サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ポルティモネンセSC

2017-09-23 17:04:32 | 日記
中島翔也の活躍で所属するポルティモネンセSCとはどんなクラブなのか気になった。ポルトガルの南部にあり、1部と2部を行ったり来たりするような典型的な下位クラブである。トップチーム30人の中になんと12人もブラジル人がいる。ブラジル国外でもっともブラジル人選手が多いのがポルトガルで2番目が日本というのは知っていたが、1つのクラブに12人もいるとは驚きである。

他にガーナ人が4人、ナイジェリア人が2人でブラジル人、アフリカ人、日本人で19人も外国人選手がいる。それ以外はポルトガル人だから、ブラジル人に異様に偏っている。ポルトガルのクラブはどこもこんなものなのだろうか。

ポルトガルのリーグはポルト、ベンフィカ、スポルティングの3強が特徴で、それ以外のクラブはゴミみたいなものである。ポルティモネンセSCは今季は第7節終了時点で2勝5敗の勝ち点6で18チーム中14位。18チーム構成のリーグだと、勝ち点35-38くらいが降格基準だから、シーズン34試合として7節で勝ち点6はまあまあかも知れない。このクラブはどんなに頑張っても勝ち点40以上になるとは思えない。

第7節のアウエーでのポルト戦は中島の技ありゴールで日本のスポーツメデイアは盛り上がったが、スコアは5-2の惨敗である。攻撃力と守備力の差は如何ともしがたい。中島はフィジカルで弱さを見せ、ボールの取り合いでは吹っ飛ばされるシーンが多かった。

中島がサッカー選手としてはあまりにもチビなので、他の選手が長身に見える。まだ他のチームから研究されておらず中島へのマークも緩いが、これからマークがきつくなるだろうから、それに対応できるか興味深い。