お仕事大佳境は峠を越して、N杯に大手を振って…いけるのだろうか。ただひたすらに疲れた。でも頑張って目標はクリア。結局「月のオペラ」「ワルプルギスの夜」「ギター座の使い」「デルジベットのランタン」と、版画を4作こしらえました。あ、でも明日つうか今週、もうひと頑張りしないといけない。まだまだ気は抜けない!
「ウルルン」のバルセロナ飴屋さんが楽しかった。あ~○○年前にあのサグラダ・ファミリアで感動したな~。懐かしい。私は美術をやってなかったら、和菓子職人か飴細工師になりたかったのです。でも、あの「熱い」「重い」「素早い」作業はとてもマネ出来ない…あの女の子は根性あるなあ。
結局、ロシア杯(→もう、プロトコルも出た出た)が一番、カメラアングルがマトモだったよーな気がする?会場もほどほどに良い盛り上がりで綺麗でした。関西では地上波はやはりありませーん。
男子FS、BS朝日はいきなりジョニーで始まるではないか。クリムキン、ジュベと3人だけ!女子はマイヤー、亜紀ちゃん、セバスチャン(セバスちゃん?)、恩ちゃん、ソコロワちゃん、の5人。あの幼稚っぽいスタジオトークを整理したら、あと一人、確実にサンデューは映るよ…いや、映すのがつらい内容だったかも。サンデュー、プロトコルが悲惨(…てんてんてん)。今日は「ダメッ子エマ」でした。
柴田君もワンシーンだけで残念。でも何故かスタジオは、柴田君をあたたかくフォローフォロー(?)FSはいちおう転倒はなかったもようです。全日本で艶姿を拝みましょう。あと、グリアツェフはさっぱり映りませんねえ…くー(悲)。
★ジュベールのFSを見てたら、あたかも旧採点法時代にタイムスリップしたかのような感慨を覚えました。そうだよね~男子はみんな、4回転が2個入るか、3個入るか、苦労してたものね。本田君が4シ-ズン前に四大陸FSで跳んだのが、やはり印象的でした。4T2回、4S1回。6.0も出たものね。でも、あの時は他のジャンプがややミスしてたので、今回の完璧なジュベールが「ジャンプ的には史上最高」の記録ではないかな。ティムが最高かもしれんけど、やはり彼とはスケーティングにおおいに差があるわ。
氷の上にキスする仕草がな~んとなくヤグっぽい(笑)。でも、ホントに東京で頂点に立つのは、ジュベール~?このままいくと~?
体を絞って万全に調整してきてることもだけど、スポーツ選手として「大人」になったような気がする。いや、でもこの人は「ここぞ」でパニくるからな…昨年のワールドと五輪のFSトラウマが、まだ脳裏に焼きついてしまってるの(笑)。だからちょっと解らない感はアリ。
でもおめでとう~。いろいろと、海越え山越えしてきた甲斐がありましたね。苦労人は贔屓したい私です(笑)。
★ジョニーは、やはり心配通りになっちゃった。アニシナさんまで迎えたゴージャスなキス&クラでしたが、なんだか精一杯明るく振舞ってたみたいで、胸が詰まりました…。滑り自体はとても良かった。スピードもあったし、そんなに緊張で固くなってもいなかった(?)
でも、私がキャンベル~カナダでシロート指摘してた通り、どーもジャンプを回っている時の体が「バラけて」いるような気がしてならんのです。ダイエットし過ぎ?で「回転を締める筋力パワー」が甘くなっているような。もともと余り「クルルッ!」と速く回る人ではないですが、あれだけ「もったり」回っていては心配になってしまう。2個めの3アクセルがスッポ抜けた瞬間「あああ…」と思ってしまいました。
そして、3T…コケてもいーから4Tに…と願って早や幾年でしょうか。いや、待つよ。待ちますよ。待つけどつらいわー。跳ばないのであれば、あそこをせめてルッツかフリップにしてくれー(叫ぶ)。
ジョニー…せっかく良いPGなのに。どうしたらいいんでしょうか。がんばってるのは解るんだけど、そしてGP銀メダルだからめでたいんだけど。
FSだけでは、ドブリンにもトーマス君にも抜かれてるって…TESだけだと、亜紀ちゃんより低いのよ。そんなことってアリかしら。私、しばらくどーしたらいいのか解りません…(涙)。
★クリムキンは、なんだかやや「普通の人」になっちゃった(笑)。昔はもっと珍妙キテレツなイメージでしたが、アクが抜けちゃた。というか、スピンにしても、新採点法で他の選手が凝ったスピンを続々やるようになったから、時代が彼に追いついちゃったというべきか。
しかし、後半で極度にへばっちゃう癖は治っていないのですね(あんたね…)。ループの入りでコケてしまいましたが、Dのつく人と同じパターンではないですか…男子のループは鬼門か!?他にも、サーキュラーステップでバッタリ前向きに(大の字に)倒れてしまって、もう心臓止まりそう。。。せっかく4回転トゥを跳んだというのに帳消しに。
でも、どーにか地元観客を湧かせる役割は果たしました。ちょっと年齢的に苦しいものも感るけど、彼も「スーパー苦労人」なので贔屓するぞ(笑)。
クリムキンの横に座ってる「小柄なおじいちゃま」ってな方が、かつて大ちゃんも師事していたクドリャツェフコーチですね。彼の元でちょこっと練習していた時期が「大ちゃんモスクワ合宿時代」かな。このクドリャツェフコーチの手にかかると、「魔法のように、跳べなかったジャンプが跳べるよーになる!」として有名でしたが。私は今でも時折つぶやきます…「大ちゃん。も一度、彼にジャンプ見てもらう気ない?」と。でも、今の新採点時代は、また事情が異なってくるかなー。
★大問題になった(?)仏杯男女FSもCSで録画したけんど、サスガにまだ見れてないー。今日は録画が忙しくて(きっと多くの人も同じことを思ったでしょう)、ゴハンの度にフィギュア見てた事になる(笑)。
でも、なんつっても感動したのはペアの川口悠子ちゃんの復活です。若松&フェクトゥを映さなかったのはハラ立ったけど、川口ペアを見られただけでももー、BSつけた甲斐あったのかな。後半はずっと泣きながら見てました。
「あきらめないで努力し続けてたら、きっときっと良いことがある」…って思わずにおれなかった。フィギュアスケートって「人生劇場」なんすよね。今、「冬」の人でも、きっと「春」が来るんだ、というか。
大袈裟かもしれないけれど、長い間見てくると選手の浮き沈みの歴史にもずーっとお付き合いしてる訳で、「春が来た人」を見る瞬間が一番うれしい。
だからジョニーも、今は「春が来る前の冬」なのかもしれないなあ。
★明日はロシア杯、他の種目を書きたい…けど書けるんだろか。