サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ブンデス第5節 ケルンvフランクフルト

2017-09-21 09:31:42 | 日記
ここまで勝ち点0で最下位のケルンはホームでなんとしても勝ちたい。相手はここまで勝ち点4のフランクフルトだし、戦力的には同じようなチームだ。

結果は0-1でフランクフルトが微妙なPKで得た1点を守って勝ち切った。この結果ケルンは第5節終了時点で5連敗。得点1、失点13.まさしく最悪の状態である。ELでアーセナルに負けているので公式戦6連敗である。そろそろ監督解任の話が出てきてもおかしくない。

5試合の失点13のうち、前節のドルトムント戦の5失点がある。これを差し引いても毎試合2失点はしていることになる。ところが得点はほぼ0である。これでは勝てない。攻撃の問題はコルドバと大迫が機能していないことだ。

この試合でも大迫は2回の決定機があった。1回はシュートがGKの真正面。2回目は枠を捉えきれなかった。特に2回目はそれをはずしてどうするのかというチャンスだった。あれさえ決めていればドローにできた。大迫はポストになるのはうまいが、そこからの展開がないしシュートまでいかない。そしてポストからはたいたボールを周囲が生かせない。監督が交代すれば大迫は外される可能性もある。

一方、フランクフルトの長谷部はインタビューで自分が戦術のカギであると発言しているように、よく守っていた。前半の決定機をゴール前で胸でボールをはじき返したのは圧巻。3バックのアンカーだが、DFラインをコントロールしボランチもサポートして危機管理もする。DFラインとボランチを臨機応変に助ける動きはまさしく戦術のカギである。

フランクフルトは攻撃がスーパーではないので、シーズン通じて10位以内に行けるとは思えないが、それでもボランチ出身のコバッチが長谷部を重用するのは理解できる。ニコ・コバッチなんて懐かしい。弟は何をしているのだろうか。

マインツの武藤のDF3人を相手に強引に抜き去り、GKの股を抜いたゴールはすごかった。代表の1トップは武藤でもいいのでは?