るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

今年最後のレッスン

2010-12-28 23:30:00 | 声楽(レッスン)
最近、仕事で、人と話す機会が減ってきている。
なかなか人と仕事で話すことができないと、いざという時、何も言えないような気がするのが恐ろしい。
数百人のホールで歌うのが平気なのに、数人の前でプレゼンテーションするのが抵抗がある、というのは、自分でもおかしい。(もっとも、前者の場合は他人の作品を練習通りに再現することが求められるが、後者の場合は自ら考えた内容を発表しつつ聞き手の反応などによって、その都度話すことが変わったりするという違いがある)
1月半ばに短期間だが、他の部署のヘルプに行ってほしいと、上司から言われた時、その不安を話した。「あなたが思っているほど、ダメだというわけじゃないから」なんておっしゃっていたが、励ますことは上司である以上、大切なものなのかもしれない、と妙な納得を感じたのだった。

平日夜の振替レッスンを受けてきた。残業はしないよう、何とかはぐらかしてきた。
そこで、先生からどのような仕事をしているのか?と改めて聞かれたので、答えたら、「じゃあ、あまり話をする回数は多くないですね。他の生徒さんはコールセンターで働いている人が多くて、のどが心配なのよ」とおっしゃった。
確か、歌手専門の耳鼻咽喉科医を訪れたときも「できるだけ大声を出さない仕事が望ましい」というようなことを言っていたっけ。

最後のレッスンは、コンコーネ50の47番、マノン・レスコーの「華やかに着飾っても(In quelle trine morbide...)」と、「口づけ(Il bacio)」の前半をやった。
コンコーネの前半は、今までやったこともなかった「カ」でやることに。
マノンは前半は大分改善した、とおっしゃってくださったが、最後のB♭が課題だろうということになった。
「口づけ」のようなちょっとしたコロラトゥーラの曲をやることに対しては、「声が重い人でもやった方が良い。避けていると声が回らなくなる」とおっしゃっていて、私も同感だと思った。この曲はノリから入った方が良いということだった。

Il bacio

2010-12-27 23:39:00 | 声楽(レッスン)
明日は、声楽のレッスンの予定。いつもは土日だけど、先生の体調不良(?)なのか、振替に。
で、何度かスタジオで、アルディーティの「口づけ(Il bacio)」を練習しているのだけど、難しい。それでも、弾き語り目指して、年末年始は実家のピアノで伴奏も練習してみようと思っている。
最高音がBって、昔ロジーナをやって以来。
難しいけど、コロラトゥーラのステップアップには良さそうな感じがする。

正月に聞くクラシックといえば、ウィンナーワルツ。この歌曲もウィンナーワルツみたいで、作曲者はヨハン・シュトラウスなどと同世代のよう。イタリア語の歌曲でウィンナーワルツ、という組み合わせがちょっと不思議。


ドナウディ修了

2010-12-13 22:10:00 | 声楽(レッスン)
コンコーネ40の46番は難産の末に修了。次の47番は下降する三連符が難しそう。
ドナウディの「雲雀のように(Come l'allodoletta)」も修了。シンプルそうでいながらも、ディテールにこだわると結構難しいものだな、と思ったが、最後は「あなたに向いている曲」と言われた。
それから、マノン・レスコーは相変わらずリズムとるのが難しい。なんで8分音符が後に続いてくるのか、変につられてしまう。なんとか自分で拍を取ろうとしているんだけど、前奏ともテンポが違うし。
ドナウディが修了したので、次はイタリア近代歌曲をやりましょう、ということだったのだけど、では何を?ということになったら、アルディーティの「口づけ(Il bacio)」と、サルティの「いとしい人から離れて(Lungi dal caro bene)」を見てきて、両方がムリあったら、「口づけ(Il bacio)」優先で、と言うことだった。
「いとしい人から離れて(Lungi dal caro bene)」の楽譜は元々持っていたけど、「口づけ(Il bacio)」は、持っていなかったので、帰りに山野楽器に立ち寄った。全音は「イタリア歌曲集・4」または「イタリア近代歌曲集・1」に入っていて、どちらを選んだら良いのか迷ったけれど、「イタリア歌曲集・4」はバロックが沢山入っているが、先生が「近代歌曲をやりましょう。」と言っているのだから、「イタリア近代歌曲集・1」を購入した。

帰宅後、「イタリア近代歌曲集・1」に入っている他の曲って、何があるのだろう?と思ったら、知っているのは、「口づけ」「語れよ」「フニクリ フニクラ」「妖精の瞳」「勿忘草」「(マスカーニ&ルッツィの)アヴェ・マリア」「花占い」「(マスカーニの)セレナータ」「春よ」で、知っている曲は3分の1しかない。youtubeで検索してみると、他の曲も出てきたけど、どうもテノールの方が向いているのでは?と思ったり、全く出てこない曲もあったりした。
「口づけ」は、元々知っていて、コロラトゥーラの練習によさそうと思っていたけど、改めて練習をしようとすれば結構難しいだけでなく、歌詞も、日本人の感性では何とも・・・


なぜ?と思ったこと

2010-12-09 00:23:00 | 声楽(レッスン)
よく拍手コメントというのがつくことがある。
どうして、ブログのコメントじゃなくて、拍手にコメントがつくんだろう?と思ったら、「声楽(レッスン)」のカテゴリにはコメントが書き込めないように設定してあったのを忘れていた。

「日記」のつもりで、始めたことで、「興味のある人は読んでみて」という気持ちでインターネットに公開したことだったので、日記に他人のコメントがつくというのがイマイチ、ピンとこなかったのだった。双方向的なコミュニケーションだったら、掲示板でいいや、と思ったいたのだけど、掲示板の方は今は下火な様子。


書きたくても書けないこと

2010-12-08 01:00:00 | 声楽(レッスン)
中高時代にオペラ歌手にあこがれ、社会人になって趣味として声楽を始めて7年以来、書きたくても書けない出来事が起きている(具体的に書けば実名バレる可能性アリ)。
先生にも報告したら喜んでくれて、協力して下さるとのこと。

それにしても、とても収穫が大きい。とても勉強させられる思いである。