るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

昨日のレッスン

2006-03-18 10:10:09 | 声楽(レッスン)
今日も5曲、通した。
相変わらず「私のお父さん」はA♭の1オクターブ上がるところが大変。
もう1年近くこの曲やっているというのに情けない。
ドニゼッティは図書館でホセ・カレーラスのCDを借りた。「家を建てたい」は「船乗りの恋」という別名があるのだそうだ。なるほど「海の中に家を建てたい」と言っているから海が好きな人が主人公なのだろう。
でも、パヴァロッティの方がこの曲のイメージには合っていると思う。ドニゼッティはこの曲をソプラノ向けに作曲したらしいが。


昨日のレッスン

2006-03-11 20:15:03 | 声楽(レッスン)
時間はいつもどおりだが、今日は5曲全曲通した。
前回、どの曲もぶっ通しでメゾフォルテに聞こえると言われたので、今回は曲の強弱をつけるように心がけた。フォルテで歌うよりピアノで歌う方が難しい。しかし、そうした方が表現豊かになると自分でも気付いた。

ドニゼッティはカバリエのCDを持参して聞いて貰った。
歌詞の"casa"が"カーサ"なのか"カーザ"なのか不明なのだと。
先生はイタリア語の授業で"カーサ"と習ったそうだが、どのCDを聞いても"カーザ"と聞こえている。何でと思ったら、あるCDには「歌詞はナポリの方言で書かれている」と解説書に載ってあった。
そして、最後の「トララ」の前はどんどん早くして歌っていくようにしていたが、カバリエはその逆なので、それに従うことにした。


はるかなる響き

2006-03-07 21:46:53 | オペラ(鑑賞)
ロベルト・デヴリューと一緒に今週中にUPさせたいと思っている。
私はこのオペラの構成が好きである。
他のオペラだと、たったの数日間で人が何人も死んで・・・というのが多いが、この作品は1幕から3幕までは15年経っている。
場所もドイツの田舎→ヴェネチア→ドイツの地方都市(?)と移っている。
ヒロインも同一人物ながら、純朴な村娘→娼婦→救済の女神と移っている。

オペラに限らず、物語というのは必ず終わりを作らなくてはならない。
しかし、どこで区切るかで話の内容が全く変わってしまう。


プライド

2006-03-05 21:35:49 | 声楽(レッスン)
コミック誌「コーラス」の一条ゆかりの漫画である。立ち読みしてきた。
主人公は好きでもない婚約者のお金でウィーンに留学している。
彼女はメゾであるにも関わらず、国際的なリリコ・ソプラノのプリマドンナの亡き母に憧れ、トスカやノルマのようなソプラノの役しか歌っていなかったのだが、留学先の師の助言でオクタヴィアンに挑戦する。しかし、今まで悲劇のヒロインしかやってこなかったし、ズボン役なんてやろうとも思っていなかったので、困惑するのである(メゾだったら普通一度はズボン役を考えるものじゃないのか?と突っ込みたくなるが)。
亡き母のライバルの娘に「他人に興味を持つことだ」と言われてピンときて前進する。

確か、「演技することは自分の可能性を広げること」という言葉があったと思う。


きのうのレッスン

2006-03-05 21:21:32 | 声楽(レッスン)
ドニゼッティのナポリターナ。

体を揺らしながら歌ってみた。
今になって、ナポリの無骨な兄ちゃんが酒場で夢を語るイメージだと気付く。あの辺の田舎の兄ちゃんがナポリに出稼ぎに来ていて、一山あてて、お金持ちになって、豪邸で彼女と暮らすことを夢見るというイメージ?
う~ん、私だったら、その兄ちゃんが戻ってきたら、彼女は既に人妻だった、と想像しちゃうけどなぁ。ベルゴンツィは私の故郷のことを「ナポリのようだ」と言ったが、ちっとも私はラテン的じゃない。
トスティなんかにしても、夜中に、「○○(自分の名前)、好きだよ~」なんて外で喚かれたら迷惑じゃないか。特に「最後の歌」なんて、明日結婚するという時に、昔の男からそんな風にされたらたまったものじゃない。しかし、一体、なんていう文化なんだ?理解に苦しむ。