11月10日

 @rinakko
 【暴君――シェイクスピアの政治学 (岩波新書)/スティーブン・グリーンブラット】
 
 “薔薇は政党のバッジのように機能し、〈略〉法的議論(それが何であったにせよ)は、白か赤かをただ選ぶことに変わってしまう。奇妙にも現代の政治そのままではないか。”(『ヘンリー六世』)
 “暴君は、法に無関心なだけではなく、法を憎んでおり、法を破ることに喜びを感じる。法が憎いのは邪魔だからだ。法があるのは皆のためだが、皆のためなんて糞くらえなのだ。” “ずっと虚偽を連続して浴びせ続けると、疑い深い人たちは隅に追いやられ、混乱を生み、本来なら起こるはずの抗議の声も生まれないことがある。”(『リチャード三世』)


 @rinakko
 『暴君――シェイクスピアの政治学』読んでいてめっちゃ『ホロウ・クラウン/嘆きの王冠』を観たくなったけど(そら無理もねえ)、そんなことしたらきっと色々手に付かなくなる。カンバーバッチ・リチャードが斃れるまで駆け抜けてまう(無理です)。

 @rinakko
 で、アトウッド『誓願』を読んで「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」も観たくなったのだった。小説を読み返すよりそっちかなぁ…と。(でも今はホロウ・クラウン駆け抜けたい)

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