るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

演奏会のパートナーを考える

2017-10-29 10:05:00 | 室内楽
コンサートを自主企画すると、悩むことがある。それは集客のこと。
本当は連作歌曲集かモノオペラでリサイタルをやりたいと思うのだけど、殆どのお客様は、自分の知人が中心になるだろう。
そこで厄介なのは、終演後はお客さん同士を紹介する必要が出てきたり、交友関係が丸見えな状態にはなるし、良く言えばアットホームだけど内輪同士の甘さが出てきて、マナーも微妙だったり・・・
最悪、「まぁまぁ、るりこんちゃん、そんな難しそうな歌はもう良いから、こっちにきてお喋りでもしようや」なんてことになりかねない(そう言ったのは夫である)。

なので、「誰か」と合同でということになるのだけど、それがまた問題なのである。

ギャラを払ってプロに頼むと、演奏会全体のクオリティは高くなるし、こちらの要望にはイヤな顔しないで引き受けてくれるが、そのプロが集客してくれることは期待できない。そして、「プロ歌手に失礼」という理由で、ある程度の金額の有料演奏会にした時のプレッシャーが半端なかった。
では、アマチュアのベテランで、伴奏者だけプロを頼む場合、ベテランのアマチュアはオペラのアンサンブルをやりたがってしまい、私の「連作歌曲集をやりたい」は、プログラムのコンセプトが合わなくなってしまうのである。
では、管楽器とか弦楽器のアマチュアは?と思うと、どうも彼らはソリストとしての技量を上げることより、ある程度音が出るようになったら、アマオケで活動したいと考える人が多い様子。少人数でやろうと思っても、知らないうちに他の器楽の人を勧誘していたりする事態になっていたりする(笑)。そして、室内楽だらけの曲目の中、自分だけ歌+ピアノで出る時の居心地の悪さといったら・・・
悩んだ結果、ピアノのような独奏楽器で1人でリサイタルやれるだけのレパートリーがあるアマチュアと組むのが良いのでは?と思った。問題はどうやって探すかだね。


自分の勉強方法を変える

2017-10-27 19:26:00 | つぶやき
9月のコンサートで悟ったことは、まず自分が意味を理解できない言語の歌はやってはいけない、ということ。
以前は、歌詞大意は押えても、1つ1つの単語が何を指すのか、そしてどういう意図をもって変形しているのか、ということまで知らなくても、語呂で外国語の歌を覚えることができたのだけど、今はそれができない。
1つ1つ単語を調べないと、歌詞は覚えられない。
つまり、理解できないものを覚えることは不可能なのである。
だから、「感覚で覚えなさい」「真似をして覚えなさい」といった指導もおそらく身に着けることはできないような気がする。
L先生は、「何のためにこれをするのですか?」と質問した男性の生徒のことを「偉そう」と怒っていたが、私もそれが理解できないと覚えられない。

そんなわけで、フランス語とイタリア語の入門書を購入。ドイツ語は独検3級のテキストからやり直し。でも、ドイツ語だってかなり忘れている・・・

歌詞を覚える時間が早くなったら、他に時間を割けるからね・・・

かつては、語学の勉強を一生懸命していたが、海外と取引のない企業に就職して、独立後もローカルな仕事をしているせいか、今一つ語学を勉強する動機付けがなかった。

フリーランス講師のマッチングサイトを見たら、独検3級なのに、カフェで「ドイツ語ワークショップ」のセミナー開いている人がいる・・・
正しい方法を学べないまま歌を続けてこれ以上の上達は無理なら、語学だけでも何かのネタになれば良いかも。


今年の目標を振り返る

2017-10-24 21:26:00 | つぶやき
手帳のシーズンなので、ちょっと振り返ってみる。
「えっ?こんなこと言っていたんだっけ?」なんて思ったりした。
青は達成済。赤は未達成。

まずは全体から


①今年こそ会社員時代の収入を超える

まだまだ・・・
②1ヶ月に5冊は本を読む
これはなんとか・・・というか数えるのを忘れていた
③声楽の本番以上の回数の講演をこなす
本業の講演の数自体も増えたのだが、不本意な声楽の本番ばかりで、減らせなかった。
④体重は10%減らす
(これが実現できたら、ビジネスプロフィール用の写真を撮り直す)

体重はずっと横ばい。増えも減りもしない。でも、写真を撮り直したら「痩せた?」と聞かれた。おそらく、脂肪が下がってきたためと考えられる。
⑤お金にならなく楽しくもなく、何にもつながらないことは辞める
まさにこんなことがどぉ~んと増えた。
⑥1年に1個は資格を取る
これは4月にかなった
⑦ショパン「雨だれ」、ドビュッシー「月の光」を間違わないで弾く
高校時代にやったことだったのだけど、ソナチネとこれらの曲の中間の難易度の曲ってあれば良いな。
⑧月に1回は、新作の料理を作る
やってないな・・・というか、料理まで夫任せに・・・これからでも少しずつバリエーション増やしていこう
⑨税金使わない仕事を自分で見つける
10月にかなった。
 
歌に限定させた目標は次の通り。
 
①良い先生を探す努力を怠らない。来年4月の本番が終わったら動く。

ウィーン宮廷歌手のレッスンは有益だった。けど、常にお願いできないのが、悲しいところ。
②お金にならなく、かつ楽しくもなく、何にもつながらないことは、今後誘われても断る
これはできなかった。というかむしろ増えた。反省。
③連続演奏時間30分以上の本番を作る
これは、11月の地域の音楽祭で、できる見通し。
④パッサージョの音程に気を付ける
⑤息の安定したコントロール
この2つはまだまだ・・・大分良くなってきたとは思うのだけどね。
⑥めげずにコンクール・オーディションは受ける
一応、声を聞いてくれた上でヴィオレッタの3幕に指名されたわけなので・・・


今からでも、間に合いそうなのはないかな・・・


スケジュール管理

2017-10-22 08:30:00 | つぶやき
同時に複数の本番の準備をしなくてはならないので、こんなものを作ってみた。
私は、IT業界出身だから、複数の「何をいつまでにしなくてはならないのか」ということを管理しなくてはならないことには慣れていた。
いわゆる「ガントチャート」もどきみたいなもの。曲ごとにいつまでに、何回練習するか、というのを作ってみた。

通常、矢印を書いて管理するのだけど、その日ごとの練習した回数というのを書きとどめてみたいから、正の字でやることにした。
歌詞を音読するだけ、歌詞を間違えていないかチェックするために書いてみる、歌詞なしで歌う、しっかり歌詞をつけて歌う、というバリエーションを考えて、色分けした。

本当は手帳で管理できると良いのだけど、やらなくてはならない、やめるべきことを見直していく必要があるから、随時作ることにした。
本当は、本業こととか、本業と関わりのある勉強とか、諸々のことも含めてA4用紙1枚に収まるように見直すべきなのだろうな。

きっと、歌のためにこんなことをする人はプロでもアマでも私以外にいないような気がする。



手帳が気になりますね~

2017-10-21 07:57:00 | つぶやき
本屋に立ち寄ったら、来年の手帳と運勢を書いた本がもう出回っていた。
私の来年の運勢によると、手帳は白いカバーのものが吉なのだそう。
いつも使っている、高橋書店とか日本能率協会のものは、白いカバーの手帳を出していなかった。
で、白いカバーの手帳を探してみたけど、女性向きのものが多く、「幸せになるための一言」みたいなコラムが乗っていたり、内容が今一つ。
それで、池袋のロフトにも行ってみたけど、結局、ピンとくるものがなかった。

今年の私の手帳の条件というのは、こんな感じ。

①コマギレ時間の作業とか移動時間も管理したいのでバーチカルタイプ
②複数のことを同時にする必要があるので、ガントチャートがあること
③メモ欄が多いこと。
④1日ごとにToDo+自由メモがあると良い
⑤カバーは運勢の良い白
⑥サイズはA6
⑦きちんと手に取って確認してから購入できること

今年を振り返ると、意外と一週間ごとのToDoというのは使わなかった。

条件に合うのを考えると「じぶん手帳」というのが良いらしいが、カバーが透明で安っぽい感じがした。他にCitta手帳というのがあるらしいが人気がありすぎて、注文で7000円くらいになるらしく・・・

②の「ガントチャート」については、書き込める項目自体が少ないものが多いようだから、諦めるかな・・・