福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

福島県二本松市油井小学校W.S③

2018年10月03日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)

それでは完成した生徒さんの作品を見てみましょう!




使用した和紙は
地元の手漉き和紙
「上川崎和紙」を使用させていただいております。



こちらの「金包(かねづつみ)」こと「福助」さんなのですが、
実際の寺院の方は下書きなしで
和紙を半分に折ってそのまま刃を入れて行くそうなのですが

それは子供達には難しいと思い、
私の方で型紙を製作させていただきました。


それを元に、福助さんの裃をデザインしたり
表情を変えたり、入れたいところをオリジナルで手を加えていただくことにしました。


それがこちらです!




可愛いでしょ!

ほっぺが可愛くなっている子とか
智恵子の「空」を意識した雲が飛んでるもの
特産品の「桃」「こけし」「ソースかつ」などがデザインされたもの
「I ❤︎ 福島」が描かれたもの





裃の模様が凝っています。
両肩に家紋が入っているものも。
みんな細かいのに綺麗に切っているでしょ。




もうすぐ開催、地元で一番のお祭り
「提灯祭り」の提灯がデザインしたものなど!
福助の両脇に「桃」!
素敵。




何気にみんな顔の表情が違っていて可愛いです。

裃、下の着物などちゃんと意識してデザインしてますね。




おでこに星!
気合いはいった表情です。




四角にバッテンは二本松は丹波家の家紋です。
着物に安達太良山のデザイン。





ふくしま にほんまつの文字の裃。
「二本松」の裃の方はもみあげ長くていい顔です。





すっごい細かく文字を切り抜いてる方も。
そして頭に鉢巻、肩には鉄砲、出陣の出で立ちの福助さん登場。
福島は今年は戊辰戦争150年の年で社会科見学?でお城を訪れて学習したそうです。
肩に丸福のデザイン。
熊?こけし?みたいなものも。
本人に聞きましたが、なぜか熊になったそうです(笑)。
右下も斬新です(笑)。




戊辰の文字、安達太良山、お酒、桜など
御当地アイテムが続々と登場です。
にいじまやえ も登場です。
可愛い。




こちらは星とか花とかデザインがポップです。
福助の両脇にお酒も登場です。
二本松は酒蔵も有名です。
右上のは金太郎みたくなってて筋肉隆々福助です(笑)。
ちょっと袖のデザインを変えるだけで、腕になるのですね。
素晴らしい。





細かい市松模様とか
とっても皆さん素敵な福助ができました〜!!!!


このそれぞれが楽しんで作っている感じがよく出ていて
とても素敵です。

皆さん、とても器用だと感じました。




こちらは酒屋を営んでいた高村智恵子さんの生家に展示予定です。

まだ全員は出来上がっていなかったので
もう一つ、生家での展示にご協力してもらうアイテム作りと共に
宿題とさせていただきました。


ちゃんと集まるかな〜。

いっぱい欲しいのだけどなー。


展示の時にまた福島入りします。


まだ展示設営までは私が作るものがあってですねえ・・・。


まあまあ、子供達の作品は無条件に可愛いので
うまく見せれればなあと思っています。







学生さんは帰ってしまったのですが
重陽の芸術祭実行委員の皆様と。
私の右が総合ディレクターの渡邊さん。
その左右が昨年からお世話になっている二本松振興公社のお二人。
材料用意や諸々のスケジュールを組んでくださっており
ありがたいです〜。


そして、この写真はいつも映像を撮って下さっている古田さんが撮影してくれています。

ワークショップの様子も撮影していただきました。

私の東京での制作風景や、養泉院さんへの取材も同行していただき
編集して生家で流す予定です。


楽しみだなあ〜。
養泉院さんの取材も面白かったんだよね。


また設営の際にはご報告いたします〜!











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