るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

自主企画コンサート

2015-01-22 22:43:00 | 声楽(レッスン)
同じ系列企業出身で、お互いフリーランスになった後も、現在も同じ仕事をしてコラボもやっている人(Sさんとしておこう)と、4月下旬に自主企画コンサートを行う予定。
ところが、関連会社出身で、趣味も職業も同じ、ということで、盛り上がり、「いつか一緒に舞台に出ましょうね」ってところで始まったのだが、意外と大変なんだなって、実感。

まず、伴奏者の依頼。これは、自分が歌いたい曲の伴奏を弾いてくれって、頼むのだから、私はしかるべき金額でそれなりの人で性格的にも合いそうな人を選ぶべきだと思っていた。
だが、その彼女は、最初伴奏者を無料でピアノが趣味の友人に依頼しようとしていたのだった。
いくらアマチュアでも、自分の好きな曲ではなくて、2時間無料でこちらの指定する曲を伴奏してくれって、そりゃあ、嫌がると思う。
なので、2時間5万円くらいでやってくれる人を探してみようかと、提案。そうすると、「合わせも込みの金額なら」といいつつ、「他にも器楽の趣味がある人の参加も募る」ということになった。
・・・参加者が多いと、その分1人あたりの費用は減るからねぇ。
けど、その価格で、しかも声楽も器楽曲も伴奏可能、という要求に応えられるものなのだろうか?
ダメモトで、知っている人に声をかけてみるつもりではあるけど。
参加者が多くなると、全員が集まれる日というのも限られそうな気もする。

Sさんは、バロック、モーツァルト、ベルカント系が得意ということだから、私もそれに合わせようかと思っていたけど、器楽の人も入ることで、プログラムのテーマがブレないかな、というのも心配。
早く、曲目も考えないといけないと思うけどねっ!



久しぶりのミミ

2015-01-21 02:00:00 | 声楽(レッスン)
今日は、L先生のレッスンだった。
曲はワーグナーのタンホイザー「いと高き殿堂よ(Dich tuere Halle)」とボエームの1幕の二重唱「ああ、愛らしい乙女よ(O soave fanciulla)」、3幕の「あなたの愛が呼ぶ声に(Donde lieta)」を歌った。いずれも6月の発表会で歌うための曲である。
ボエームはいずれも本番で経験済。ソルフェージュ的な問題はないが、更に表現力や発声に磨きをかける、ということだった。
また、この二重唱の演技、すごく困るな・・・

ワーグナーは拍の取り方がわかりにくい。二分音符を1拍と数えるか2拍として数えれば良いのか?ワルキューレで「あなたこそは春(Du bist der Lenz)」を歌った時もそうだったが、出だしからいきなりフォルテで入る。
この構成が、プッチーニなどのイタリアオペラとは違うんだな・・・と改めて思ったりした。

あと、日本歌曲からもう1曲持ってくるように、と言われたので、考え中。
サラっとしたのにするか、それとも情念たっぷりな感じのものにしようか・・・

4月の発表会はリタ

2015-01-10 15:39:00 | 声楽(レッスン)
昨日はL先生の所で歌い初め、今日はF先生の所でレッスンだった。

L先生のところで6月に発表会の予定があるのだが、これは「タンホイザー」の「いと高き殿堂よ(Dich, tuere Halle)」と「ボエーム」1幕の二重唱と3幕の「あなたの呼ぶ声に(Donde lieta)」になりそう。他にも何曲か歌曲をやっていたけど、「どうせ大きいホールで歌うのならアリアにしなさいよ」っていうことで。
重唱曲も他の曲も提案はしたが、昨年やったボエームの二重唱をまたやってブラッシュアップっていうことになった。
昨日は、その「いと高き殿堂よ(Dich, tuere Halle)」の譜読みから始まった。2分音符で拍を数えるべきか、4分音符で数えるべきなのか悩むところ。
「パリアッチ」の「鳥の歌」は、「これは漬物のように一旦寝かせておいて、また時間が空いてから再度やりましょう」ということになった。この曲、最初のレチタティーボが好きなのだけど、進むと進むほどどんどん疲れていくんだよな。

今日は4月にF先生のところで、発表会はリタで決まり。
リタとパミーナを同時期に始めたのだけど、パミーナの方が完成度は高いが、リタの方が華やかで本番向き、だということで。
パミーナだったらオケで歌っても良い、ということだったのだが(編成上、お金がかからないらしい)、せっかくの機会と思いつつも、今年は、オペラでもお金がかかるかもしれない、という気持ちもあった。
パミーナはまたの機会に、ということになったので、軽めの歌曲を持ってきて、ということになった。ロッシーニ歌曲にするか、イタリア古典歌曲2にするべきか考え中。リタが長調の楽しそうな曲だから短調の曲がいいかな。
今回こそコンコーネ25の18は上がれると思ったのに、上がれなかった(涙)。


あけおめ

2015-01-02 17:04:00 | 声楽(レッスン)
あけましておめでとうございます。
まずは、昨年の抱負を振り返ってみたい。


①ボエーム1幕の成功:○
これは、まずまず。といっても、ビデオを見た限り、今後の課題も沢山あるんだが。
んー、そもそも何をもって「成功」というのか・・・?という目標自体が・・・

②まずは声楽を続ける:◎
他人からあれこれ批判されても、何だかんだ言って、まずは継続に勝てるものはないというのは確か。
貧乏暇なしのはずの個人事業主になっても続けられることには感謝。
むしろ、フリーランスになったからこそ、音楽で理解できることも出てきた。

③10曲本番に出す:△
今年歌ったのは、
・シューベルト:「糸を紡ぐグレートヒェン」「笑いと涙」
・ワーグナー:ワルキューレ「君こそは春」
・日本歌曲:「風の子供」「風を見た人」「沙羅」
・ロッシーニ:ウィリアム テル「暗い森」
・ヘンデル:セルセ「オンブラ・マイ・フ」
この8曲に限っては、はっきり「本番」と言える。
そのうち、5曲は2回本番に出したことになる。

その他、内輪だけのコンサートでは、以下のものを歌ったのだが、
・レオンカヴァッロ:パリアッチ「鳥の歌」
・チャイコフスキー「憧れを知る者のみが」
参加者の互いに甘い雰囲気が否めなかった。
あとは、ボエーム1幕の二重唱2曲とアリア1曲、魔笛侍女3の重唱4曲、オリジナルオペラの合唱約20曲、老人ホームでのアンサンブルを含めるかどうか・・・
つまり「本番」と言っても、その質も肝心だし、オペラとコンサートの違いもあるし、独唱・合唱・重唱の違いもあるし、ということで目標自体が・・・というところ

④30分間歌う:×
やっぱり、機会を見つけるのが難しい。
20分枠のコンサートを企画している小さなホールで、30分の公開リハーサルなるものを見つけたから、まずはここからスタートかな。
知人が一緒に自主コンサートをやらないか、と声をかけてくれたが、弦楽器の人も集めるつもりなので、それほど持ち時間が長くならないかも。


今年の声楽の抱負としては、
①またオペラ全幕で役をもらう。
自分がオペラ・デビューした和製現代音楽のオペラをまた公演するらしいので、今度は別の役を狙いたい。

②30分間歌う
重唱も入れれば、何とかなる?
それともまずは、20分枠で公募している所で、10分間隔での公開リハーサルの募集をしているので、これに応募するか・・・

③オペラは地方公演に参加する。
今年は、海外旅行の予定がないので、せめて地方で歌いたい。

④ヒミツ。
客観的に上達していることが成果としてわかるような場に加わりたい。

というところ。


あと、運動不足なのでバレエか水泳を習いたいけど、バレエは今より10kg体重が少ない時に、先生から「アンタ太っているから発表会出さない」と言われたし、水泳は、種目ごとの検定試験があるようだが、寒さに負けないかと心配。
自分が続けやすいのはどちらだろう?と悩み中である。