先々週から、横浜美術館のワークショップの
新シリーズがスタートしました。
前回の「○△□シリーズ」が終了し、「能面シリーズ」です。
「○△□シリーズ」のように1日1つの作品ではなく、
じっくりと1枚を仕上げるタイプになります。
4人づつの1グループで、能面を使って「喜怒哀楽」を表現します。
最初の話し合い以外は個人作業になります。
はい、スタート。
みなさん考えてます。
考えてますねー。
この日に、下書きは完成させるので、
わからない所は随時ご指導いたします。
今回はご年齢が高めの方もお見えになったり、
前回のシリーズから参加されている方もいらっしゃり、
「来週の時間内では切り上がらないかも」という方は、
宿題として持って帰られた方もいらっしゃいましたが、
下書きまではみなさん書き終えることができました。
宿題として持って帰られると、次回どんな状態で持ってくるのか、
こちらとしてはハラハラドキドキなのですが、
楽しみに待つ事にしました。
この能面シリーズが始まる週は、私にとっても「お能」な日々だったのです。
観世流の浅見真州さんの公演
「第十九回 浅見真州の会」を見に、国立能楽堂に行ってきました。
演目は「定家」。
その前の仕舞は「菊慈童」。
狂言は「秀句傘」でした。
どれも素晴らしかったのですが、
やはり「定家」の浅野真州さんが素晴らしかったです。
圧巻です。
舞台上で倒れてしまうのではないかと思うくらいの
極限の状態だと思います。
いやはや、すごい!
とある方から、お招きいただいたのですが、
本当に見させていただいてありがたいです。
その2日後には、
宝生流の「秋の別會能」が、宝生能楽堂で行われました。
こちらは、家元が演じる「烏帽子折(えぼしおり)」を
見させていただきました。
「烏帽子折」は源義経こと牛若のお話です。
歌舞伎かと思うくらいに、たくさんの役者が出演し、
派手な立ち回りがあっておもしろかったです。
牛若を演じた10~12歳くらいの少年が初々しくとてもよかったです。
家元も豪快な演技がよかったです。
楽しくて、爽快なお話でした。
浅野さんの公演の「静」とはまったく違う「動」の演目を見せて頂き、
能って奥深くておもしろいなあと思いました。
そんな私は、来年の宝生流「和の会」の
メインビジュアルを制作していたので、
本当に寝ても覚めても「お能」な毎日でした。
今回は個人的にも好きなお面で、
緊張しながらもウキウキしながら制作させていただきました。
そして、お能とは関係ないのですが、
最近コスチュームアーティストの「ひびのこづえ」さんに
お会いする機会があり、こんな展示にも行ってきました。
かわいかったですー。
最終日だったので、もろもろ売れてしまっていたのですが、
バッグをゲットしました。
ひびのさんがいろいろお仕事や撮影で使ったりしたした材料達が、
様々な動物やバッグなどに変身していました。
動物シリーズ以外にも、アクセサリーやウエアや
お財布もろもろあって、どれも可愛かったです。
迷いましたー。
私は、おそらくズボンをリメイクしたと思われる、
ポケットが3つついた大きいバッグを
娘とのお出かけ用に購入しました。
娘には小さいポーチのバクを購入させていただきました。
もっといろいろ欲しかったけど、
時間もなく、冷静に判断してやめておきました。
危険です(笑)。
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