るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

完成不十分なフランス歌曲

2022-08-19 14:33:55 | 声楽(レッスン)

六大学卒の先生からデュパルクの「旅へのいざない(L'invitation au voyage)」のレッスンを受けていたが、フランス語の経験が浅いということもあって、まだ十分に本番に出せるほどでもない。だからこそ十分に歌いこんで本番に出せるようにしたいと思っていた。

だが、次は同じデュパルクの「フィディレ(Phidylé)で」と言われてしまった。今の曲を本番に出せるようになるまで続けるというつもりだったのに、ちょっとショック。しかも次の曲も結構難しい。「並行してやっても良いから」とは言われたものの、いつも60分のレッスンで発声練習が半分くらい、残りで曲を歌うが、大体1曲だけで終わってしまう。かといって90分にしては?と思うと、元々高いレッスンなのに、さらに1.5倍というと、流石に金銭的に常時継続は難しい。

15分枠の本番に出ることが多いが、この先生についても、本番に出せる曲に取り組めるのは難しいのではないかと思うようになった。

それなりに声量があって、「良い声」と言われるし、レパートリーもかなり多い方だと思うけど、ただ表現力や音程、曲作りは難点なのが素人から抜け出せない、という私自身の課題を解決するにもあまり役立っていないような気もするし。

そもそもなんでレッスンに通うのかと言えば、本番で上手く歌えるようになりたいから、のはずだけど、あまり役立っていないような・・・

そこで、先生の発熱による次回レッスンのドタキャン。

これまでの先生でも、進め方や方針で「なんか違う・・・」と思ったことは何度かあるが、「辞めます」と言い出すタイミングについては非常に悩んで行動に移せなかった。

チャンスだと思うことにしよう。

 

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