ハッピーハロウィン!
…ってエキスポシティでは何もハロウィンディスプレイしてませんでした。
ですが仮装してる人は一人だけ見かけました。どこかのパーティに参加するのでしょうか。
これは大阪市内のある商店街のディスプレイ。ここは各商店がカボチャを飾り頑張ってます。
やっぱりね。コロナ禍でもやれるだけのことはやる!気合ですね。
朝ドラ「エール」のも第20週に入りました。
遂に先日10月29日にクランクアップされたそうで、実に1年1ヶ月の撮影期間。コロナで中断して志村けん氏も亡くなり、絶対に誰も感染者を出してはならない状況で、撮影頑張られたと思います。でもメイキング動画とか見てたら、みんな以前と変わらない楽しい撮影現場で、メイキングの方が見ごたえあるぐらい(笑)。
先日のあさイチプレミアムトーク、久志を演じている山崎育三郎さんのワンマンショーと化していましたが、素晴らしい「エンタメびと」っぷりでした
声がね!いいのよね。「艶のある声」「華のある声」ってこういう人をいうのかな。
でも、小さい時に小椋佳さんのミュージカルで主役を演じてたなんてビックリ。小椋佳さんのミュージカルは当時話題になってました。輝ける「いっくん」に拍手です
ドラマ中では、あの王子様久志が戦後ご実家も没落して身寄りも無く、ボロボロ状態で闇市の一角で酒と賭博におぼれている、という設定でした。
久志のモデルの伊藤久男氏も、戦後の一時期「戦犯としてとらえられるかも」と恐れ、酒におぼれていた時期があるそうなので、史実も取り入れてるとはいえショッキングでした。あの美しい後妻さんのお義母さんも、紳士のお父さんも亡くなってしまったなんて。ちょっと意地悪だったお手伝いさんはどうしたのかなあ。桁外れにゴージャスなお屋敷だったので、今、お仏壇がある佐藤家がひっそり侘しい(実際の伊藤久男さんのご実家は戦後も繁栄されてたそうですが)。
久志に赤紙が来て壮行会やってる時、藤丸さんはいなくて「あれ?」と思ったけどその時はお別れしてたんかな。かなり長い間会ってなかったのかも。でも藤丸さんはずっと久志が好きだったのね。
華やかだった久志の変わりようを見ていると、戦争が人の運命を変えて、ゼロどころかマイナスから復活する過程って、なんて長い時間なのだろうと思う。
ただ一生懸命に生きてきただけなのに、戦争で日本が負けたことで「戦争に加担した歌手=罪人」扱いされるのが悔しい。
大衆って勝手なもんだ。流行りの時はもてはやすのに、流行が去ると冷たくなる。
焚き火で焼かれる「暁に祈る」のポスターを、呆然と眺める久志の目が虚ろで悲しい。
「栄冠は君に輝く」は誰もが知る甲子園(全国高等学校野球選手権大会)の応援歌。
学制改革で従来の「中等学校」が「高等学校」になり、中等学校野球歌は既に山田耕筰氏の曲があったそうで、インパール慰問先で会った新聞記者から古関氏に作曲の依頼が来た、という流れは史実に即しているようです。
誰もいない甲子園に立ち、熱闘と歓声を想像しながら作曲したであろう場面は、あの「紺碧の空」を作った時とかぶりますね。
思えば「紺碧の空」では久志が裕一を助けてくれた。最初の出世作で名曲となりました。
あのときの反対で、苦しむ久志をなんとか説得して歌の世界に立ち戻らせるため、あれやこれやと奔走する裕一さん。池田さんまで使って久志の新曲レコーディングまでこぎつけました(池田さんと久志のバクチ。あれは池田さんのイカサマだと思う)。
コロンブスレコードの録音室だけど、久志は歌手として契約してたのに今はどういう身分なんだろう。フリーなのかな。
そして最近の裕一さんは、廿日市さんを通さず直に仕事の依頼を受けてるから、どういう仕事の仕組みになってるのかなー。鉄男はおでん屋→新聞記者ときてまた作詞家一本で食べていけてるのかな。鉄男に赤紙が来なかったのは記者だからかな。
と、いろいろ妄想しだしたらキリが無いのですが、朝ドラって「ナゾの部分」が滅茶苦茶多いのが、「はね駒」「澪つくし」見ててよ~くわかったので、もう考えないようにしよう(笑)。
戦後、ドンと老けた感が出てきた裕一さんですが、風体だけでなく言ってることにも厚みが感じられるようになってきました。昔はあんなにアワアワしてたのにね~。
歌い手として久志の多彩な実力を推すことを、朝一新聞の記者さんに猛然と訴えるところ、ただのゴリ押しではありませんでした。音楽に対する真摯さが感じられる絶妙なセリフ回しでした。
でもこの話も、そもそもビルマに行かなかれば記者さんとも会ってなかったわけだし、「人との不思議な縁」で運命を切り開いていく裕一らしい展開です。
甲子園に再び、今度は久志と二人で立って、裕一が投げたボール=エールを、久志が歌で返すところは、ある意味このドラマのハイライトでした(毎週のように「週末はハイライト」だ)。
ゆっくりとアカペラで歌う「栄冠は君に輝く」の、なんと美しいことか。
長く苦しい時を経て、再び友が輝けるように願った裕一さんの、思いが天に届くかのようでした★
…ってエキスポシティでは何もハロウィンディスプレイしてませんでした。
ですが仮装してる人は一人だけ見かけました。どこかのパーティに参加するのでしょうか。
これは大阪市内のある商店街のディスプレイ。ここは各商店がカボチャを飾り頑張ってます。
やっぱりね。コロナ禍でもやれるだけのことはやる!気合ですね。
朝ドラ「エール」のも第20週に入りました。
遂に先日10月29日にクランクアップされたそうで、実に1年1ヶ月の撮影期間。コロナで中断して志村けん氏も亡くなり、絶対に誰も感染者を出してはならない状況で、撮影頑張られたと思います。でもメイキング動画とか見てたら、みんな以前と変わらない楽しい撮影現場で、メイキングの方が見ごたえあるぐらい(笑)。
先日のあさイチプレミアムトーク、久志を演じている山崎育三郎さんのワンマンショーと化していましたが、素晴らしい「エンタメびと」っぷりでした
声がね!いいのよね。「艶のある声」「華のある声」ってこういう人をいうのかな。
でも、小さい時に小椋佳さんのミュージカルで主役を演じてたなんてビックリ。小椋佳さんのミュージカルは当時話題になってました。輝ける「いっくん」に拍手です
ドラマ中では、あの王子様久志が戦後ご実家も没落して身寄りも無く、ボロボロ状態で闇市の一角で酒と賭博におぼれている、という設定でした。
久志のモデルの伊藤久男氏も、戦後の一時期「戦犯としてとらえられるかも」と恐れ、酒におぼれていた時期があるそうなので、史実も取り入れてるとはいえショッキングでした。あの美しい後妻さんのお義母さんも、紳士のお父さんも亡くなってしまったなんて。ちょっと意地悪だったお手伝いさんはどうしたのかなあ。桁外れにゴージャスなお屋敷だったので、今、お仏壇がある佐藤家がひっそり侘しい(実際の伊藤久男さんのご実家は戦後も繁栄されてたそうですが)。
久志に赤紙が来て壮行会やってる時、藤丸さんはいなくて「あれ?」と思ったけどその時はお別れしてたんかな。かなり長い間会ってなかったのかも。でも藤丸さんはずっと久志が好きだったのね。
華やかだった久志の変わりようを見ていると、戦争が人の運命を変えて、ゼロどころかマイナスから復活する過程って、なんて長い時間なのだろうと思う。
ただ一生懸命に生きてきただけなのに、戦争で日本が負けたことで「戦争に加担した歌手=罪人」扱いされるのが悔しい。
大衆って勝手なもんだ。流行りの時はもてはやすのに、流行が去ると冷たくなる。
焚き火で焼かれる「暁に祈る」のポスターを、呆然と眺める久志の目が虚ろで悲しい。
「栄冠は君に輝く」は誰もが知る甲子園(全国高等学校野球選手権大会)の応援歌。
学制改革で従来の「中等学校」が「高等学校」になり、中等学校野球歌は既に山田耕筰氏の曲があったそうで、インパール慰問先で会った新聞記者から古関氏に作曲の依頼が来た、という流れは史実に即しているようです。
誰もいない甲子園に立ち、熱闘と歓声を想像しながら作曲したであろう場面は、あの「紺碧の空」を作った時とかぶりますね。
思えば「紺碧の空」では久志が裕一を助けてくれた。最初の出世作で名曲となりました。
あのときの反対で、苦しむ久志をなんとか説得して歌の世界に立ち戻らせるため、あれやこれやと奔走する裕一さん。池田さんまで使って久志の新曲レコーディングまでこぎつけました(池田さんと久志のバクチ。あれは池田さんのイカサマだと思う)。
コロンブスレコードの録音室だけど、久志は歌手として契約してたのに今はどういう身分なんだろう。フリーなのかな。
そして最近の裕一さんは、廿日市さんを通さず直に仕事の依頼を受けてるから、どういう仕事の仕組みになってるのかなー。鉄男はおでん屋→新聞記者ときてまた作詞家一本で食べていけてるのかな。鉄男に赤紙が来なかったのは記者だからかな。
と、いろいろ妄想しだしたらキリが無いのですが、朝ドラって「ナゾの部分」が滅茶苦茶多いのが、「はね駒」「澪つくし」見ててよ~くわかったので、もう考えないようにしよう(笑)。
戦後、ドンと老けた感が出てきた裕一さんですが、風体だけでなく言ってることにも厚みが感じられるようになってきました。昔はあんなにアワアワしてたのにね~。
歌い手として久志の多彩な実力を推すことを、朝一新聞の記者さんに猛然と訴えるところ、ただのゴリ押しではありませんでした。音楽に対する真摯さが感じられる絶妙なセリフ回しでした。
でもこの話も、そもそもビルマに行かなかれば記者さんとも会ってなかったわけだし、「人との不思議な縁」で運命を切り開いていく裕一らしい展開です。
甲子園に再び、今度は久志と二人で立って、裕一が投げたボール=エールを、久志が歌で返すところは、ある意味このドラマのハイライトでした(毎週のように「週末はハイライト」だ)。
ゆっくりとアカペラで歌う「栄冠は君に輝く」の、なんと美しいことか。
長く苦しい時を経て、再び友が輝けるように願った裕一さんの、思いが天に届くかのようでした★