るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

喉を閉めないで

2006-07-08 21:40:14 | 声楽(レッスン)
声楽のレッスンで非常に分かりにくい指示である。どうしてこういうことを言うのかはわかるけど、こう不明な言葉を言われても改善しようがない。

声帯は2つの膜のような器官で閉じることで声が出ると「テノール・ドクター」と名乗る耳鼻咽喉科医のレクチャーコンサートで知った。そこに摩擦があるように力を入れると良くないのだとか。だから声が出る時は声帯が閉じているときということになる。
気管のことであるとするのなら、そのまま歌えば呼吸困難になるはず。

あくびをする時のようなやり方だと知り、やってみると響き方がかなり変わって先生は満足したご様子だったが、今まで声が出ていたはずの「ああ、信じられない」の最後のカデンツァで声がでなくなった。
結局、今日は「私の名はミミ」をやらなかった。