るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

いざ、チュニジア!

2014-08-23 10:58:00 | つぶやき
いきなりですが、チュニジアに1週間ほど旅行することになりました。
一緒に行くのは、仕事の関係のグループですが、まぁ観光に近いかな。
個人旅行でないので、海外旅行はウキウキという感じでもないのですが、一人ではなかなか行きづらい場所かもしれない。
有名なのは、「ディドとエネアス」の場面のカルタゴ。

砂漠は40℃くらいの気温になるらしいです。
今話題のエボラ出血熱の地域ではありませんけど、ああ、体調が心配・・・


昨日のレッスン

2014-08-15 10:06:00 | 声楽(レッスン)
昨日はL先生のレッスンだった。
基本的に、L先生のレッスンの予約は、「都合の良い日があったらその都度予約する」ということだったが、それだとなかなか予約がとれなくなってしまうので、9月の本番まで、まとめて予約を取ることにした。

私はもう一度基本に戻りたいという気持ちがあるので、もしもL先生が、コンコーネ50やイタリア古典歌曲も見てくれるのなら、しばらくL先生にレッスンを絞ろうかと思って、打診してみたけど、「アマチュアの大人は好きなものを歌ってチャレンジするべき」というスタンスであるので、難しそうだと思った。

L先生の生徒は、年配の人が多い。
年配の方は地道に基本をやれるほどの時間がなくて焦る、事情を聞いたことがあるが、私は何の技術も身につかないまま、これから何十年も歌い続ける方が不安でならない。
他の生徒も、イタリア古典歌曲を歌っている人は殆どいない。これは、何十年も歌い続けている人が多いから、ということもあるのだが。

コンコーネについての考え方は、ソルフェージュの練習と受験対策くらいのものだ、ということで、あとは上手くなりたいのなら、自分が歌いたい曲でテクニックを身に着けていけば良い、ということであった。


レッスンの曲は、チャイコフスキーの「憧れを知るもののみが(Nur wer die Sehnsucht)」と「パリアッチ」の「鳥の歌(Storidono Lassu)」。
チャイコフスキーの歌曲は、アメリカの楽譜のネットショップのサイトによると、「入門レベル」となっていたから、身の丈に合ったような安心感がある。
「鳥の歌」は、F先生の所でもレッスンを受けたところがあるけど、入りの"Qual fiamma avea nel gualdo"をおどろおどろしくやりすぎないように、レチタティーボなので軽い感じで、と言われた。私としては、ここは夫のDVに怯える女性のようにやりたかったんだが。この曲は、最後まで通すと、疲れてしまいがちなのだけど、音程を喉で取ろうとする悪いクセの影響である、ということに気付いた。



「魔笛」侍女3 稽古スタート

2014-08-13 23:59:00 | オペラ(出演)
「魔笛」侍女3の稽古が始まった。
アマチュアといえども純粋なレイトスターターとは、ちょっと違う事情もあり(実はそれが厄介なのである)、自分自身の素質のなさに気づいて行き詰まって抜け道が見いだせないけど、目の前のことに取り組んでいる。

「なんで、アナタが侍女1じゃないの?」とL先生に言われたが、ソプラノというのは、軽くて若い声であるべし、というのがここでのスタンダードらしい。
侍女3はアマで裏方を一生懸命にやっているメゾの方がなるのだろうな、と思っていたが、童子3になった。

準備期間が短い、パミーナと侍女2は視覚障害者でその関係の集客も狙う、ということもあって、演奏会形式になるかもしれない、とのこと。
侍女2は、よく合唱を歌っている現在は関係ない仕事をしている音高出身者で決定、侍女1は未定だが音楽系短大出身者にオファーする、ということだった。

他にも、タミーナやモノスタトスはキャスティング未定、ザラストロの箇所はカット、ということに。
特に男性の役が厳しい。

決まっていない役について「○○さんは?」と言えば、容姿で「やめた方が」というアリサマ。
同じ舞台に上がる歌い手として、歌よりも容姿でケチつける姿勢って、一体どうよ?

ん~、いつものことながら、準備期間が短すぎ。
公演回数が多いほど儲かるってわけじゃないのに、有料公演でも恥ずかしくないレベルを求めるのなら、それなりに期間をとってほしいと思う。

それでも、役を貰えるだけでも、すんごい嬉しい。
まして、「魔笛」は中学時代に自分がオペラを好きになったきっかけとなった作品。
初心に帰ったような気持ちがする。

F先生にも、侍女3の役をもらえたことを報告した。
「リタ」の宿題を出されていたから、合わないだろうと思って、「魔笛」の本番まで休んだ方が良いのか?と思ったが、「『リタ』の他に『魔笛』のパミーナの役も持ってきて」という返事だった。


久々のコンサート

2014-08-12 09:23:00 | 声楽(鑑賞)
昨日は、自分が歌う側ではなくて、聴く側に専念できたコンサートに行ってきた。
チケット代は2,000円で、それほど大きくはない都内の公的ホール。

歌手は8人。K音大のオペラ研究室の関係者が多かったが、主催者は東大卒二期会ソプラノの方。
音大卒ではなく、音楽とは関係のないビジネスで成功して今も活躍中で、しかも二期会の方、というので、関心があった。
もしかしたら、私の目標になるかもしれない、なんて期待を持ちながら。

でも、詳しい経歴を見て、「なるほど(遠い目)」と思った。
MBAに留学したついでに、現地の音楽院にも通っていたのね・・・
ご自身で、音楽普及活動の団体を立ち上げている、ということだが、それはスポンサー確保や集客の面で、本職のノウハウを活かされているようであった。
国内の音大卒であれば、有名にはなれなくても、教える側につくことで、生徒に自分のコンサートやオペラのチケットは売れるのだろうけど、そうでないのなら、それなりのノウハウが必要なことは想像できる。

肝心の演奏の方は、重めの声で、情念たっぷりな日本歌曲とか似合いそう。
ややコントロールされていないような所はあったけれども、十分に「プロレベル」だと思った。
むしろ、一緒に共演した若手院生や研修生の方が、未熟な感じ(まぁ、初々しくて可愛らしかったけど)。

でも、その中に、有望そうな若手テノールがいて、将来が楽しみであった。


次はドニゼッティ・・・

2014-08-10 00:34:00 | 声楽(レッスン)
今日は、F先生のレッスンの日だった。
先日の小曲イベントは大失敗であったことを報告。
「直前レッスンでは好調だったのにね~」ということだった。
声は重くなっているので(というか加齢に伴い声は重くなっていくものだそうな)、そのバランスが取れない状態ではないのか、ということだった。
「確かに緊張しました」とは言っておいたけど・・・

前回本番の教訓としては、どうしても外したくない本番をやる場合は、プレ本番の機会を一度持った方が良いのではないか?と思った。
20分枠公募のコンサートの主宰者が毎月10分枠最大90分までで「リハーサルの会」なるものを企画しているので、こういうのに出てみるのも良いのではないかと思った。

コンコーネ25は16を次回もう一度やるけど、17も見てきて、ということだった。
う~ん、コロが続くな。
次にアリアは、ベッリーニの「カプレーティとモンテッキ」の「ああ幾度か(Oh quante volte)」。これは本当久しぶりだった。またもう一度、歌詞から読みなおさなくては。

そして、「次回まで見てきて」と言われたのは、ドニゼッティの「リタ」の「この清潔で愛らしい宿よ(E lindo e civerttin)」。楽譜を持っていないので、帰りに新宿の小田急ハルクの山野楽器に立ち寄って、ドレミ楽譜出版社の「ドニゼッティ オペラ アリア 名曲集」を購入。
Ricordiのドニゼッティ・アリア集は持っていたけど、この曲は入っていなかった。

これまたノリーナのようなコミカルでコケティッシュなキャラクターで。
ツェルリーナでさえ恐ろしいことになっていた、というのに大丈夫なんだろうか、と我ながら思う。
L先生だったら、私にはドニゼティは絶対勧めないだろう。
私は、ドニゼッティは、ある程度の声の重さを求められる貴婦人・女王キャラならやってみたいけど、アディーナとかノリーナみたいなブッファのキャラならあまり乗り気じゃないし、自分に合うとも思えない。

私は久しぶりにイタリア古典歌曲とかやってみたいんだけど。

それにしても、10月下旬に「魔笛」侍女3やるのに、同時期にやって大丈夫なものかしら?
ちょっと様子を見て、考えよう。