福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

横浜美術館W.S vol2,3

2010年12月03日 | 過去のBLOG記事

横浜美術館のワークショップ、
2回と3回を終えて、「◯△□シリーズ」が終了しました。

受講された方がたの制作風景。

1r0171934


今回は前回の倍の作業量になり、
みなさんは制作時間中、真剣、無言・・・。
「残り何分です。」
とお伝えするのも、心苦しいくらいみなさん集中していらっしゃいました。

前回の様子を見て、作業を2倍に増やした私が、
鬼教官ばりに見回っています(笑)。

2r0171935

そして、時間が来たので作業は一旦終了。

できた順から並べて、みなさんの絵をつなげていきます。

3r0171937

前回の倍の大きさの作品になりましたー。

きれいですね。
色付けをしていないところが、
抜け感があってバランスがよいです。

4r0171940

みんなでひとまず眺めます。

5r0171939

そして、もろもろ講評。

6r0171946


みなさん真剣に聞いて下さっています。

7r0171948


てなわけで、2回目終了。
さすがにみなさんお疲れです。


ワークショップ3回目。
最終回。
横浜美術館のワークショップ担当柳川さんが、
前回の作品を壁に貼ってくれました。

8r0172023


なんだか、インテリアにあっていて素敵です。
左奥が1回目の作品。右の壁のものが2回目作品。

9r0172024

さてさて、3回目スタート。
今回は、集大成という事で1人で1つ、
1 、2回目をふまえた作品を作ります。

みなさん真剣です。

10r0172025

2

絵柄から考えるので、なかなか難しかったと思います。
それでもみなさん、何とか時間内に見せられる状態に
仕上げてくださいました。

それぞれに個性がでていて、おもしろい作品になりました。

時間が限られていたので、そんなに手の込んだ事には
チャレンジできなかったのですが、
みなさん工夫されていて、すっかり要領も得られていた様子です。

お疲れさまです。

Photo

最後に、何となく「線」に関する作品の実物をもってきて講評、説明。

11r0172027

真剣に聞いて下さっています。

12r0172028

ありがたいですー。
お疲れさまです。


毎回ワークショップ終了後は、受講された方々とお話ししたり、
購入して頂いた作品集にサインをさせて頂いたりして、
楽しい時間を過ごさせていただきました。

13r0172030


おそらく、作品集「KI RI GA」が、
現在横浜美術館のミュージアムショップでしか、
買えないのではないかと思います。
在庫がないんですよね。

ある分だけ(マネージャー増賀が確保していた分です。)、
置いてあります。

毎回、居残りで作業をやられる方が数名いたのですが、
今回は個人の作品という事もあり、
みなさん眼精疲労も限界ということもあり(笑)、
居残り作業の方はほとんどいらっしゃらなかったみたいです。

受講者同士で仲良くなられたり、
あらたな交流もうまれて楽しい回になりました。

他県から通って来て下さった方もいて、本当にありがとうございました。

私もおもしろかったです。

そして、今週も新たなシリーズがスタートします。
頑張りまーす!!!


先週は大学時代の友人の個展があったので行ってきました。
現在カメラマンで、広告などでご活躍の角田修一さんです。

大学時代は1年上の学年だったのですが、
いろいろ交流させていただきました。

卒業されてからはお仕事が忙しかったようなのですが、
その間にも個人の作品を制作されていて、
今回初の個展とあいなりました。

おめでとうございますー!!

会場は代官山のギャラリー「SPERK  FOR(スピーク フォー)」。

14r0172020

こちらが作品。

15r0172021


どういうことか、わかりますか?

これ全部、角田くん(男子、2児のパパ)です。

美青年な角田くんは、学生時代からカメラを専攻しつつ、
自分で化粧を施し、女物の衣装を身にまとい、
数々のポートレイトを制作されていて、
それがとってもおもしろくて私は学生時代から注目していたのです。

私が大学時代はファッション界に置いては、
いわゆるスーパーモデルブームで、
角田君はその時代の洗礼を受けていて、
海外コレクションにスーパーモデルの追っかけに行ったり、
すごい熱意だったのです(おそらく現在も)。

そして、そんなスーパーモデルが起用されている
ファッションの広告写真が大好きで、
この世界に入ったようです。

そんな偉大なファッション広告写真の数々を
偉大なカメラマンごとにオマージュしたポートレイト作品が、
今回ずらりと並びました。

男性も女性も黒人も白人もすべて、角田くんですからねー。

ビヨンセとかもいます!
しかも、すべて自作自演。

メイクもヘアも衣装も、撮影までも自分です
(カメラマンの奥様もお手伝い)。

レディーガガ様のお帽子なども、
折り紙博士な小学生の息子さんにご教授していただいて作ったり、
ほんとうにおもしろいのです。

そして、バイタリティーがすごいです。

当日はサリーちゃんのパパで登場していました。

いやあ、おもしろいです。
ぜひ御覧あれ!

12月8日までです。

「角田修一 THE  Parodist」
〒150-0033東京都渋谷区猿楽町28-2
SPERK  FOR  B1F
tel 03-5459-6385
開廊時間 11am-8pm

作品解説中は、わめくのでお外でおやつタイムな娘。

16r0172022

オピー作品な前掛けで、アートなシーンに参上。

こちらが今回の展示の作品集!
メイキングや解説もあり、おもしろいですよー。
会場で購入できます。
もちろん、私もゲット。

17r0172041      


最新の画像もっと見る