るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

ドイツ・オペラのアリア

2008-03-16 23:31:59 | オペラ(鑑賞)
昨日は所用で銀座へ行った。
山野楽器で、ロルツィングの「ロシア皇帝と船大工」のDVDを購入。
ロルツィングは聞くのも見るのも初めてだが、ピョートル三世という、有名な歴史上の人物が登場するから、馴染みやすいと思ったのである。

ヤマハでは、ドイツ・オペラのアリア集がないかしら、と立ち寄ってみたが、ない!
国別オペラ・アリア集は、イタリア、フランス、ロシア、アメリカがあり、他にはサルスエラやオペレッタ、日本人では三木稔と石井歓のアリア集があるのに、ドイツのみのオペラアリア集はない(オペレッタは除く)。
私が持っている春秋社の「アリア名曲集」には、モーツァルトとかワーグナーはじめ、いくつかあるが、そのくらいのものである。
他に思いつく、ドイツ・オペラの作曲家ということで、R.シュトラウスやベルクのオペラの全曲ヴォーカル・スコアを見たら、皆1万円以上はして、高い。ま、歌えないのは分かっているんですが。

早速、帰宅後、ロルツィングの「ロシア皇帝と船大工」を鑑賞。
ヒロインのルチア・ポップが可愛い。
音楽も悪くはない。
知名度が低いのは、その前後の作曲家に埋もれてしまったからなのだろうか?

だが、春秋社の「アリア名曲集Ⅰ」に載っている祝婚歌の2番目がカットされている!
ヒロインのマリーはスーブレット~リリコ系の役だと思うが、ドイツ語の言い回しさえ、きちんと練習すれば、レパートリーにならないこともないかなと思う。
しかも、ロシア民謡調で私の好みの曲である。