福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

はごろも「夢」授業2日目

2017年11月11日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)


はごろも「夢」授業2日目。

今日は2クラス2時間づつの授業で完成させます。



この日は教室での授業。

前日までの下絵はほぼ完成してますので
切り始めます。




まあもう手一杯ですので、制作風景の写真ありませんでした(笑)。


前日、切り絵の使い方のお話しをして練習をしたのですが、
それでもカッターの刃を逆に持っていたり、
刃じゃない部分で切っていたり、

なんでこんなに切れないのか!とかそういうことも普段使っていないから
おかしいとも思わないのでしょうね〜。


5年生でカッターを使うのがほぼ初めてのようです。
学校には、いつ使ったのかデザインカッターが人数分あり替え刃も豊富にありましたので
過去には使っていたのでしょうね。
あるいは限られたクラブ活動とか。


道具の制限がいろいろあって
小学生の時代に体験できる道具って少なくなってきているのか?



ちなみに娘の小学校では、2年生ですが、もうカッターの練習していました。
使い方を正しく知ることが大事と、芸術家のムナーリさんは言っていましたね〜。
正しく知らないと怪我もしますしね。



さあ、そんなウンチクはさておき、

講評の時間になりました。





次の授業もあるので、途中でも時間で区切らせていただき、

選んだ漢字
文字の中に入れたデザインの説明

などを製作者本人たちに発表していただきました。



















みんながちゃんと制作の意図が発表できて、
それがとてもとってもよかったのですよ〜!

五年生、ちゃんとしてる〜!!!


2時間目で終わった時は半数くらいが完成していませんでしたが、
その後、先生が制作時間を取ってくださり
ほとんどの方が素敵に完成されていたのです。



2組さんの作品






みんなのお話しを聞くと、なるほどな意味の作品たちで、とてもすばらしかったでーーーす!
お疲れ様です。
あー、楽しかったし、おもしろかった。






そして2時間目も休み時間まで押してしまい、
そのまま道具を持って1組さんの3時間目の授業へ〜!


もう開始早々、無言の集中した時間が流れ出しましたので、




かろうじて制作中のお写真がとれました。




みなさん集中していらっしゃいます。




そして、時間で区切って講評の時間になりました。





こちらのクラスは選んだ漢字が2組さんより簡単な漢字の方が多かったせいか

ほとんどの方が切りあがっていました。





子供達、一人一人に発表してもらいます。






私の感想も添えます。










何度も言ってしまいますが、

本当にこどもたちがかわいくてですね〜。

一生懸命で、本当にかわいいんですよ〜。



そして、制作の意図がみんなとてもちゃんとしていて
面白かったのです。



少し、給食の時間に押してしまいましたが、みんな発表できて4時間目の授業を終え、
2日間に渡る、切り絵の出前授業を締めくくらせていただきました。



今度は1組さんと一緒に楽しく給食を食べさせていただきました。






今日は、静岡ならでは黒はんぺんのフライが出ました!

懐かしい〜。

子供のころは、よく食べていたな。
黒はんぺんはそのまま焼くより、フライで食べていた記憶の方があります。


東京で暮らしていると、はんぺんをフライにしてるってかなり珍しいことかもと思います。





みなさんと。





みなさんの可愛いお顔を修正しなければならず、すみません・・・。




5年生の授業を終え、

実は今までも5年生はありましたが、
時間があまりなかったせいか、
同じプログラムで6年生が多かったせいか、
やはり理解力に(あたりまえですが)不安がありました。


しかし、時間を多くとっていただき
じっくりと取り組むことができたせいか、
かなり完成度も高く面白い作品ができたと思います。


ご尽力くださった、教頭先生をはじめ、
連休や夜中までメールのご対応くださった5年生の担任の先生方
本当にありがとうございました。

またこうした企画のスポンサーとしてご提供くださる
はごろもフーズさんにも大感謝です!!!



私も充実したワークショップを終え、
本当にホッとしました。


最初は、
えーーー小学校の1間目〜5時間目まで全部ですか〜?
やったことないー!

と自分の体力が心配でしたが

はっきり言って、あっっっっっという間でした。

楽しかったので疲れ無し子です(笑)。


考えてみれば小学校の先生は全教科見てますから、毎日この日程ですものね。
本当に尊敬〜。

全部の教科の時間を把握できるので、
こちらの学校ではチャイムがなく、いろいろ子供の様子に臨機応変に対応して
時間割を変更しつつ行われているようでした。

すごいな〜。



こちらの学校の5年生は、ギリギリ2クラスにわかれた人数だったので
1クラスが24名くらい。

この人数くらいが、子供にとっても先生にとってもいい気がします。



給食時間にはリアルな小学生クリスマスプレゼント事情なんかも
リサーチしたりして有益な情報を得ました(笑)。

5年生になれば

物は要らない、
おもちゃんなんて遊ばなくなるし、
まあ外食するくらい

という話が
私にとってベストアンサーでしたね〜(笑)。



兎にも角にも、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。

また来年もできるといいですね!






静岡に預けていたこの方と




爆睡の新幹線帰り道でした。




お疲れ様です。