るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

今年の出来事&来年の目標(歌編)

2022-12-31 22:29:16 | 声楽(レッスン)
昨年の今頃、「来年の抱負」というのをこのブログで書いた。
それを振り返ってみると

①紙芝居形式のモノオペラを動画配信する
⇒動画配信を行う企画に参加しようと思っていたのだったが、その企画自体なくなった。
②コンクールで賞を更新する
⇒「基本はベルカント」とコロコロした曲ばかりやらされて、コンクールに出せる曲がなかった。
もうベルカント嫌い!
③ヴェーゼンドンク全曲を歌う
⇒できた!
④毎日声楽に取り組む(外国語の単語調べ含む)
⇒やっぱり無理。特に家族の在宅時間が増えたのが困惑。
あ、でもイタリア語勉強したおかげで、動詞の変化形が理解できるのは助かった!


来年は、
①オペラの役を1つは欲しい
⇒でも、「声をかけてもらえる」のが基本なのだよねぇ・・・
これじゃあ、受け身だよな。
②コンクールで賞を更新する
⇒コロナに入ってから休止していた日本歌曲のコンクールが再開するらしい。今回は色々な所で受けたい。
③本番12~15回
⇒コロナ前の基準に

とはいえ、今年「椿姫」2幕1場をやらせてくれた団体は解散することになった。
音楽事務所についても、色々な連絡が鈍くなっている状態で、これまでと同じようにできるか怪しい感じがする。

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完成不十分なフランス歌曲

2022-08-19 14:33:55 | 声楽(レッスン)

六大学卒の先生からデュパルクの「旅へのいざない(L'invitation au voyage)」のレッスンを受けていたが、フランス語の経験が浅いということもあって、まだ十分に本番に出せるほどでもない。だからこそ十分に歌いこんで本番に出せるようにしたいと思っていた。

だが、次は同じデュパルクの「フィディレ(Phidylé)で」と言われてしまった。今の曲を本番に出せるようになるまで続けるというつもりだったのに、ちょっとショック。しかも次の曲も結構難しい。「並行してやっても良いから」とは言われたものの、いつも60分のレッスンで発声練習が半分くらい、残りで曲を歌うが、大体1曲だけで終わってしまう。かといって90分にしては?と思うと、元々高いレッスンなのに、さらに1.5倍というと、流石に金銭的に常時継続は難しい。

15分枠の本番に出ることが多いが、この先生についても、本番に出せる曲に取り組めるのは難しいのではないかと思うようになった。

それなりに声量があって、「良い声」と言われるし、レパートリーもかなり多い方だと思うけど、ただ表現力や音程、曲作りは難点なのが素人から抜け出せない、という私自身の課題を解決するにもあまり役立っていないような気もするし。

そもそもなんでレッスンに通うのかと言えば、本番で上手く歌えるようになりたいから、のはずだけど、あまり役立っていないような・・・

そこで、先生の発熱による次回レッスンのドタキャン。

これまでの先生でも、進め方や方針で「なんか違う・・・」と思ったことは何度かあるが、「辞めます」と言い出すタイミングについては非常に悩んで行動に移せなかった。

チャンスだと思うことにしよう。

 

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演奏会終わりました

2022-08-14 07:57:14 | 声楽(レッスン)

新しいブログに引っ越してから初めての本番が終了した。

音楽事務所の15分枠での演奏会で、曲目は

①大中寅二「椰子の実」

②中田喜直「むこうむこう」

③中田喜直「だからその海をみない」

④プッチーニ「トゥーランドット」より「お聞きください、王子様」

 

準備している段階で一番難しいと思ったのが、何度も拍子が変わる③.

「だから乙女は、その海をみない」という言葉が何度も出てくるのに、入りのタイミングも拍も毎回変わってくる。

あと、「やっぱり難しかったんだな」というのが①。大人になって声楽のレッスンを趣味として再開して半年後くらいの時に同じ曲を歌ったのだけど、少なくとも④のリューのアリアよりも難しいのだった。ということに気付いた。よく知られている曲だから、お客さんの反応は悪くはないのだけどね。

 

後で、毎回顔を出してくれているご婦人に感想を聞いた所「良く知っている曲ばかりで良かった」ということだった。

お客さんが楽しめるかどうかって、単に歌が上手い下手というだけではなく、意外とこういうことなのかもしれない。

 

音楽事務所からは「ぜひこの曲もやって欲しい」と楽譜を渡された。日本語の訳詞になっているウクライナの歌だった。ちょっと調べてみたけど、よく歌声喫茶などで歌われていた曲のようだ。

 

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久しぶりです!

2022-03-15 23:08:00 | 声楽(レッスン)
月に数回はこのブログを書こうと思っていたのだが、すっかり間が空いてしまった。
本業はコロナで多忙であるが、その分、疲れが出てきたので、来年度からは少しセーブしようかなと思う。特に長時間拘束されるような仕事は減らそうかと。パソコンを開かないと答えられないような内容の電話を平日昼間にかけてこられるのがすごくストレスに感じるのである。
 
声楽の活動は続けている。
今年は、誘われても合唱はやらないようにしよう。
もう300曲近くのレパートリーがあるのだから、それらの曲のメンテナンスでもコンサートならかなりのプログラムが作れるようになるだろう。

それと、イタリア語の先生に週1回つくことになった。イタリアに数十年暮らしていたという日本人のアラ還の女性の先生。
そもそも、声楽を20年近く続けて、しかもカトリック信者なのに、イタリアに行ったことはない、イタリア語も話せないって何?って思った。・・・とはいえ、今までイタリア人にリアルに会ったのは5回、そのうち2人は日本語も話せるって状態だったが。

ドイツ語・フランス語の勉強もやめない。とりあえず、伊独仏「オール3級」を目指す。なお、この3言語のうちの難易度を自分の感触で言うと、同じ「5級」で一番難しいのはイタリア語だと思う。
イタリア語5級は独検3級に匹敵するレベルかと思う。具体的には、時刻を聞き取るリスニング問題、ドイツ語で言う現在完了形はhaben支配とsein支配の動詞に分かれるが、イタリア語の近過去でもavere支配とessere支配に分かれ、それが独検3級と伊検5級で出題される。
内容はイタリア語は、身内や親類、家族の話が多いが、ドイツ語はアカデミックなシチュエーションが多い。


音楽活動については、毎年2月に父の出身地で行われている日本歌曲のコンクールは今年も休み。どうやらピアノコンサートになったらしい。
1月に音楽事務所の演奏会で15分間の本番があり、同業者の大先生方が見に来てくれた。
3月には自主企画コンサートでヴェーゼンドンク歌曲集全曲など、全部で45分ほど歌う。
4月もまた音楽事務所の演奏会、5月下旬は椿姫のヴィオレッタの2幕1場を通して歌う予定なのである。



今年の振り返りと来年の抱負(歌編)

2021-12-31 23:17:00 | 声楽(レッスン)
昨年の今頃、「来年の抱負」というのをこのブログで書いた。
それを振り返ってみると

①團伊玖磨「マレー乙女の歌へる(ハイライト)」の演奏会を開く
⇒これはできなかった。やっぱり遠い先にフルート氏とピアノ伴奏者と会場を確定させないと
②コンクールで賞を更新する
⇒OK。しかもプロコンクールでそれができた。
③全然「次の曲」と言わないメゾの先生に別の曲を提案してもらう
⇒ようやっと「鳩笛の唄」を提案してもらえた・・・
④毎日声楽に取り組む(外国語の単語べ調含む)
⇒無理・・・

振返ってみると、前半はプロコンクールや音楽事務所のオーディションに受かったりと好調だったのだけど、本業の多忙さで後半は不調なことに。先生の提示する選曲も「一体、これどこの本番で歌えばいいんじゃい!?」って曲ばかりになってきたし。

で、来年は・・・
①紙芝居形式のモノオペラを動画配信する
⇒動画で紙芝居形式なら演技とか気にしなくて済むかなって思って。考えている演目があるのだけど、カット&アレンジで配信して著作権的に問題ないのか、確認要。
②コンクールで賞を更新する
③ヴェーゼンドンク全曲を歌う
⇒場所とピアニストは確定済
④毎日声楽に取り組む(外国語の単語調べ含む)
⇒どんなに忙しくても記録を取って何か一つするのを目標としようかな。
夜遅く帰ってきても、単語を一つでも調べるとか、音読するとか。

というところです。