るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

あと10日

2017-08-30 14:29:00 | 声楽(レッスン)
そもそも何のためにやることになったんだっけ?と言いたくなる自主企画コンサート。
本当に泣きたくなる。

プロのテノール歌手には、「無料のコンサートに出る人」という目で見られるのは失礼である、ということで、チケットは2000円にしろ、というのがL先生の意見であった。。
席数の多い会場だったら、知り合いに無料ご招待ができるが、今回は狭い会場なので、それはできない(必ず、ドタキャンする人が出て来て、会場運営に影響する)。
けど、満席にはなりそうな感じはする。

先生の要求も「2000円にしろ」と言いつつ、「未熟なアマチュアだけど、頑張っていま~す」という雰囲気も出せ、と言うのである。
こんなことしたら、普通「金返せ」って思わないか?
私以外の門下2人は音大卒なのに。

それに、やっぱり、慣れないフランス語のアンサンブル、本当にしんどい。

いつかリサイタルやりたけど、知人しか集客できる自信がないから、他の人と合同で、といえば、その人たちはアンサンブルをやりたがって・・・というとても面倒な状態。
これは同業者コンサートでも同じことになっている。
一体、誰と組めば良かったのだろう?

サクラを連れてきてくれる伴奏者とかいたら、すご~く良いなって、思う。高くてもお願いしたい。

大声コンテストみたいなオペラ・アリアも、他の場所で使いまわしができないアンサンブルも嫌い。
早く連作歌曲集かモノオペラをやりたい(泣)。




先約は守ります

2017-08-25 09:25:00 | 声楽(レッスン)
私が仕事でもプライベートでも大切にしていることは「先約優先」。
だから、オペラから足を洗いたいと思っても、今の時点で入っている予定は、辞めない。

9月:門下3人+プロのテノール歌手とのコンサート
11月:地域の音楽祭3か所:室内楽伴奏で、全演奏時間150分(全てが歌ってわけではないけど)
来年4月:オペレッタ。メゾの役
来年6月:「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・アンナ?
来年7月:室内楽伴奏で同業者コンサート

そのうち、11月と来年7月はオペラではない。
同業者コンサートについては、小規模編成の室内楽伴奏になるので、古楽のレパートリーが非常に多い。このコンサートでオペラアリアをやるとしたらバロックが中心になってしまう。それに、意外なことに私はよく「古楽が向いているのでは?」と言われる。
理由として心あたりがあるのは、私にはヴィヴラートがない声、つまり響きがなく喉が締まった声だからである。オペラを歌うにはまずこれが解決できないと、と思うが、それは15年も具体策が理解できないまま続けてきて、自分にとってはまず改善の余地なし、という結論に達した。理由も明確であるが、今後どうなるというわけでもない。
初心者の頃に、価格よりもレッスンにこだわるべきことがあったのではないか、という反省もしているが、音楽のレッスンはマンツーマンなので他の稽古事よりも高額になりがちで、しかも一人暮らしということもあって、当時の私にはそこまで考えが及ばなかったのである。

オペラ・アリアをやらなくなっても、他にも声楽のジャンルはあるからね。

オペラを続けるべきだと言う意見もあった。ここまで私のことを考えてくれているのかとじ~んとは来たが、脇役で随所レギュラー出演している独学アマチュアの方から「オペラ楽しいよ!」と言われても、今一つ説得力がない・・・

辞められない愚

2017-08-20 10:45:00 | 声楽(レッスン)
9月上旬の自主企画コンサートの後は11月には地域の音楽祭、来年4月にはオペレッタ、7月には同業者コンサートの予定。
本当は、声楽、特にオペラについては、もう辞めても良いのではないのかなと思うのに、タイミングを見計らうことができずに続いていく。
もう、改善の見込みはないのに、だらだらと続けて、お金と時間と労力を無駄にしていくばかり。本業の世界で言えば、典型的な「倒産させる社長のタイプ」であろう。

ヴィオレッタという一生の思い出もできたことだし、「アマチュア団体」を謳っている団体でさえ、N会やF歌劇団との競争は避けられないが、今のやり方で努力したら、互角に戦えるほどレベルがぐ~んと上がるなんて、とっても想像できない。
心当たりのある理由はいくらでもあるが、過去は変えられない中で、自分自身はどうするのかっていうことだと思うが、その解決策は見いだせない。

「私はよくこのような欠点を指摘されますが、それは私のどの器官がどうなっている状態をいうのですか?そこを直すには何をどうすれば良いのですか?」と質問しても、シュールな答えばかり・・・

結局、解決できなくても、とりあえず難しそうなアリアでも渡しておけば、満足してくれる人として見られているということなのだろうね。
はっきり「オペラアリア嫌いです」と言っているんだけどね(溜息)
「継続は力なり」というけど、ふんだんなお金と時間がある人ならともかく、普通の人が正しい方法がわからないまま続けても、何もしない人よりダメということになりかねないと思う。

かつて
「夕食抜きの生活をして痩せることができないアナタは、発表会には出せない」
と言ったバレエの先生が本当に誠実に見える。


地域の音楽祭

2017-08-19 09:21:00 | 声楽(レッスン)
本業繋がりから運営委員として11月に予定している地域の音楽祭は、今年は自ら演奏することになった。
概ねのレベルとしては、音大出身者も少なくはないが、ノーギャラならやりません!という人もいない。アマチュアのグループもいる。
会場によって、人気にバラツキがあるので、曲目やプロフィール等で選別する場合がある一方、不人気な会場は演奏者を探しているわけで。
というわけで、同じ日に3か所で演奏することになった。
ピアノなしの会場で、伴奏は、管弦楽の仲間に。
特に、午後の明るい時間帯については、フルート2名、ファゴット1名の伴奏でいく。
彼らの機嫌を損ねないように、気を使っているのだった。


仏和辞典購入

2017-08-15 23:18:00 | 声楽(レッスン)
15年も親しんできたイタリア語や学習経験のあるドイツ語と違って、フランス語は読み方すら知らない状態だった。
大人になって習い始めた先生はフランス歌曲が専門だったらしいが、勧められたことはない。

けど、カルメン、なかなか歌詞が覚えられない。
そこで辞書を購入。単語の一つ一つを調べておかないと、歌詞は覚えられない。

早い所、オペラ・アリアもデュエットも早く終わらせたい。
もう大声コンテストにしかならないのだから、オペラから足を洗いたい。
確かに私はプロ歌手になるつもりはないが、大声コンテストで食べていくつもりもないぞ。
これまで、間違った発声法が矯正されそうになっても、1年も経てば「好きなアリアでも持ってきて」になってしまうんだから。もううんざり・・・。

けど、「チケット捌いてあげようか?」という申し出が何か所からあったりして、プレッシャーはあって・・・