのイニシャルにしました)のレッスンだった。マノンの拍の問題、大分改善されたとは思うんだけど、どうも出だしのテンポがつかめないことも原因のよう。で、前回も前々回も後半の発声の指摘が優先されている。
次回でこの曲終りにしたいから、次はミミの「あなたの愛の声に呼ばれて出た家に(Donde lieta uscì al tuo grido d'amore)」を持ってきて、ということに・・・(汗)。

大分前から「次にやります」と言われていたイタリア歌曲集3の「いとしい人と離れて(Lungi dal caro bene)」は、今やっている歌曲の「口づけ(Il bacio)」が終ったあとになってしまうのかな・・・
去年の11月の本場でモーツァルトとドニゼッティを歌って以来、ずっと近現代が続いている。今年もモーツァルトでのお伺いは立てるつもりだが、他にも最近の近現代と並行して、古い時代のものもじっくり見ておいて、「何でもいいから持ってきて」と言われた時に持っていければいいな・・・と考えている。

さて、昨日・今日は、他にもいろいろな出来事があった。

①生まれて初めて結婚式場の見学をする
少人数の式といえば、「アット・ホーム」というよく言葉が出てくるが、じつはそれってあまり好きじゃない。大勢の前で親に向かって読む「花嫁の手紙」なんてカンベンと思う(9歳の時、親戚の披露宴でその様子を見て、「こんな恥ずかしい思いをするなら結婚しない」と思ったのだった)。かといって、沢山人を呼んで豪華に・・・というこだわりもないんだけど。

②2度目の確定申告
前回の副収入に加え、医療費控除もあった。やり方が不安なので、税務署に出向いて職員の説明をうけながら、申告書を作成したが、思ったほど大変でもなくすんなりいった。

明日から、また月曜日だ・・・


マノンのリズム

2011-02-25 22:40:00 | オペラ(鑑賞)
去年の冬からずっとマノン・レスコーを練習しているが、なかなか前半のリズム感が良くならない、というわけで、色々対策を考えてみた。

①4拍子を数えながら歌う→半拍ずれて入る伴奏にリズムが狂わされてしまう
②伴奏を徹底的に無視して歌う→それでもムリ
③伴奏の合う音を意識→伴奏と合わない部分のリズムが原因と気づく
④メトロノームで何度か検証→伴奏を無視する、逆に伴奏を意識する、どちらでもダメと気づく
⑤8分音符で数えてみる→直った!

もっと早く⑤の方法でやってみれば良かった・・・・。

なかなか曲が進まないので、大分前に「次にやりましょうね」と言われていたサルティの「いとしい人と離れて(Lungi dal caro bene)」は、ずっと練習をし続けていて、弾き語りまでできるようになった状態。この曲はスミ・ジョーのCDで知っていたけど、作曲家はパイジェッロよりもちょっと前の時代の人。
人によって、時代やジャンルによる力を入れる比重の違いはあるだろうが、ルネサンスから古典派までの時代は、原点を思い出すつもりで毎年数曲ずつでも歌っているし、今後もそのつもり。


声楽のグレード!?

2011-02-19 22:58:00 | 声楽(レッスン)
音楽のグレードといえば、国内では楽器店系列の教室のものが最も有名。私も小学生のころエレクトーンで受けたことがある。そのグレードは別にエレクトーンのみではなく、ピアノなどの他の楽器もあるのだが、声楽はない。
ところが、ABRSMという英国の団体で、声楽のグレードがあり、日本国内でも受けられるとのこと。あまり日本では一般的ではないと思うけど、旧英領のアジアでは普及している。
また、グレードは音大受験やコンクールのような相対評価ではなく絶対評価なのだと考えられる(私がエレクトーンで受けたものも「間違わなければOK」という感じだった)。

特徴は、
①グレード1~8まで。グレード8は英国の音楽院進学レベル。これを取ればディプロマ試験も受けられる。
②理論のグレードで5以上を取らないとグレード6以上は受けられない。
③グレード5までは、リストA~C、グレード6以上はリストA~Dのうちそれぞれ1曲ずつ選び(それぞれのリストは時代別・ジャンル別に分かれている)、他に自由曲でフォークソング1曲を歌う。
④グレード5までは歌の言語は自由。グレード6以上は少なくとも2ヶ国語以上歌えるようにする

が、日本では、あまり普及できないだろうし、私も挑戦したいという気にはなれなかった。
理由は、
①殆どの初心者が始めるはずのイタリア古典歌曲は、グレード4から。
②課題曲では、映画音楽・ミュージカルなどのポピュラーも必須になっていて、避けることはできない。
③当然だが、課題曲は、英米歌曲は多いが、日本歌曲はない(なぜか中国歌曲はあるのだが)

日本でも、この対策をやってくれるピアノ教室はあるようだが、声楽はまだ一般的ではない様子。さらに、商業主義的、試験監督も専門かどうか怪しい、基本ができていなくても間違わなければOKという認識が強まる、などの批判もあるようだ。
存在自体は悪いものだとは思わないのだけど。

掲示板閉鎖

2011-02-18 22:38:00 | つぶやき
このブログは、最初から誰かと交流を持ちたい、というつもりで書いているものではなく(「です」「ます」調じゃないのはその名残)、あくまでも「独白」「日記」のつもりだった。なので、コメント機能というものがあることに「変なの」と思った。

2月中に「るりこんのオペラハウス」の掲示板を閉鎖することにした。(このブログは続けます)
「るりこんのオペラハウス」のHPを作る際、大人用バレエのHPを参考にした。当時私はバレエを習っていて、オフ会にも参加したことがあった。そのHPは今も健在だが、どうやら、その主宰者の方も、HPの更新も掲示板もやめて、時々ブログを更新されている程度でご自身もかつてほどバレエはされていない様子。(私はだいぶ前に「太っているから発表会に出さない」と言われて止めてしまったんだが)
そして立ち上げ当初からのネット仲間の多くも、今は閉鎖されている方が多い。個人が発信するものは、HTMLから作ったHPから、このようなブログが主流になってきているのかなと思った。


ピロリ菌

2011-02-16 22:18:00 | つぶやき
これも全く音楽と関係のない話。

最近勤務時間が「遅番」「早番」とに分かれるプロジェクトだったので、午前中ゆっくりできていたのだが、そのプロジェクトも今日が最後。明日からは通常通り9時出勤。早速、明日は、仕事が終った後、2時間声楽の練習ができるようにとスタジオを押さえた。

会社の人間ドックで、バリウム検査をした後、「十二指腸潰瘍の疑いがあるので胃カメラ検査をするように」とのこと。紹介状を書いてもらい、自宅近くの行きつけの病院で検査し、数日後に結果を聞きに言ったら「十二指腸潰瘍の問題はないが、ピロリ菌の可能性がある。近いうちに検査するように」と言われた。胃カメラの結果を聞きに言った日はすでに朝食は食べていたため、ピロリ菌検査はできず、せっかく午前中ゆっくりできる間にと、今日検査をしてきた。検査方法は、紙袋みたいのに息をためる。結果は来週になること。

全く知らない菌の名前だが、胃癌の原因になりやすく、40代ではかなりの割合でこの菌を持っている人がいるとのこと。って、ちょっと私には早いと思うんですけど・・・