本が好き!な、りなっこのダイアリーです。週末は旦那と食べ歩き。そちらの報告も。
本読みの日々つらつら
2月14日
@rinakko
先週末からうちの本。ようこそようこそ。 山尾悠子さんの『迷宮遊覧飛行』。50周年記念小冊子が欲しかったので、国書さんのところでポチった(近くに大きい書店ない)。そしてやはり並べる
@rinakko
【大奥 5 (ジェッツコミックス)/よしながふみ】を読んだ本に追加
2月13日
@rinakko
【山中智恵子歌集/山中智恵子】を読んだ本に追加
〈うつしみに何の矜恃ぞあかあかと蠍座(さそり)は西に尾をしづめゆく〉
〈バビロンの肝占ひの羊皮紙に心ほろぼすよろこびしるす〉
〈さくらばな陽に泡立つを見守(まも)りゐるこの冥き遊星に人と生れて〉
〈異境とは誰(た)が異境とぞ急(せ)き問ひて何すれぞここにわれを捨てざる〉
〈幻の林のまひる月、日、星、羽のむらさき空に叛くや〉
〈ひとひとり在りとしみえて茜さすなにもみえねば醒めざらましを〉
〈死後の時間はいかにながれむ副葬の星時計かがやく夜に対ひて〉
〈昼顔の花と宝石ランボオの酔ひどれ舟を漕ぎたまふかな〉
〈権力と音はかかはるはげしかる則天武后に音楽の書ありと〉
〈雲入(くもいり)といふ雲雀料理のありしこと料理物語に読むことあはれ〉
〈猫の会議に急ぎゆく猫この夜半を世紀の終に追ひつきなむか〉
〈脳(なづき)に薔薇植ゑられてわがさすらふは世紀尽くるもたのしかるらむ〉
〈いづくかに玉葱の王ありといふ 廃せられたる王にあらずや〉
@rinakko
〈いづくかに玉葱の王ありといふ 廃せられたる王にあらずや〉
この歌で、ふっと澁澤龍彦の短篇を思い出したんだけど、何に入ってたっけ‥(´ー`)
2月11日
@rinakko
昼ビール部です。かぼちゃのイタリア産クラフトビール。お気に入りっす
@rinakko
お昼ごはん。「3 porcellini 3びきのこぶた」にて。ランチの前菜むまい。カジキマグロの生ハムとかとか
@rinakko
お昼ごはん続き。オレッキエッテの芽キャベツと豚ラグーソース。林檎のタルトにシナモンのアイス。美味でした。「3 porcellini 3びきのこぶた」にて
2月4日
@rinakko
【セシルの女王 (3) (ビッグコミックス)/こざき 亜衣】を読んだ本に追加
@rinakko
昼ビール部です。「半田舎料理 おか星」にて。
@rinakko
お昼ごはん。「半田舎料理 おか星」にて、本日のランチ。ヒラメとサーモンのサラダ、根菜とセリの揚げ出し団子、サワラのかぶら焼き‥など。
2月3日
@rinakko
【女たちの沈黙/パット・バーカー】を読んだ本に追加
素晴らしかった。〈戦利品〉として、もはや人ではなく物として扱われる奴隷になった女が、語り直してくれたトロイア戦争。辛い内容ではあるものの、ブリセイスやクリュセイスやヘレネ…たちの声を聴くことが出来てよかった。三千年以上も時間がかかったことになるけれど。
1月に読んだ本
1月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:4283
楽園のおもかげ (パスカル・キニャール・コレクション)
読了日:01月31日 著者:パスカル・キニャール
織物の世界史: 人類はどのように紡ぎ、織り、纏ってきたのかの感想
“有夫の身である既婚女性が物品を所有することは法的に許されていなかったが、慣例によって、リネンだけは所有することができた。(略)土地、財産、子ども、体に対する権利を持たない女性は、リネンに自らのしるしを残した。” “衣料品ブランドは、世界のどこであれ一番安く引き受けてくれる相手に製品の製造を委託し、消費者の目に映る自分たちと現場の真実を引き離す。なんとも単純な話だ。” “私には安全というものが、糸そのものと、あるいは糸作りの能力と、何か関係しているのではないかと感じられた。”
読了日:01月30日 著者:ソフィ・タンハウザー
大奥 3 (ジェッツコミックス)
読了日:01月25日 著者:よしながふみ
体内飛行
読了日:01月25日 著者:石川美南
樵る: 激情
読了日:01月24日 著者:トーマス・ベルンハルト
パウル・ツェランと中国の天使の感想
“わたしは困惑した。目に見えない価値が重要であるのに、なぜイエスは自分の傷ついた肉体を見世物にして、繰り返し描かせたのか。わたしは自分が透明人間になって読書すること以外、何も望まない。ツェランを読む。しかしいつも邪魔が入った。”
読了日:01月22日 著者:多和田 葉子
大奥 2 (ジェッツコミックス)
読了日:01月21日 著者:よしなが ふみ
シロかクロか、どちらにしてもトラ柄ではない: たのしい暮しの断片
読了日:01月18日 著者:金井 美恵子
十一月の嵐 (フラバル・コレクション)
読了日:01月17日 著者:ボフミル・フラバル
皆川博子随筆精華III 書物の森の思い出
読了日:01月15日 著者:皆川 博子
首塚の上のアドバルーン (講談社文芸文庫)
読了日:01月13日 著者:後藤 明生
きのう何食べた?(20)特装版 (プレミアムKC)
読了日:01月12日 著者:よしなが ふみ
階段宮殿―自選作品集 (文春文庫 ビジュアル版 60-37)
読了日:01月10日 著者:坂田 靖子
乙女の密告の感想
再読。“真実とは乙女にとって禁断の果実だった。それに手を伸ばした途端、乙女は冷静になる。自らの本当の姿を知って恥じ入ることになる。お前は乙女ではない。禁断の果実とはそういうものである。乙女とは夢見る存在なのだ。乙女の目はこの世にあるものに向けられていない。” “アンネは忍び寄る他者に怯えた。アンネがアンネのままではもう生きていけない。ユダヤ人であることをむき出しにしては生きていけない。もはや、他者と同化しなければ生きていけない。残酷な現実がある”
読了日:01月07日 著者:赤染 晶子
ペストの夜 下
読了日:01月06日 著者:オルハン・パムク
ペストの夜 上
読了日:01月05日 著者:オルハン・パムク
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