るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

コンクール、予選通過!

2021-06-29 22:29:00 | 声楽(レッスン)
土曜日に受けたコンクールの予選の結果が発表されて、無事通過したことを確認した。
備忘録のため、体験談を書かせていただくと、部門はプロの部、アマチュア一般、アマチュアシニアと分かれている。
アマチュア一般から審査が始まるが、時間は午前10時頃からスタート。正直、これは可哀そうだと思う。朝から声が出る人なんていないもの。早い時間帯ほど、予選通過率が低い様子だった。

私は11:50頃に歌った。これでも、心配なので最初予定した曲順を直前に変えることにした。
概ね予選通過率は3分の2程度。

かつて「ベストプレーヤー賞」をくれた団体と同じく、予選・本選に別れているのだけど、参加者はアマチュア・一般の部だけでも30人弱。あまりにも予選で落としてしまうと本選料が入らないから、落とされる人はいないのではないかと思っていたが、そうではない、ということが判明した。

曲は2曲という指定があり、殆どの人はベルカント系の歌曲+アリアという方ばかり。
その点、私は新鮮味があったのは良かったなぁと思った。

結局、匿名で試してみることにしました

2021-06-21 08:51:00 | 声楽(レッスン)
8月から9月にかけて音楽事務所主催コンサートが3回あるが、プロのソプラノも共演するということであまり被らなさそうな曲と考えたりする。
だが、ドイツ歌曲・日本歌曲・イタリア近代歌曲の3回で、全部で15曲。自分が本番に出したことのある曲が殆どだが、改めてチェックして欲しいと思いつつ、L先生に習っていた頃の曲ばかりなので、どうしたものかと思っていた。

好きにさせてくれると思えば無責任な雰囲気が出てくるし、かといって、「あなたには難しすぎるから、他の曲にしなさい」と言いつつ、全く知らない曲を直前に勧められてしまったり、同じ曲であっても調やテンポを変えさせられたりというのも困る・・・。

そこで、匿名で仕事が頼める某マッチングサイトで「自分の録音・動画を送るので、1曲400字程度で改善点を指摘して欲しい」という仕事を募ることにした。
すると、結構「やります」と来るものだね。ただ、クラシック音楽に詳しくなさそうな人も手を挙げてきたので、一応「音大卒に限定させていただきます」というコメント入れておいた。

まずは試してみようと思う。


「良い声」と言われのるがコンプレックスなんです。

2021-06-10 17:16:00 | 声楽(レッスン)
10人中9人が私の歌を評して言う言葉。「いい声ですね~。声量もありますね」

正直、あまり嬉しい言葉はない。
自分より声量が小さくても高い評価を受けている歌手なんてわんさといる。

日本歌曲のコンクールでは声を聞かせるというよりもクリアに言葉を伝えるということが重視されていたようだ。

それとよくあるのが「いい声なんだけど、~(基礎がダメとか、音程が悪いとか、否定的なニュアンスの言葉が出る)」という意味でも使われる。


そこで、六大卒の先生に相談してみたら、「あらいいじゃない、羨ましいわ。私言われたことないし」と言われてしまった。

でも、名ソプラノは決して「いい声」なんて言われない。

本当にソプラノの声を褒めるなら「きれいな声」「魅了させる声」「素晴らしい声」とかだろうに・・・


音楽事務所コンサートの曲目

2021-06-08 07:43:00 | 声楽(レッスン)
8月から9月にかけて3回ほど音楽事務所のコンサートに出ることになった。
いずれもギャラなし、ノルマで15~20分程度なんだけどね。
演奏者は大体5~6人、そのうちソプラノが自分以外に1~2人いる。
そのもう一人のソプラノと曲が重ならないようにと考えてしまう。
なので、イタリア系のオペラアリアばかり教えられているバリトンの先生の曲は出せない。

<1回目>
日本歌曲+オペラアリアと考えていたのだが、他のソプラノが日本歌曲で有名な歌手とF歌劇団の方というので、重ならないようにとドイツ歌曲にした。
コロナ直後にキャンセルになったR.シュトラウスのリベンジといきたかったが、声楽の人は意外とポピュラーな選曲が多いようだというのがわかり、「ドイツ歌曲の歴史」をテーマとすることにした。

ベートーヴェン : 懺悔の歌
シューベルト : 君こそやすらい
ブラームス : 永遠の愛
ワーグナー : 夢
R.シュトラウス : 献呈

<2回目>
もう一人のソプラノの方はわりと幅広く活動されているタイプの方かな・・・
日本歌曲でそろえることにした。これも「日本歌曲の歴史」をテーマとすることにした。

山田 耕筰 : 砂山
弘田 龍太郎 : 浜千鳥
平井 康三郎 : 九十九里浜
中田 喜直 : 悲しくなったときは
木下 牧子 : 草に寝て・・・

<3回目>
イタリア近代歌曲とフランス歌曲にする予定だが、まだ未定

「〇〇歌曲の歴史」をテーマにすれば、選曲はグンと悩まなくなるものだね♪

それにしても、日本歌曲を教えられているメゾの先生は、先生のご都合で2か月空いてしまうので、選曲の相談はできず。本当は中田喜直の新しい曲見てもらいたかったんだけど・・・

歌曲の指導をお願いしている六大卒のソプラノの先生は、レスピーギ⇒フォーレ⇒ドナウディ⇒シューマン⇒R.シュトラウスと一貫性のない作曲家の短い曲ばかり勧めて来るので、一定の時間内のプログラムを組みにくい。

「好きな曲持ってきて」も無責任だと思うけど、直前になって曲を変えるように言われるのもやりずらい。今回は粛々と自分で練習した方が良いような気がしてきた。
というわけで、今まで本番に通したことがある曲を中心に選定した。

歌のことなら何でも相談できて好きなようにさせてくれるL先生にお願いしていれば・・・なんて思いつつも、あの雑談の長さにはどうしても耐えられなかった・・・