るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

椿姫2幕1場終わりました

2022-06-01 07:38:00 | オペラ(出演)
椿姫2幕1場のワークショップ公演が終わった。
初めて参加する団体だったが、共演者はオペラ団体Bの関係者が多かった。

2幕1場のバリトンとのデュエットは椿姫の中では一番好きな場面。


それにしても、ハグシーンの慣れないこと。
アルフレード氏にまで笑われてしまった・・・。
「オバサンをからかったな」って思ったけど、そういえばL先生の発表会で「ボエーム」1幕のデュエットを歌った時のテノール氏の反応も自分は笑っていたっけ、と思った。

ジェルモン氏と共演するのは、これで4回目だが、アルフレード氏は初めて聞く名前の方だった。

そして厳しいのが、ソリストとしての動き。
オペラ合唱なら周囲の人の動きに合わせればそれで済むのかもしれないが、それができない。
オペラ合唱などやっても、ソリストとしての舞台には何の役も立たないということが、はっきりした。
そして自分の年齢では、その克服方法を学ぶ場がないというのが何とも。


コロナで本業も「まい・くらいあんと」も多忙になった。
そして、60歳過ぎでソリストとしてオペラに出ている歌手は、特殊な事情を持つ人しか知らない。
若くて優秀な人もどんどん増えていくだろう。


オペラ団体Bの時の共演者が「仕事は定年があるが、歌にはない」と言っていたが、私はその逆なのである。私の業界で50代では十分な「若手」であり、70代になっても現役で仕事をしている人はいるが、その人に対してあえて年齢のことを取り上げている人は見ない。

コロナ需要がなくなったら、歌うこととは両立困難な講師業も増やさないとならないかもしれない。

なので、「またチャンスが欲しい」とは思うし、年に1回はオペラの役に取り組みたいけど、今の機会を大事にするしかない。

そんな状態で次の本番の予定といえば、

6月25日:ドイツ歌曲研究会 (クローズな場):ベートーヴェン「ゲレルト歌曲」
8月6日:音楽事務所コンサート 日本歌曲中心&リュ―のアリア
11月:地域の音楽祭(やるかやらないかは、検討中)

というところ。