るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

やっぱり、辛いです

2017-09-28 00:32:00 | 声楽(レッスン)
9月のコンサートが終わり、今年度はオペラの本番はもうないハズ。
もしかしたら、今まで本番に出たことがある作品の「合唱手伝ってくれ」と言われる可能性も否定はできないけど、絶対に断る!自主企画コンサートでは友達まで連れてくる夫が、「何度も同じ演目を見てもつまらない。役ももらえないのなら辞めろ」と言っているもの。

これまで社会人の趣味として声楽を再開してから4人の先生についたけど、一番熱心で信頼できそうと思っていた先生がおっしゃっていたこと、というのが、権限のある人に言わせると「変な癖」だった。さらに、ウィーンの宮廷歌手からは、「きちんと基礎を見てくれる先生につくことですね」と言われたが、じゃあ、誰に頼めば?どうやって見分ければ良いというの?と思った。
そんな時、趣味として再開を始めた頃に勧められた先生で非常に基礎を重んじて厳しい先生がいらっしゃるというのを思い出して、その先生を調べて見たら、L先生の発表会でお願いしたことがある伴奏ピアニストが、その先生ともつながりがある、ということで、断念。
単なる音楽教室のみで演奏活動をしていない先生よりも、演奏家として活動もしている先生の方が、辞める時厄介なんだと悟った。


自転車の例えを聞く

2017-09-24 22:40:00 | つぶやき
本業での仕事が終わった後、たまたま居合わせた本業の世界の大先生が、自分の弟子が講演をやるので、聞いてくれないか、と声をかけてくれたので、参加することにした。

そこで講師が言ったのは「自転車の乗り方を言葉で説明できるか」と言った。
田舎では、交通機関が発達していないから、高校時代は自転車に乗れないと生活に支障があるのだけど、東京には自転車に乗れないまま大人になってしまった人がいるらしい、という話を聞いた。
その人達に、自転車の乗り方を教えるにはどうしたら良いか?ということだった。

実は私はそれほど自転車の補助車が取れたのは早い方ではなかった。しかし、補助車が取れるまでに親は何度もしつこく付き合ってくれたのである。
でも、自転車でさえやり方がわからないで終わってしまう人がいるというのに、ましてケガのリスクがない歌だったら、どうなんだろう。正しい歌い方がわからずに人生終わってしまうのかも。
そんな暗い気持ちになってしまった。

そんな時、そのセミナー講師は、「ダメなのは、早く見直しましょう。無理に続けることないですよ。お金も時間も余裕はないはずですよね」とシレっと言ったのであった。


オーディションなしの理由がわかりました

2017-09-20 21:59:00 | 声楽(レッスン)
誘いを受けたオペレッタだったが、オーディションを受けるつもりで「チャレンジします」と言ったら、「じゃあ、決まり」と言われて、驚いていた。
ところが、キックオフの集まりでその理由が判明。
なんと、同姓同名の人のピアノ伴奏で、プロ歌手が歌っている動画がネットにアップされていたのである。
びっくりして、私も確認してみると、動画の顔は極めて小さく写っていてわかりにくかったが、確かに歌は上手だった。

そういえば学生時代の就職活動でも、当時画期的だった「大学名不問(ドヤ)」を歌っている会社で、こんなことあったよな。

私のメールの文面が気に入ったから、取り消すことはしない、と仰ってくれたのが良かったのだけど、あるベテランの女性が「芸名を作っては?」と言って、ちょっと固まってしまった。

仕事でも旧姓使っているから、本名で呼ばれるのは病院くらいなんだけど。


本業への支障

2017-09-17 06:59:00 | つぶやき
仕事と趣味のバランスについて、色々なところで語られている。
歌は本業に対して、プラスとマイナスの影響も与えている現実を感じている。
本業はフリーランスなので、勤め人の方とは事情が違うとは思うが。

<プラスの面>
・本業の人脈を集客に活かせる
・本業でも行うことがある「イベント」の企画・運営についても学べる
・趣味はお金がかかるので「稼がなきゃ」という動機付けにはなる
・雑誌にも取り上げられた(業界誌だけど)
・大御所の大先生から顔と名前を憶えられたり、一応、印象付ける効果はあるっぽい。

<マイナスの面>
・時間と労力とお金は注ぎ込むべきだよねぇ
・「そんなにヒマなら、仕事あげるよ」と安い仕事を押し付けられる
・安直に演奏依頼される。もちろん、費用がかかることを説明し、+αは請求する。
・「だったらプレゼンでの声も大丈夫ですね」と言われる。どっちもそんなに甘くないぞ!とイライラする。
・歌で喉を傷めた後、人前で話して、咳き込んでしまうトラブルに遭遇(逆もありえそう)


女性起業家といえば、カッコいいのだけど、既婚女性のフリーランスというのは、「夫の収入でお小遣い稼ぎ程度で好きな事やっている」という目で見られがち。
確かに、仕事の合間にレッスンに行くことも可能という点では、良いのだけど。



次の予定

2017-09-13 16:31:00 | つぶやき
やっぱり、想像通り、散々なフィードバックを貰った自主企画コンサートだった。
ただ、プロのテノール歌手が「自分が正しい発声の仕方について、納得できたのは大学院を
出てから。それまではずっとわからなかった」と仰っていたことを聞いたのが収穫だった。
よく「本番の回数が多いほど、上手くなる」というけど、正しいやり方を習得できな人に限っては、そんなのは絶対にウソだと思う。
  
12月にバリトンの先生の音楽教室主催発表会があるけど、今レッスンを受けているのは、ぬぁんと「ルチア」の「あたりは静けさに包まれ(Regnava nel silenzio)」。
なんでルチア歌いのプリマのご夫君がこの曲を私に?なんて思う。
「今の段階で完成形を目指せるとは思えないが、とりあえず取組んで、また寝かせて再度取り組む」なんておっしゃっている。
けど、イタリア古典歌曲にして欲しいな。
 
 
今後の予定はこんな所。
  
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11/10(金)15:00~
会場:R銀行O支店 
入場料:無料
曲目 日本歌曲等   
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11/10(金)16:15~
会場:M銀行O支店 
入場料:無料
曲目 イタリア歌曲、フランス歌曲 等
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11/10(金)19:00~
会場:某駅ビルO店 レスランフロア 
入場料:無料
曲目 グリーグ「ソルヴェイグの歌」、バッハ 等
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12/16(土) 不明
会場:Mサロン
A.スカルラッティ作曲:未定
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4/中旬 開演時間 不明
会場:S公会堂 小ホール
入場料:3,000円
J.シュトラウス 「ジプシー男爵」ミラベラ
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6/24(日)開演時間 不明
会場:Hホール
入場料:無料
モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・エルヴィラ2幕
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