本が好き!な、りなっこのダイアリーです。週末は旦那と食べ歩き。そちらの報告も。
本読みの日々つらつら
9月17日(月)のつぶやき
(@rinakko) 2018年9月17日 - 13:41
【問題だらけの女性たち/ジャッキー・フレミング】を読んだ本に追加
9月16日(日)のつぶやき(読んだ本、『時のかたち』再読、『裏ヴァージョン』再読)
(@rinakko) 2018年9月16日 - 10:32
【時のかたち (ミステリ・フォー・ユー)/服部 まゆみ】
再読。短篇4篇に、エッセイとインタビューも収められている。流行作家である語り手が、推理作家で旧友の雨田信を訪おうとしているところから始まる表題作は、2人が出会った時の回想からぐっと引きこまれる。蝉宿り蛾の幼虫、蛾をコレクションする父とそれを嫌悪する息子、売れてはいない推理作家の築いた妖しい美の世界を妬む主人公水野、そして儚げで美しい雨田の義母…。“時”の描き方にも感嘆した。
今回とても好きだった「桜」は、遂に詳らかにはされなかったことの余韻が格別に沁みた。こちら側にまで溢れ零れそうな桜の花片、そこに埋れんとする佳人の姿が絵のように忘れがたい。
(@rinakko) 2018年9月16日 - 11:09
【裏ヴァージョン (文春文庫)/松浦 理英子】
再読。『最愛の子ども』と繋がりがあると知り、手に取った。なるほどここか…とはっきり指せる箇所もありつつ、何とも名付け得ぬ(名付けなくてよいのだが)交わりを描いている点では、この3人はあの3人にも繋がっていくかもしれない…と読める部分もあった。そして、ひりつくほどの応酬は流石だ。昌子には見えていなかったことを、見せてやりたい。
(@rinakko) 2018年9月16日 - 11:14
【ランプシェード 変人探偵エム (ジュールコミックス)/坂田 靖子】を読んだ本に追加
ランプシェード 変人探偵エム (ジュールコミックス) クリエーター情報なし 双葉社
9月15日(土)のつぶやき(宝塚南口、「麺や 運」)
(@rinakko) 2018年9月15日 - 12:16
昼ビール部です。安定の餃子ビールじゃが、涼しくなってビールの味わい違う。
(@rinakko) 2018年9月15日 - 12:36
お昼ごめん。宝塚南口、麺や運にて塩らーめん。
(@rinakko) 2018年9月15日 - 12:40
宝塚ホテルの目と鼻の先だ。
9月13日(木)のつぶやき
(@rinakko) 2018年9月13日 - 07:23
【春になったら苺を摘みに (新潮文庫)/梨木 香歩】
再読。
(@rinakko) 2018年9月13日 - 13:31
これから近所で寄席\(^-^)/
お酒持ち込み。夫はこのために半休‥‥。
9月11日(火)のつぶやき
(@rinakko) 2018年9月11日 - 14:48
【憂鬱な10か月 (新潮クレスト・ブックス)/イアン マキューアン】を読んだ本に追加
憂鬱な10か月 (新潮クレスト・ブックス) クリエーター情報なし 新潮社
9月10日(月)のつぶやき
(@rinakko) 2018年9月10日 - 07:52
【命の水: チェコの民話集】を読んだ本に追加
命の水: チェコの民話集 クリエーター情報なし 西村書店
9月9日(日)のつぶやき(売布のタイレストラン、「チャッタイ」 その6)
(@rinakko) 2018年9月9日 - 12:07
昼ビール部です。タイ料理のチャッタイにて。まずは揚げ物。
(@rinakko) 2018年9月9日 - 13:26
お昼ごはん。ガパオライス。辛旨でした \(^-^)/
チャッタイ ガーデンハウスにて。
9月8日(土)のつぶやき(読んだ本、『ジュリアン・グリーン全集〈7〉 日記』)
(@rinakko) 2018年9月8日 - 10:42
——小説の仕事をした。この奇妙な本はときとしてぼくを怖がらせる。これを、ぼくはぼく自身のもっとも深いところから引き出した、ぼくの孤独な散歩から、ぼくの夢から。これは大部分ぼくの眠りのなかで出来上ったのだ。(1935年)
日記 (ジュリアン・グリーン全集〈7〉)
(@rinakko) 2018年9月8日 - 14:51
【ジュリアン・グリーン全集7 日記 (1980年)/ジュリアン・グリーン】
少しずつ読んでいた。たとえば執筆中の作品について、その時その時どんな思いで書いたのか…とか、それを読んだ友人知人の感想の言葉など、興味深くて引き寄せられた。小説の作風から感じる暗鬱さに比べると、日記の中のジュリアン・グリーン自身には不思議な光がある。葛藤や矛盾を抱えつつも、信仰による救いと世界の美しさを疑わない人だったのだ…と思った。
“ぼくは人間の条件を考える、盲目もしくは白痴として生れた子供たちを、正しい人間の迫害とよこしまな人間の勝利とを、この地上におけるあらゆる人生の未完成を…… ぼくはこんなにも人生を愛している。が、さまざまな点から見て、ぼくの人生は出来損いである。ぼくはあまりにも多くのものが欲しかった、肉と同時に霊を、あらゆる可能な幸福を。ただ、すべての上に、ぼくは愛をおく。”
9月6日(木)のつぶやき
(@rinakko) 2018年9月6日 - 16:32
【図書室の海 (新潮文庫)/恩田 陸】
再読。
(@rinakko) 2018年9月6日 - 16:33
【不思議なシマ氏 (銀河叢書)/小沼丹】を読んだ本に追加
8月に読んだ本
8月の読書メーター
読んだ本の数:20
読んだページ数:4922
悪意の夜 (創元推理文庫)
読了日:08月30日 著者:ヘレン・マクロイ
ダスクランズ
読了日:08月29日 著者:J・M・クッツェー
古代の遺物 (未来の文学)の感想
堪能した。幅広い作風がこの一冊で楽しめるの、頗るよかった。お気に入りは、「彼女が死者に贈るもの」や「雪」「消えた」、ヴァージニア・ウルフが語り手を訪ねてくる「訪ねてきた理由」、概ねタイトル通りだが着地でにやりとさせられた「異族婚」、おおケルト…な「一人の母がすわって歌う」。そして中篇「シェイクスピアのヒロインたちの少女時代」は、期待した話とは全然違う~と思いつつ、シェイクスピア蘊蓄たんもりだし、ボーイ ミーツ ガール…から思いがけない方に行ってしまう展開にほろりとした。
読了日:08月28日 著者:ジョン・クロウリー
バーナード嬢曰く。 (4) (REXコミックス)
読了日:08月27日 著者:施川 ユウキ
波 (ヴァージニア・ウルフコレクション)の感想
素晴らしい読み応え。ゆるゆる入れ替わる6人の語り、その交錯する意識の流れ自体が、連なる波が寄せては重なり打ち消し合って次の波を生む…その様にも似る。未知な世界へ踏み出す前の幼少期を共有した6人は、相異なる個性を持ちやがて別々な道を進む。矛盾や屈折のある複雑な人物造形。その6人を結び続けるのは、敬意や羨望、嫉妬と軽蔑、憐れみ、恐れ、憎しみ…ではあるが、各々が5人の存在を忘れることはない。愛…という一言には括れない繋がり。自分たちの間におかれていた、“なれたかも知れない完全なる人間”への希求と諦念は胸に沁みる
読了日:08月25日 著者:ヴァージニア ウルフ
テンペスト―シェイクスピア全集〈8〉 (ちくま文庫)の感想
再読。晩年期におけるロマンス劇、4作目。シェイクスピア単独作としては、最後の作品。好きな話ではあるが今回は、キャリバンの扱いはやはり気の毒過ぎるのでは…と思ってしまった。名前は“食人種(Cannibal)”のアナグラムであるというのが定説で、共食い=魚ということで魚の匂いをさせているとか。(見た目も魚っぽいけれどよく見れば人間てどんなん…)
読了日:08月24日 著者:ウィリアム シェイクスピア
冬物語―シェイクスピア全集〈18〉 (ちくま文庫)の感想
再読。晩年期におけるロマンス劇、三作目。突然の激しい嫉妬に駆られたシチリア王レオンティーズは、愛する妻も子も死なせてしまう。そして己の愚かさを呪う後悔の歳月…。長い長い冬を経たのちに訪れる魂の再生、驚きと歓喜の中で物語は幕を閉じる。…のだが、レオンティーズが頑迷に嫉妬心にとり憑かれるのが何せ唐突で、説得力を持たせるための演出には苦心するものらしい。レオンティーズの苦い人生とは対照的に、フロリゼルとパーディタという若い恋人たちの穢れなさは眩しいことよ。そして、聡明なポーライナの「信じる力」という訳が好きだ。
読了日:08月21日 著者:W. シェイクスピア
シンベリン―シェイクスピア全集〈22〉 (ちくま文庫)の感想
再読。晩年期におけるロマンス劇、二作目。残酷な殺人(割とびっくりする)もありつつ、怒涛の大団円を迎える喜劇。何しろばたばたとてんこもりな話で、観劇したらさぞや楽しかろうと思う。シェイクスピア劇の設定とか小道具とか、もう全部乗せかな…と。生き別れになった親子の再会あり、継母の嫉妬あり、男の嫉妬もあり、引き離された恋人たち(こそっと結婚はしたものの…)、暗殺の奸計、ヒロインの男装、仮死状態になる薬、誓いの指輪、身を潜められるトランク…など。それにしても、イノジェンはもう少し憤っていいのでは…(何よあの賭け)。
読了日:08月20日 著者:W. シェイクスピア
シェイクスピア全集 (11) ペリクリーズ (ちくま文庫)の感想
再読。シェイクスピア晩年期におけるロマンス劇(伝奇的雰囲気に満ちた作品)、一作目。己の仕えるアンタイオケ王の近親相姦を知ってしまった領主ペリクリーズは、王に追われる身となる。波乱万丈の旅に次ぐ旅、その果ての僥倖…。海賊にさらわれ、苦界に身を沈め…させられかけた(純潔は守る!)マリーナが、客には説教して追い返す、挙句その正しさと才覚で女郎屋を抜け出し自立してしまう…の件が好き。
読了日:08月18日 著者:ウィリアム シェイクスピア
ソニア・ウェイワードの帰還 (論創海外ミステリ)
読了日:08月16日 著者:マイケル・イネス
夏のおわりのト短調 (白泉社文庫)
読了日:08月15日 著者:大島 弓子
アプルビイの事件簿 (創元推理文庫 シャーロック・ホームズのライヴァルたち)
読了日:08月14日 著者:マイケル・イネス
シェイクスピア全集29 アテネのタイモン (ちくま文庫)
読了日:08月11日 著者:シェイクスピア
放浪彗星通信
読了日:08月10日 著者:高柳 誠
火の娘 (新潮文庫)
読了日:08月09日 著者:ネルヴァル
シェイクスピア全集28 尺には尺を (ちくま文庫)の感想
再読。身も蓋もない話ではあるが、シェイクスピアの結婚観のこじれ具合が如実に表れているところ、嫌いじゃない。
読了日:08月08日 著者:W. シェイクスピア
盗まれたフェルメール (論創海外ミステリ)の感想
久しぶしのアプルビイ。心ゆくまで堪能したわ。(めも ストリンドベリ『幽霊ソナタ』よみたい
読了日:08月08日 著者:マイケル・イネス
エセー 6 (岩波文庫 赤 509-6)
読了日:08月06日 著者:モンテーニュ
シェイクスピア全集 14 (14)コリオレイナス (ちくま文庫)の感想
再読。
読了日:08月03日 著者:W. シェイクスピア
舞踏会へ向かう三人の農夫 下 (河出文庫)の感想
再読。
読了日:08月02日 著者:リチャード・パワーズ
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