るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

久々にスタジオ練習

2012-06-30 16:12:00 | 声楽(レッスン)
つい最近、両方の先生をやめて、別の先生を探そうと思っていたのだけど、場所とレパートリー共にぴったりそうな先生がいたと思ったら、土曜日しかレッスンができないようで、日曜や平日夜は無理な様子。自分がフリーランスになれば平日昼間でも大丈夫になると思うけど、その時には、レッスン続けられる余裕があるのやら?他にも色々探したりしてみたのだけど、ネットだけでは色々な条件が合わないな~と思ったのと、どうしても出たい12月に20分のコンサートを新しい先生の元で、というのもいきなり過ぎるような気がしてきて、時期尚早な感じ。

昨日は、久しぶりにスタジオで2時間の個人練習をしてきてた。
まず個人練習をしたのは、今月はレッスンに行っていないL先生の元でやっている「フィガロの結婚」の「あの楽しかった日々はどこへ(Dove sono)」とR.シュトラウスの「明日(Morgen!)」で、またL先生の所でレッスン行こうと思うも、前回のレッスンの録音を聞くと、拘束時間の3分の1しかレッスンをしていなかったことを思い出し、やっぱり何だか・・・という気持ちになった。

そして、今日はF先生のレッスンだった。
20分枠のコンサートの話をしようか、と思っていたのだけど、発表会近くでバタバタしている様子だったので、終わってから話そうかと思った。
短い曲2曲だけなのに、随分疲れてしまうのはなぜなのだろう?
よく考えると、音程が悪くても発声が悪くても、その場で切って指摘することはなく、常に全曲通してからコメントすることが多いから、その分疲れやすくなるし効率も悪くなる、ということに気づいた。大体、2、3ページの曲を「大曲」と呼んで、1曲あたり5回くらい全部通している。
前の先生が、いつもブツブツと切って、すぐにその場で指摘していた時は、フレージングとか曲の構成とかを学ぶ上でも1回くらい通させて欲しい、と思っていたものだけど、どちらにせよ、、メリットデメリットがあるようで、その点、L先生は一回通してから細かいことをブツブツと指摘していくので、丁度良い感じはする。



ピアノは癒し

2012-06-24 10:11:00 | 声楽(レッスン)
声楽ももう一方のライフワークでも忙しくて貧乏暇なしな状態が続いている。
こんな時に限って、残業がない環境にいたりして・・・
もっとも、私には、声楽ももう一方のライフワークがあって、お金がかかるのだから、財布を別にしましょう、と提案したのは私の方である。
今、話題になっている離婚裁判中の芸能人のような「夫の給料を使い込んでいる」なんて批判は受けたくないので。
共通の費用は、年収比で按分した数字を出し合っている。
よく「男性はあるお金を全て使ってしまう」という人がいるが、少なくとも夫の方が、金銭感覚が堅実なのは確か。

そこで、もう一方のライフワークとも声楽とも関係なく、お金もかからない今の楽しみ、それはピアノである。ま、「ピアノ」と言っても、家にあるのは、電子ピアノもどきのようなものなのだが・・・
曲は、昔習っていた「アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集」とかブルクミュラーとかソナチネとか・・・あ、自分が歌う曲の伴奏もやってみたりする。
鍵盤は88鍵ではなく、76鍵なのだが、バロックや古典派の曲を弾くには支障がないし(だって、この時代のピアノの鍵盤の数ってもっと少なかったからね)、音の強弱もつけられる。もっとも、本格的にやるとなると不十分なものだ、ということは承知の上。

ピアノのレッスンを受けるには、まだまだ先の話ではある。
今は、ヌルくお金と関係なく楽しめる、というささやかな癒しで満足している。


気持ちを整理する上でも文を書く事は大事

2012-06-16 22:49:00 | 声楽(レッスン)
いつも土曜日はF先生のレッスンなのだが、今日と来週はお休み。
今後のことに悩んでいるが、文章を書いて形にする、ということは自分の考えを整理する上でも大切である、と心理学を勉強した人から言われたことがある。

で、先日「傲慢かつ勝手な言い分は承知の上だけど」というブログを書いたが、後で良く考えてみるとF先生は全部この条件をクリアしている。ただ、小曲を勧められることが多い上、たくさん歌わせてくれるようなタイプの先生ではない。むしろ最初は、それが良いと考えていたのだが、少ない曲数の小曲をパワー全開で歌いきってしまう方法が、本当に良いのだろうか?と思う。それに音程の指摘が少なくて心配な面がある所が懸念点。

なので、7月の本番は参加するつもりだが、12月に20分枠のコンサートに出てみたいのですが、いかがでしょうか?と相談して、その反応次第で決めたいと思う。

L先生は、雑談が多いが、実質的なレッスン時間とそのレッスン料、先生の経歴を考えれば妥当性がないわけでもない。
時間ぴったりに教室に着いたらすぐに始めてレッスンだけやって帰るのなら何も異存はないのだが、雑談に付き合わされるのも苦痛。自慢話と自分のPRを聞くために、時間を拘束されるのがちょっと・・・。いや、有益な話もあるんだけど・・・
それに、ワーグナー歌っても良いなんて言ってくれる先生って他にはいなさそうな気もする。それがどこまで自分の言葉に責任を持っているのか疑問を感じる所も多々あるのだけどね。前の先生もF先生も「教えられない」と言ったヴォルフもよく勉強していてレパートリーも幅広い。
以前は、「こんなに素晴らしい才能のある先生なんだから、他の部分で疑問を感じても、ついていくべきだ」と思っていたのだけど、自分も最近は色々な面で余裕がなくなって来ていて・・・
丁度、勤務地が変わったこともあるし、ちょっと冷却期間を置いて、自分の気持ちが落ち着くのを待とうかと思う。


この話題をする輩だけは許せない

2012-06-14 22:35:00 | つぶやき
私が嫌いな話題がある。

一つは政治の話。自分なりに世の中はどうであるべきか、と考えることは素晴らしいのだが、公の前で話さないで欲しい。どうしても話したいのなら、それ向けのネットで好きなこと言うか、そういうグループを探して好き勝手言えば良いのだ。
昨日、飲み会があったのだが、目上の人(皆、その人だけには「先生」と呼んでいたのだった)が切り出して、そういう話題になり、「るりこんさんは、口を挟まないけど、政治のことは知らない?」と聞かれたので、「心の中で考えるのは良いことだと思いますが、身内にどのような人がいるかわからないし、多様な人がいると思います。なので、軽々しくは話せません」と言ったら、「そんな気を使う関係じゃないのに~」と言われた。
そうじゃない関係だったら、皆同じ価値観で「そうだよね~、うんうん」なんて言っているのも、気持ち悪い。

あと、最近(といっても数年前だが)、コネのある人は、海外のオペラやバレエなどのチケットを無料、もしくはかなり安く購入することができるシステムがある、ということを知った。今までまともなルートで購入していた身としては何とも気分の良くない話ではある。しかし、どうしても、席が空いてしまうのなら、最後は叩き売りして少しでも収益確保、あるいは招聘団体へのメンツのための人合わせも目的のようで、そうした事情も理解できないこともない。だけど、こういうのをよく使う輩に限って、「日本って、芸術に税金使わないから~」なんて語る人が多いのは単なる偶然なのだろうか?


オペラ初演に時めく

2012-06-14 00:48:00 | オペラ(鑑賞)
以前、私に現代和製オペラのソロの役をくれた団体が、また新たなオペラを地方で初演した、という情報を得た。
団体の主宰者が自ら作曲している。実在の日本人をモデルにした作品なのだが、当初女性の役は主役の妻と母しかいない、というので、ちょっとがっかりしていたら、また新しいソプラノの役が増えていたようだった。
7月には東京でも一部上演を行う予定があるとのこと。

ああ、いいなぁ~、合唱でもいいから~
この劇団、歌以外のことでも結構ハード。セリフも多いし、市販の楽譜じゃ予習できない。アマチュアの場合、ソロの役をもらっても合唱とその他諸々のこと(例えば舞台のセッティングの手伝いとか)もやらなくてはならない。あと、コンテンポラリーダンスの先生まできて振り付けも必要(それが一番楽しかったりしたのだが)。あとはチケットノルマ。負担額は役と会場によるようだ。

今は色々な理由で、2人いる先生を1人に絞るのにどうしたら良いか考えている状況なのに、加わるわけにもいかず。

でも、落ち着いてから・・・なんて思っていると、いつの間にか、入りたいと思っていた団体がなくなっていた、なんていうことは過去にもあったから、何とも難しい。