気づいたら4月も後半に差し掛かっていましたね。
かなり長い事ブログをアップしていなかった気がします。
すみません。
やっと終わりました・・・。
ここの所、宝生流の能装束「長絹(ちょうけん)」の
制作をしていましたが、一応私の部分は終了。
京都にある能衣装さんを筆頭に、
いろいろな方に迷惑をかけつつ、何とか描けました。
ごめんなさい。
後は、本縫いをお任せして公演本番を待ちます。
いろいろブログに書こうと思いつつも全くアップできなかったので、
結構溜まってしまいました。
3月にうっかりお知らせ出来なかった物などを含めつつ、今更ですがお知らせします。
まず、以前ブログで撮影の様子をお知らせしたファッション誌「VOGUE」の5月号!
すでに発売されています。
今回のテーマは「Making Magic」ということで、
ビューティーページで2作品ほど参加させていただきました。
「A Midsummer Night's Dream(真夏の夜の夢)」というタイトルのところで、
その世界観を化粧品とともに表現させていただきました。
実際に紙にお化粧品を塗ったりして撮影しているのですが、
そう見えないのがこのCG加工が発達した世の中の不思議ですね。
私としては、私の世界観というよりは
「ロッテ・ライニガー」オマージュ作品といってもいいのではと思っています。
最初は、化粧品と切り絵が合うかどうかわかりませんでしたが、
そこはフォトグラファー笹口さんと
「VOGUE」のライター村松さんのおかげで素敵にマッチ!
うーん、素晴らしい。
楽しい撮影でした。
ありがとうございました。
そして、もう1件。
昨年の日本口琴フェスティバルの会場でのみ発売されたT-シャツが発売されました。
といっても、本当にごく僅か・・・。
サイズはSとSSのみで計8枚ほどしかないようです。
しかも私の告知が遅いので、興味のある方は直接ご確認いただけると助かります。
また夏に向けて出せるといいですね。
日本口琴協会のページのびやぼん屋「別館」をご覧ください。
そして別冊文春5月号。
桐野夏生さんの連載小説「アポカルプシス」の
扉絵を担当させていただいています。
今回は、昨年の週刊文春に連載していた「ポリティコン」の最後のシーンが、
「真矢」からの目線で結びつきます。
おもしろい展開になってきていて、ますます目が離せません!
私的にも、次のお話が待ち遠しいです。
最後に「イラストノート」です。
「コラージュ」というテーマで6人の作家さんが紹介されています。
奥原しんこさん、永戸鉄也さん、トヨクラタケルさん、長谷川洋子さん、伊藤桂治さんらとともに、
一人10Pぐらいの紹介になっています。
みなさん、素晴らしい作家さんたちです。
大御所「湯村輝彦」さんのインタビューも見逃せません!
私はタイムリーな感じで、4月24日の宝生流「和の会」公演のメインビジュアルの制作風景や、
近年の作品を含めた代表的な作品を紹介させて頂いています。
ご興味のある方、是非どうぞー!
* * * *
【関連記事】
宝生流 和の会
イラストノート
VOGUE
別冊文春
週刊文春連載
桐野さん受賞
個展後の私 メンテナンス