新しいブログに引っ越してから初めての本番が終了した。
音楽事務所の15分枠での演奏会で、曲目は
①大中寅二「椰子の実」
②中田喜直「むこうむこう」
③中田喜直「だからその海をみない」
④プッチーニ「トゥーランドット」より「お聞きください、王子様」
準備している段階で一番難しいと思ったのが、何度も拍子が変わる③.
「だから乙女は、その海をみない」という言葉が何度も出てくるのに、入りのタイミングも拍も毎回変わってくる。
あと、「やっぱり難しかったんだな」というのが①。大人になって声楽のレッスンを趣味として再開して半年後くらいの時に同じ曲を歌ったのだけど、少なくとも④のリューのアリアよりも難しいのだった。ということに気付いた。よく知られている曲だから、お客さんの反応は悪くはないのだけどね。
後で、毎回顔を出してくれているご婦人に感想を聞いた所「良く知っている曲ばかりで良かった」ということだった。
お客さんが楽しめるかどうかって、単に歌が上手い下手というだけではなく、意外とこういうことなのかもしれない。
音楽事務所からは「ぜひこの曲もやって欲しい」と楽譜を渡された。日本語の訳詞になっているウクライナの歌だった。ちょっと調べてみたけど、よく歌声喫茶などで歌われていた曲のようだ。