るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

ソプラノ・リサイタル

2007-01-31 22:39:10 | 声楽(鑑賞)
職場のビル内にある小ホールで、25年イタリアにいたが、数年前に戻ってきたというソプラノのリサイタルを聞きに行った。
客をなごませようと、歌い手が自ら曲を解説したり、色々な話をしてくれている。
その話の上手さが印象深い。
ヴィヴァルディの「私はジャスミンの花」の解説で知ったことだが、イタリア語で「ジャスミン」はジェルソミーナというのだそうだ。映画の「道」のヒロインって、ジャスミンに由来する名前だったのか、と知る。
歌では、宝石の歌をドラマンティコ・ソプラノで聞いたのは新鮮だった。また、夕鶴の別れのアリアは涙が出てきた。
職場の真下だったから、たまたま行ったのだけど、他の人たちは、その方の教え子が多かったようだ。演奏活動を活発になさっている先生だと、チケットを買わされたりして大変なのかなぁ、なんてよぎってしまった。


カストラート

2007-01-30 10:46:47 | オペラ(鑑賞)
TSUTAYAでビデオを借りてきた。
劇中の歌がすばらしい。2人の歌手の合成ということもあり、確かに同一人物の歌ではない、と思われる部分が多々あったが、それでも超人的である。
また、当時のバロック・オペラの演出も知ることになる。現代から見ると、笑ってしまうような仕掛けが多い。
また、ロンドンでの「国王オペラ」と「貴族オペラ」の対立という背景の存在は、覚えておきたいと思った。
ヘンデルは、「名曲解説全集」によると、アリアにケチをつけた歌手に向って犬呼ばわりする、気難しくてイヤなオジサンのイメージがあったが、やはりその通りのキャラのようである。


主人公の兄の作曲家リッカルド・ブラスキって、聞かない作曲家だが、CDを検索すると、いくつかアリアが出ているらしい。しかし、偉大な弟なしでは名前が残せなかったようである。
それにしても、モノにした女性を兄弟で交代するとは・・・yellow7

正月太り

2007-01-22 22:49:19 | つぶやき
実は今、自転車で通勤している。
もしも事故に遭えば、労災は出ないのだろうけど。
毎日、お金をかけずに運動できる機会が欲しくて。
2ヶ月ほど続けて去年の段階で1kg減ったが、正月太りで2kg増えた。
3月のコンサートにはドレスが入るようにしたいものだ。

結局2曲にした

2007-01-19 23:13:05 | 声楽(レッスン)
3月の10分枠の演奏会からの主催側からの郵便が来た。
登録時「10分程度」だったのが「出入りも含めて10分以内」になっていた。
というわけで、トスティは"O dolce sera(甘い夕べ)"と"Lultima canzone(最後の歌)"の2曲だけにした。
「甘い夕べ」は、単調な旋律なのだが、1番目と2番目が微妙にリズムが違っていて間際らしいし、"come retitativo"と表記されている箇所がある。今までレチタティーボつきの曲はやったことがなく、皆口々に「レチタチィーボは難しい」と言っても、何がどう難しいというのかわからなかったが、①イタリア語を話すように言う必要がある②伴奏に頼ることはできない③リズムを崩れやすい、というところなのだろうか?もっと出てくるとは思うが。