るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

次の日本歌曲の選定に難航

2021-03-30 18:39:00 | 声楽(レッスン)
メゾの先生の所で、もう1年以上取り組んでいる平井康三郎の「九十九里浜」。
なかなか「次の曲」とおっしゃらない。
そして、コロナで本番もないので、なかなか新しい曲を打診することもできない。
ずっと、発声のことばかり仰っていたが、前回のレッスンでは、ようやく曲のアナライズについても言うようになってくれた。
そして、テノールが声を聴かせるための曲だとばかり思っていたが、女性が作詞家ということもあり、女性視点でも良い歌なんだ!と認識した。

もしコロナが明けたら来年こそは、日本歌曲のコンクールで父の出身地へ行きたい。
そのための曲をどうしようか考え中なのだが、ポイントはいくつかある

・審査員は日本語の聞き取りやすさを重視するので、歌詞は文語体のより口語体の方が良い。
・言わずもがなで、自分の声に合っていること
・1曲あたりの演奏時間は3~4分。それより短くても長くてもダメ
・なるべく他の人が選ばなさそう
・あまりポピュラーすぎない方が

ところが、この条件に合う曲というのは、そんなに見当たらないのである。
曲探し、難航している。


奨励賞受賞

2021-03-20 06:31:00 | 声楽(レッスン)
先日受けた「国際コンクール」という名のコンクールの結果が届いた。
「奨励賞」だった。予選通過者は3分の2だし、下には「入選」もいるし、そもそもある程度自信のある人でないとコンクールなんて受けないと思う。
同等の賞を取った人の活動などを確認してみると、音大出身者や声楽指導者、N会会員やF歌劇団団員は結構いるということがわかった。
それに、多くの成功しているように見える歌手は、何度もチャレンジして失敗の数も多いのだろうとも思う。

でもなんだか、素直に喜べないんだよなぁ。結構歌い込んだ曲だったのだけど。
結果通知には「286名の参加者があり」と書いてあったが、部門が細かく分かれているし。
過去にリーサさんが、1位だった部門なのだよなぁ(沢山プリマをやられているプロの方だけど)。
期待した講評は同封されていなかった。

入賞者演奏会は7月に開催されるらしいが、チケットノルマ7万円くらい。伴奏依頼も考慮すると10万円くらいになるだろう。
・・・ノルマ分集客できる能力があるというのなら、リサイタルでも開いた方が良いだろうと思う。


コンクール本選

2021-03-06 19:03:00 | 声楽(レッスン)
今日はコンクール本選だった。
「国際」という名前がついていて、音大出身者も受けるし、プロのプロフィールでもよく見かけるけど、年齢制限はないコンクール。

あまり情報がないけど、とりあえず備忘録のつもりでメモ。

予選のCDを送った後、10日くらいで本選通過通知が来た。
早速、知人のピアノ伴奏者に声をかけて快諾していただき、本選料を振り込んだ上で本選申込書を送付。

本選案内によると、通知率は3分の2くらい。
入賞者演奏会のチケットノルマもかなりのもの。「入選で最下位」という経験者のブログも見かけた。

それでもって、今日の本選。
オペラ団体Aでよく本番があったおなじみの場所。検温のため、駐車場の中を歩かされる。
集合時間の10~50分後くらいに本番がある旨が書いてあったが、10分間で発声練習と着替えをするのは無理だろう。
念のため、本選通過通知に指定されていた集合時間の1時間前に到着して受付を済ませる。
ところがかなり早く進んでいたようで、その指定時刻の10分後くらいには、控えていなければならない状態。
早めに来て良かった。
おそらく、本選通過通知者全員に出していたが、本選を辞退する人もいたので、かなり早い時間に進むことになったのだろう。

2組前に呼び出され、1組前で同じ部屋。
審査員は10人くらいいて、半分が外国人、殆どが音大教授のようだが、会場にいるのは3人。他の先生はリモート審査らしい。

居合わせた人たちは殆どが声楽の大人。年齢的にはバラバラかなぁ。
服装は、殆どがドレス。プリンセスラインとストレートラインが半分くらいずつ。
本選会場はホールではなくて、練習室だったけど、他人の演奏は聞けない。
歌っている最中、カリカリと書き出した審査員がいたから、講評は貰えるのかも。
終わったらすぐ帰る、一週間後、関西でも本選があるから、結果は今月中くらいかな。

何はともあれ、今年は公募されている本番が少ないのだから、募集されているコンクールで出身大学や年齢の制限のないものについては、かたっぱしから受ける。