るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

K座ワークショップ

2019-07-30 09:02:00 | 声楽(レッスン)
とても忙しくて、申し込んでいたことさえ忘れそうになっていたK座のワークショップ。
日程は3日連続というスケジュール。楽譜とCDが送られてきたが、とても譜読みできる時間はなく、録音を数回聞いて、歌は2,3回さらった程度。送付状には「音取してきて下さい」と書いてあったので、それくらいで良いのかと思っていた。

この数日前にオペラの役を貰ったので、創作オペラということで通じるものがあるかもなんて思ったりした。

芸大でもよくやっているというK座おなじみの体操の後、オペラの一場面と歌曲、合唱曲の練習。最終日は成果発表会と言う流れ。暗譜は必要。
他の受講者は、リピーターが多いようだったので、流れも曲も知っている人が多かったけど、私は全然わからなくて。
この団体は作曲家が設立者ということもあって、レパートリーもその設立者中心なのだけど、なんだかレチタティーヴォみたいなフレーズが多いのが特徴的。けど、じぃ~んとくる良い曲も多い。

なんとか短期集中で暗譜ができて、ゲネより本番の方が調子良かった。
「力まないで歌えている。オペラのように声は聞かせようとするな。リズムが良くない」という講評をもらった。

3日間連続ではなくて、せめて1週間おきに3回とかの方が、やりやすいと思うけどな。


日本歌曲だけの発表会

2019-07-30 08:52:00 | 声楽(レッスン)
L先生の所で日本歌曲だけの発表会を行った。
前半は、懐メロを含む唱歌。後半は好きな日本歌曲、という構成。

一部合唱の部分なんかもあったりするのだけど、どんどん暗譜が苦手になってきている・・・

主に歌った曲は
・砂山(山田耕筰)
・悲しくなったときは(中田喜直)
・ねむの花(中田喜直)
・風をみた人(木下牧子)
・夢(木下牧子)
・草に寝て・・・(木下牧子)

声を張り上げずに歌えるものばかりにした。

あと、チラシやらプログラム作成やら、会計やら色々な手続きも任されてしまったので大変。
ゆかたの着付けの人が開演前に帰ってしまうから、その人が終わるまで謝礼を渡すのを待たなくてはならず、自分の着付けはお願いする時間がなかったり・・・




古巣から声がかかる

2019-07-30 08:10:00 | 声楽(レッスン)
オペラ団体Cの「魔笛」の公演の2、3週間くらい前、デビューした時のオペラ団体Aから「魔笛頑張っているらしいですね。海外公演、行けないよね~」なんて連絡が来た。「はい。無理ですけど、応援しています。」と返答。デビューした時の役は若いズボン役だし、音大生やら若手歌手なんていくらでもいるだろうから、もう関係ないと思っていた。
「魔笛」の終演のお見送り時に、オペラ団体Aで一緒だったメルセデスさんに遭遇。「海外公演、行かれるのですか?応援しています」と言っておいた。

3日ほど経って、海外公演から数週間後の凱旋公演にデビューした時の役で出ないかという話があって、参加することになった。前よりもチケットノルマが安いのがありがたい。


魔笛終わりました

2019-07-30 07:40:00 | オペラ(出演)
「魔笛」が終わった。
侍女3はもう3団体から「頼まれた」ので、「持ち役」と呼べるとは思うけど、つくづく本物のメゾになりたいって思ってしまう。

これまでの「魔笛」で一番ストレスを感じたのはこの団体だった。
オペラ団体Aの「魔笛」が蕁麻疹レベルだと、こちらは頭痛レベル。
まぁ、1か月前の団体は、演技どころではなかったので、その分ストレスはなかったけど。


キャスティングはオーディションではなくて、誰かの紹介で来ることが多いようだけど、イタリア系の団体から来た人が多くて、「ドイツ語読めな~い」なんて言いながら、演技のことはあれこれ気にしている様子だった。

ちゃんと楽譜のト書き読めよ。ドイツ語だけどなっ!対訳にも書いていなければ、辞書を引いて調べる。他の役も誰に何を言っているか確認しろ。それで、「並ぶ順番ガ~」って、よく言えたものだ。

ドイツ歌曲の研究会のメンバーには、バカにされてしまいそうで、とても案内できなかった。
先日前、音大教授から「ストレスを感じない環境を作ることも大切だ」と聞いていたので、なんとか思い直そうと。

マーラー、難しい

2019-07-30 06:35:00 | 声楽(レッスン)
7月の4回連続イベントの第一弾は、ドイツ歌曲の研究会だった。
これは、年度ごとに作曲者や作詞者などのテーマを決めて、定例の度に、1人ずつ歌って、聞き手がいろいろなコメントを言う形式。

今回はゲストにメゾの音大教授が来られていた。
音大教授はベテラン2人に対して、公開レッスンをしたのだけど、ビフォーアフターがとてもわかりやすかった。

月影先生は、音大教授に私のことを「まだ素人なのよ」と言って紹介した。「まだ」っていう意味は「プロ」になれる可能性はあるというニュアンスなのかなぁって、ちょっと嬉しかった。

けど、マーラーの「思い出(Erinnerung)」がっ!
本当に難しい。マーラー特有の和声がついていけない。
月影先生曰く、「マーラーの中で知名度が低いが、良い曲だし、入門向け」といういことだったのだけど。
これは音大教授からは「しっかりソルフェージュさらいましょう」って当たり前すぎることを言われて終わり。
R.シュトラウスの「万霊節(Allerseelen)」については、下顎に力を入れ過ぎないようにという音大教授のコメントだった。
この集まりって、いつも発音とか解釈のことばかりなのだけど、その音大教授は発声重視の様子だった。

帰り際、「人前で歌うのって、緊張したでしょう?」なんて声をかけてきたベテランさんがいて、入門者レベルってことかと、がっかりした。