るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

またまた新曲

2006-09-30 20:50:20 | 声楽(レッスン)
・・・といっても、ポジティブな意味じゃない。
「教会のアリア」は、高音が多すぎる、ということで、全部歌いきらないうちに却下。代わりにカロミオベンをやった。
「ニーナ」か「ジプシー女」かどちらかをやって来いということになった。
「ニーナ」って、私が高校時代、2番目に歌ったイタリア古典歌曲・・・
日本歌曲も「平城山」は、ちょっと・・・ていうことになった。
「平城山」の歌詞が文語だから、意味がわかりやすくて自分も好きになりそうな詞の曲を持ってきてと。

日本歌曲に対する個人的な好みとしては、
・季語があるのは嫌(コンサートに季節ハズレな歌は歌いたくない)
・ポピュラーっぽいのは嫌


久々にドナウディ&日本歌曲

2006-09-16 21:23:37 | 声楽(レッスン)
古典歌曲に関しては、カロミオベンは今回で卒業。次回は「教会のアリア」を見てくるようにといわれた。
そして、久々にやったドナウディの「限りなく優美な絵姿」はCからAに飛ぶところで何か言われるかと思ったが、何も言われず、曲の構想の擦り合わせで終わったという感じだった。まぁ、歌いこんでいけばそのうち色々言われるようになるだろう。
日本歌曲も久々だった。別に日本歌曲のレパートリーが増えることに異論はないが、季節感がないものをと思って「ねむの木の子守歌」と「平城山」を選んだ。
(ちなみに「ねむの木」というのは暖かい地方で繁殖する夏に花が咲く木だから、夏の歌になるのだろうし、「平城山」も季語がなくても十分秋らしい旋律なのだが)
「ねむの木の子守歌」は私によく合っていると言われた。作曲者夫婦に仕えたことがあるという知人が何度か私の歌を聞きに来てくれたことがあったから、今度合ったらそのことを話そう。"Andante fantastico"と表記された絵本的な歌が「合っている」と言うことは、木下牧子の歌曲などもレパートリーに入るのかしら?
「平城山」は「渋い(笑)」。小難しい曲ばかりやりたがる、という私のイメージを払拭されただろうか?この曲も地味なりに難しいような気もするが。よく音大受験の課題曲に指定される曲だが男声向きだと言う。私は鮫島有美子のCDでこの曲を知ったのだが、確かに男声によるこの曲を聞いてみたいと思った。
というわけで、どちらの日本歌曲もそれほど長くはないので、両方やることになった。

次の曲

2006-09-10 23:14:40 | 声楽(レッスン)
で、次は何をやるのかと聞いたら、ミミは時期尚早ということになった。
カロミオベンは引き続きやるとして、日本歌曲とドナウディの中から好きなのを見てきなさいと。
私も久しぶりに日本歌曲をやりたいと思ってはいたが、季語が入っているものが多いから、可用性が乏しいことが多い。
なんとか季語が入っていなくて季節感のないものを選ぼうとしても、旋律が明らかに秋っぽかったりする。
結局、「平城山」と「ねむの木の子守唄」の両方を見て歌いやすいほうにしようということにした。
ドナウディは"Vaghissima sembianza(かぎりなく優美な絵姿)"にするつもり。高いAの音が大変だろうけど。

夢遊病の女

2006-09-10 23:08:25 | 声楽(レッスン)
午前中に、レッスン場近くの小学校の音楽室で行われた。
午前中に歌うのって、初めてだが、体がまだ寝ていて十分に使われていない感じがする。
終わったあとは、近くでランチを食べて「お疲れ様でした会」。
こういう場では、必ず「良かったこと探し」になっているような気がする。
「今回はダメだったね~」というのはまず聞かない。
誰にでも何かしらのホメ言葉が飛び交う。
私も「体が眠っていて使いきれていませんでした」と言ったら、「変に力が入らなくて丁度良かったんじゃない?」なんて言われてしまった。

まぁ、他人の道楽に「べき」「べし」なんて使うのは野暮か・・・