城崎にて、ゆったりん旅 温泉編 その3

 すっかり浴衣の脱ぎっぷりがよくなってしまった、最終日です。

 張り切って6時頃に目を覚まし、だーさんが起きるまでの間もぞもぞと帰り支度。しわぐさになった浴衣を着替えて…。7時ちょい前ぐらいにだーさんが起きたので、さっそくいそいそと朝の外湯めぐりに出かけます。風流じゃ風流じゃ。

 お宿のチェックアウトは11時、お宿で頂ける外湯入浴券が使えるのは10時までです。ぎりぎりまで満喫せねば…! 残り3箇所よ。
 往来へ出れば、朝風呂と決め込んだ人たちが、タオル片手にカラコロと歩いております。そうそう、この下駄のカラコロ…という音色によく似た、蛙のカララコロロ…という啼き声までかぶさって聴こえてくるあたり、すこぶる風趣が添えられて素晴らしい設定でしたことよ。  

 こちら二日目の一軒目、「一の湯」です。え~っとここは、江戸時代の医師・香川修徳が「海内第一泉」(天下一)と称えたことから名付けられた、のだそうな。
 ここはね、露天風呂ならぬ洞窟風呂があって、それがなかなかインパクトありました。しかも一番混んでいた!ので、その洞窟風呂で老若さまざまな女性たちと肩を寄せ合っているような按配だったのが、何とも忘れがたいです。あんなに色んな同性の裸を一度に見たのは初めてだったかもー。

 二軒目のこちらは、「御所の湯」です。鎌倉時代に後堀河天皇の御姉・安嘉門院が入湯された…のだそうな。
 案内には“天空風呂”と書いてありましたが、目の前を滝が流れ落ちていく庭を眺められる露天風呂が素敵でした。

 ここで一旦お宿へ戻り、美味し~い朝食を頂きました。湯豆腐とか温泉卵に、エテカレイの一夜干しにイカそうめん…。

 そしてそして、お名残惜しいけれども最後の外湯へと。カラン、コロン、カラン…。
 こちら、「鴻の湯」です。コウノトリ伝説による温泉発見の地、なのだそうな。
 ここの庭園風呂もよかったです。人も少なくて、ぼ~っとギリギリまで浸かりました。地元のお客さんが持参のシャンプーやら洗顔料を勧めてくれたのも、何だかほっこりと嬉しかったです。はぁ…。

 お宿に戻って帰り支度の仕上げをしてから、お庭を拝見。お部屋の窓から見下ろしていた庭園ですが、実際に立ってみると緑が鬱蒼としていました。
 右上に写っているのが、私たちの泊まったお部屋「山吹」の窓かな?


 そしてとうとうチェックアウト、本当に本当にお名残り惜しかったですー。西村屋はとても素敵なお宿でした。
 辺りをはらう威風がありつつ、どこか懐かしい日本のお宿でしたよ。

 荷物だけ先に駅前へ届けてもらって身軽、お昼すぎの電車で帰るのでぶらーりぶらーりと駅の方向へ歩きつつ、
 店先で地ビールを気だるく一杯。 

 お土産を冷やかしているうちにお昼時になったので、前日に舌鼓を打った「おけしょう鮮魚」のお隣にある「大幸商店」にて、軽く昼食としました。 

 だーさんが頼んだのは、蛸の唐揚げと白エビの塩焼き。  これ、皮ごとでもいけました。 
 私が頼んだのは、ハタハタの塩焼きです。だって、二日目の夜に旅館のバーでだーさんがママさんに、「今だったらこの辺は何が旬ですか?」と訊いたときに、「そうね…ハタハタとか」って答えが返ってきたのをしっかり覚えていましたからね。
 少し干してある感じでした。卵も持っていました。もちろん、猫またぎになるまで頂きましたよん。

 さてー、食後はだーさんの職場用のお土産を買って、いよいよ駅へと向かいました。そうそう、二日目の日は「よさこい祭り」だったので地元の人たちで町のあちらこちらが賑わっていましたが、三日目はどことなく“祭りのあと”のような空気が漂っているように感じたのは、旅行客の錯覚でしょうかね…?

 柳に縁取られた川が流れ、温泉と文学の香りのする城崎。いいところでした。また行きたいですー。温泉ブラボー。 
 帰りの電車では爆睡でした。 

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城崎にて、ゆったりん旅 温泉編 その2

 二日目を続けます~。時系列でだらだら。  

 旅館に着いて一休みしたら、さっそく浴衣に着替えて旅館の下駄で外湯めぐりに出かけました。そも城崎温泉とは、温泉を共有財産として皆で楽しむ外湯によって発展した温泉町であり、浴衣に下駄が正装とされているそうです。粋さね。 
 その歴史はとても古く、1400年前にコウノトリが湯あみしたことで発見され、後に高僧道智上人の救世祈願の仏心によって開かれた…のだそうな。『古今和歌集』や『増鏡』にも、「但馬の湯」として語り伝えられているそうな。ほーう。  

 外湯は全部で七つ、泊まる西村屋の内湯を入れれば八か所のお風呂! 二日間で全部に浸かりますわよ~、いざいざいざ。 
 まずは一番遠い駅舎温泉「さとの湯」に浸かり、短めにしようと心がけつつも20分間ぼ~っとジェットに当たっていたら、めためたにのぼせて大変でした。脱衣所で、本当に倒れるかと焦っちゃった…。駅舎温泉なので歴史はありませんが、展望露天風呂に入り損ねたのは残念でした。  

 カラン、コロン、カラン、コロン…♪  
 お次はこちら、「地蔵湯」。泉源から地蔵尊が出た、のだそうな。
 気を付けて10であがるようにしたけれども、まだまだのぼせ気味になりました。  

 カラン、コロン、カラン、コロン…♪  
 3軒目はこちら「柳湯」です。中国の西湖から移植された柳の下から湧き出た、のだそうな。 
 お風呂は一番小さいくらいでしたが天井が高くて、檜の香りが良かったです。
 この辺で、逆上せないコツ(?)がわかってきました。  

 カラン、コロン、カラン、コロン…♪  
 ここらで1回目のビール休憩をしました。店先で地ビールの頂けるお店が何軒かあって、外湯めぐりの人々が吸い寄せられてしまう誘蛾灯のようでした。ふふふふ…ふ…、笑いが止まらないほどに、なんと美味しいビールでしたことかな(詠嘆)。  

 そして4軒目、「まんだらの湯」です。道智上人の千日祈願にて湧出した、のだそうな。
 ここの湯舟はなかなか深く、小柄だった里見が顔まで浸かってしまったというエピソードを文芸館で読みました。  

 順調に4軒回ってここでまたビール休憩。じゅわっと水分を吸収。頃合いな時間になったので、宿に戻りました。 
 カラン、コロン、カラン、コロン…♪  

 お部屋でしばらく待っていると、待ってました~の夕食の時間。可愛い仲居さんが運んでくれます。沢山歩いたし温泉で汗も流したし、残さずいただきますぞぅ。 

 まずは一献、旅館からの祝い酒をいただきました。金粉が浮いていましたよ。ほんの少し、お赤飯も付いていました。   
 では前菜。わか鮎蓼焼き、小茄子旨煮、紅かに絹田巻、鴨ロース、南瓜の松風…。
 梅みたいに見えるのは、小さな桃。  

 御造里は、鯵に天然鯛によこわ。最近、よこわに縁がありますね。
 

 椀物は、利久豆腐 アスパラ擂り流しです。
 これ、美味しかったです。アスパラの擂り流しなんて、初めていただきました。  

 含肴は、鮑のソテーです。
 濃いめの味付けでした。大好きな貝なので喜ぶ私。  

 箸休は、蓴菜(じゅんさい) 養老寄せ美味出しです。
 実は、予約時のアンケートで嫌いな食べ物を問われ、大和芋と書いたのですが、フロントで「どうされますか?」と訊かれて「食べます!」と答えたのがこれです。何となく食べられました。ガラスの色が綺麗ですねぇ。  

 焼肴は、伊佐木の二色焼、小メロン松前、茗荷です。  これも美味しかったー。胡麻みその方には牛蒡、麦みその方には茄子が巻かれていました。美味じゃ美味じゃ。

 台物は、黒毛和牛ロースしゃぶしゃぶ 夏野菜添えです。うっふっふ~。
 土地柄、但馬牛です。これが冬のあいだは蟹なのでしょうね。しゃぶしゃぶ、とても久しぶりでした。  

 酢肴には、青・白芋茎煎米香浸し 蛸油霜、梅肉というもの。芋茎がそんなに得意ではないのですが、ここのは美味しく頂けました。御食事は山椒御飯、留椀は赤だしのなめこ汁でした。  

 そして水菓子。これはジュレが美味しかったなぁ。夏みかんのジュレだったかしら?
 ご馳走さまです。  

 少しお部屋で酔いを醒ましてから、内湯をもらいました。 
 西村屋は露天風呂付きの部屋が人気ですが、私たちは予約が遅すぎて取れませんでした。でも、そのお陰でしょうか? 内湯がほとんど貸し切り状態で、露天風呂を心ゆくまで堪能しましたよん。城崎温泉は外湯めぐりがあるし、露天風呂付きの部屋にしてもあまり意味がなかったかも知れないです。 

 夜の締めくくりは、旅館のバーで。最初の内はちょっと…完全に出来上がった人たちがカラオケで騒いでいたので「うう…」という感じでしたが、その人たちが撤収してからは、お店のママさんたちとお喋りをしたりして(どんどんだーさんが饒舌になった)、しめやかに夜が更けたのでした。ジンライムでほろ酔い。続く。

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城崎にて、ゆったりん旅 温泉編 その1

 城崎二日目です。 
 ぎりぎりにチェックアウトをして、駅前のコインロッカーへと向かいました。それから温かいものが飲みたくなり、ふらっと入った喫茶店でカフェオレをいただいて人心地です。エンジンかかるかな、ぶるぶるぶ…。
 静かなジャズの流れる、こだわり満載な雰囲気のお店でした。

 そして、前もって決めておいた順番にしたがってのーんびり歩いて行った先は、「城崎文芸館」です。やはりここは外せません。
 ここの軒下でツバメが子育て中でした。 
 伝統工芸・麦わら細工の展示室もあって、なかなか私のツボ。小さなこっぽりを、記念に購入しました。

 志賀直哉の初版本などの展示に、書簡や葉書。白樺派の作家の中に、谷崎や川田順の名前などもあり、「ほうほうほう~」と見入ってしまいます。
 つくづく、城崎って文人墨客に愛されていたのだなぁ…と思いながら、同じ地を踏んでいることがじわじわと嬉しくなってきました。
 あ、でも白樺派はそんなに読んでいません。有島武郎が割と好きだったかな。志賀直哉なんて、新潮文庫の『城の崎にて 小僧の神様』くらいで、『暗夜行路』は、教科書で読まされた羊羹の件がすごく苦手で、読まず嫌いになってしまいました。なはは…。

 文芸館を出てからも散策を続けます。城崎の町並みや風景、とても素敵でした。この風情、観光地化され過ぎていないからこそ保たれているのかも知れませんね。
 味のある浴衣姿のおじさま、思わず背景に入れさせていただきました。

 立ち並ぶ旅館と柳の緑。
 
 お昼時になりましたので、前日から目を付けていたお店で昼食としました。魚屋さん「おけしょう鮮魚」の二階にある「海中花」というお店です。 

 昼食と言いましても、私たちが何とか定食を選ぶはずもなく、単品でそそられるものを頼んじゃいます。もちろんビールで!
 まずは私の即決、岩ガキ。わーい♪
 ほのかに甘く、素晴らしく美味でした。とろける…。
 だーさんの選んだ白キスの天ぷらです。これ、残すところがなかったですわ。美味しかったー。


 アジの造りも、
 

 甘エビのかき揚も、
 おお、おいじい…。

 そしてこちら、私がぜひ頂いてみたかった、のど黒の塩焼きでっす。思ったほど大きくなくて安堵しつついただくと、きゃあ美味しい!
 もっと淡白かと思いきや、とても旨みのあるお魚ですよ。流石は高級魚。 
 途中からは熱燗で、贅沢な昼食になってしまいました。

 食後は駅前で時間をつぶし(ビール休憩)、いよいよバスで旅館へ送ってもらいます。この日の旅館は…、老舗旅館「西村屋」です。ここに泊るのが、とっても楽しみだったのですよー。

 到着時のおもてなしはお抹茶でした。栃の実の羊羹と一緒に。   続く。

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城崎にて、ゆったりん旅 マリンワールド編

 先週の金曜日から二泊で、城崎へ行ってきました。 
 朝8時過ぎに最寄駅から電車に乗り一旦梅田へ出た後、またまた兵庫県へまい戻るという経路で、およそ4時間! それでも一応県内旅行…という、温泉の町です。何て遠い近場でしょう。よく揺れる長閑な電車にゴトゴト運ばれる、ゆったりん旅の始まりでございました。

 着いたらもうお昼…。少し肌寒かったです。
 駅を出てすぐ横に、さっそく駅舎温泉「さとの湯」がありました。 
 でも、外湯めぐりは二日目以降の予定なのであります。 

 バス停のすぐそばには、各旅館の下駄が奉納されていました。
 翌日わかったことですが、外湯の番頭さんたちはこの下駄と浴衣の旅館名を見ながら、湯上りのお客さんにささっと下駄をさし出してくれるのでした。

 さてさて、一日目のお目当ては「城崎マリンワールド」です。我ら水族館フリーク夫婦なので、ここに訪れるのが楽しみだったのですよ。
 日和山のバス停から少し歩くと、曇り空の下に白い建物が姿を現します。いやそれにしても、平日だからとは言えなんてひと気のない入口…。 


 そして館内に足を踏み入れてもやっぱり、ひ、人がほとんどいない…。こんなに見易い水族館は初めてかも! 嬉しいー。
 この角度でコバンザメを見たのも初めてかも知れない。

 1時からのイルカ・アシカショー(マリンピックを目指すアシカたち、というストーリー仕立てで面白かった)を観覧してから、館内のお店で昼食を取る。お腹もぺこぺこになったので。
 だーさん選んだのは“いかめしとあらめうどん”。  “あらめ”というのは、海藻のことでした。

 私が選んだのはシーフードピラフ。ピラフとは言っても焼き飯かな。味は良かったです。
 だーさんに味見をもらって、ピラフを手伝ってもら。

 この水族館は海岸線にそって細長く建てられているので、施設の全貌がわかりにくかったです。遊覧船に乗ると、きっと見渡せるのでしょうけれど。


 ご飯のあとは、トドのダイビングを見たり。
 ←おたけび中。雌がひとまわり小さいですが、おたけびでは負けていません。ん?めたけび?

 ペンギンの散歩を見たり。きゃー。


 こんなに近くを歩いていくの! 可愛い~。
 ペンギンって時々固まるから、後ろの飼育係の人たちに半ば背中を押されながらの散歩です。しばし興奮して着いていきました。

 ペンギンの散歩の後は、ゆっくりと他の水槽を見てまわりました。参加体験コースもいろいろと用意されていて、生き物たちとの距離がより短くなるように工夫されていました。
 お店の前でアジを釣って、その場で天ぷらにしてもらえるフィッシングコーナーもありました。おお、すぐに食べちゃうのね…。

 魚の種類はやや少なめだったかな? 十分に観て回ったので、バスを待っている間にビール休憩をしました。
 名勝・日和山海岸を眺めながら。


 この日の宿泊は普通のホテル、いや普通というより、かなり怪しいホテルだった…。ま、マリンワールドの為の一日だったので仕方ありませんが、実はアニバーサリーでした。 

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梅田で呑みました♪ 「かわさき」 その2

 6月4日。
 昨日から蔵書整理にはまっている。蔵書の整理、なんて楽しいんだ! しかし、蔵書って言うのは何だか大袈裟だな…。

 で、昨日の話。
 昨夜も梅田で呑みました。今回の名目はずばり、だーさんの慰労です。先月2日に行ったばかりなので、こんなに早くに再訪が叶うなんて思いませんでした。そしてそして、ますます二人共ここが気に入りました。
 ええそこは、「小料理処・御飲み処 かわさき」でっす。 

 18時過ぎ、仕事帰りのだーさんと現地で落ち合う。最近は梅田でも、地図とにらめっこながら現地集合が出来るようになったのは、我ながら進歩だわー(てゆーか、二度目なのに!)。
 お店の前で待っていたら女将さんが、「予約で二人分しか席が空いてないから中にいた方が」と声をかけてくださったのは有り難かったです。次回からはちゃんと予約しよーっと。

 お店の前で電話しているだーさんの姿を見て、「待ち合わせの方では?」と大将にも声をかけていただいたりして…。
 無事に合流。兎に角乾杯~♪
 のどが渇いたまま我慢していたので、この一杯目が旨いったら!

 厨房の上に貼られたメニューを散々にらんで、周到な作戦を立てる私たち。まずは焼き鳥をば。“地鶏焼き”と“せせり焼き”です。
 
 鶏の旨味~。これで食欲に火がつくわん…。

 だーさんはここで熱燗に。
 選んだお猪口は、綺麗なモスグリーンに花。うーん、何の花でしょう…? 桔梗?鉄線?

 こちら、“京うまい菜と厚揚げ”です。
 こんなお惣菜が、めちゃ美味しいのです!

 山芋の天ぷら、熱々のうちに頂いたので美味しかったです。ネバネバしてなければ平気。揚げものは、いわし天ぷらも頂きました。
 
 我々の食が進んでいるときに大将が話しかけてくれて(忙しそうなのに)、前回訪れたことも覚えてくれていらしたのには吃驚しました。流石ー。

 ここからいよいよ本命(?)。隣のおじ様達のホタルイカが美味しそうだったので、私も食びたい!と、“ホタルイカ酢味噌”を。
 私はこれで半ばとろとろにとろけ…。

 これで完全にとろけました!
 “よこわ刺身盛”です。よこわは鮪の幼魚のことで、近海で獲れるので冷凍しないのですって…!
 普段赤味の魚に感動することはないのですが、これは一口目で「おいしい…!」と大将に賛辞を送ってしまったほどの美味でした。いや、美味しかった…。

 そして、今日は是非とも頂かねばと二人で決めていた名物“こだわりの玉子焼き”です。 
 ふふふ…美味しかった。こちらで頂いたものは全て、一口ごとにうなってしまうほどに美味しかったのですが、卵好きとしてはとても幸せな玉子焼きでした。

 〆に泡盛の端泉のロックを頼んだら、こんなタンブラーで出していただけました。
 綺麗だなー、と思ってデジカメを向けたら「伊万里です」と一言。伊万里!きゃふ~ん♡

 端泉に合わせて大将が勧めてくれた水茄子。これも美味しかったですー(こればっかり)。
 だーさん曰く、「月一で来たいわ」。 

 何だかね、本当に美味しいものを頂けるお店って、ただそれだけじゃないなぁ…と強く思わせられるお店です。何て言ったらいいか、美味しいものをちゃんと美味しくいただける為の心地よい場を、お料理と一緒にさり気なく提供してくれているお店、とでも言いましょうか…。
 是非ともまた行きたいです。こうして記事を作っていると、自分の撮った画像が滅茶苦茶美味しそうで(自画自賛?なはは…)まったくもって落ち着きません。 

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元町の「ノルブリンカ」にて、おいしかったゾウ♪ その2

6月1日、日曜日。晴れ。 
 さあ、今日から6月♪ 
 昨日にひき続き、今日も電車で出かけました。日傘をお供に、白いブラウスとデニム…。 

 まずはだーさんの用事を済ませ、行き当たりばったりなランチへぶらぶら。…と、そこであれこれ紆余曲折がありまして…移動に次ぐ移動。てくてくてくてくーっと、散々歩いて2時ちょっと前にたどり着きましたのがこちらのお店です。 
 前回とても美味しかったので是非とも再訪したかったお店、「アジアン食堂 ノルブリンカ」でっす。
 前回と同じテーブルに案内されました。 

  お腹が空いたよ!のどもかわいたよ!と、暴れそうな私、メニューを見る前にがつがつとビールをオーダーです。 
 ここで人心地。やっと思考力が戻ってきたわ…。

 前回とはまた違うものをオーダーして、わくわくと待ちます。 食びたいゾウ食びたいゾウ、待つゾウ待つゾウ…。

 すぐに運ばれてきましたのは、“パックプン・ファイデン/空心菜いため(タイ・やや辛)”です。前回は時節柄、頂けなかった空心菜。わ~い♪
 空心菜って美味…。辛味が絶妙な逸品でした。だーさんが頻りにすすめるので、赤唐辛子もそのままパクン。辛いってば…!

 さらにこちら、魅惑の揚げもの“ガー・チェイン・ボー/鶏のから揚げ(ベトナム)”です。
 熱々うまうま~♪

 そして、今日の私のメインご飯は、“パッタイ/海老入り辛いやきそば(タイ・特に大辛)”です。メニューを見て、“特に大辛”の文字から目が離せなくなりました。なになに? “バンコクの人が一般的に食べている辛さになっております”ですって…?
 オーダー時、「かなり辛いですが、辛いものはお好きですか?」と念を押されたので、「はいっ」と答えました。「あたしを誰だと…」とは言ってません。


 と言う訳で、お酒も変えました。
 チリの赤ワインです。

 いったいどれだけ辛いのかしら?と、内心おっかなびっくりでしたけれど、すっごぉく美味しかったです! パクチーも素敵♪
 今まで頂いたパッタイは何だったのかしら…?と、首を傾げるほどの辛さでしたが、旨味もしっかりあって美味! これは私、大好きです~。  

 だーさんのメインご飯は、“ブン・ティット・ヌォン/豚焼肉と野菜サラダのっけ麺(ベトナム)”です。麺が見えませんけれどビーフン(米麺)でした。
 少し味見をもらったら、これはこれでサッパリしていい感じ。豚焼き肉が美味しそうでした。

 これは使わなかった取り皿ですが、この金魚が可愛くて好きです。

 今回はあえて生春巻きを頼まなかったけれど、次回はまたいろいろいただきたいなぁ…。やっぱり生春巻きも。
 こちらのお店の料理は現地の味そのままなので、日本人好みの味付けをあえてしないそうです。そういうのっていいなぁと思いつつ、がつんと来る辛さにワインをぐびぐび。二人でふらふらと帰路に着きました。ご馳走さまでした♪ 

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