9月に読んだ本

9月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:4683

歪み真珠歪み真珠の感想
再読。
読了日:09月30日 著者:山尾 悠子
帽子収集狂事件【新訳版】 (創元推理文庫)帽子収集狂事件【新訳版】 (創元推理文庫)の感想
再読。
読了日:09月29日 著者:ジョン・ディクスン・カー
眠れる海 (現代歌人シリーズ17)眠れる海 (現代歌人シリーズ17)
読了日:09月27日 著者:野口 あや子
とつくにの少女 10巻 (ブレイドコミックス)とつくにの少女 10巻 (ブレイドコミックス)
読了日:09月25日 著者:ながべ
ラウィーニア (河出文庫)ラウィーニア (河出文庫)の感想
再読。素晴らしい読み応え。改めて構造にも感嘆した。自分で創造しておきながら、何故ウェルギリウスはラウィーニアが金髪だと思っていたのだろう。本当の彼女は黒髪だった…。詩人に軽んじられたラウィーニアが、己の声で語るアエネーイス。当の詩人とラウィーニアが出会い、言葉を交わす場面が大好きだ。詩人からトロイアの英雄の妻となる運命を知らされたラウィーニアは、自らその未来を受け入れ毅然と歩み続ける。王の娘であろうと女でしかない、でも無力じゃない。持ち前の聡明さで時には強かに。ル=グウィンならではの作品を堪能した嬉しさよ
読了日:09月24日 著者:アーシュラ・K. ル=グウィン
ルネ・ヴィヴィアン詩集 菫の花の片隅でルネ・ヴィヴィアン詩集 菫の花の片隅で
読了日:09月21日 著者:ルネ ヴィヴィアン
カフェ・シェヘラザード (境界の文学)カフェ・シェヘラザード (境界の文学)の感想
〈生存者〉という言葉がなんと重いことか。生き延びた人たちのこちら側と向こう側を分けた、イディッシュ語でいう〈運(マゼル)〉について思う。愛おしんだ日々との断絶。己の過去、家族や友人たちから引きちぎられ、終生難民となった彼らの物語る声が重なる。到底折り合いのつけられない理不尽な目にあったこと、それも一人一人が抱えて生きていくしかない。“彼の心のなかには、未来永劫の戦線が一本、着実に引かれつつあった。愛と怒りのあいだ。愛する人のぬくもりを取り戻したいという欲求と、すべてを捨てて立ち去りたいという衝動のあいだ。
読了日:09月19日 著者:アーノルド ゼイブル
ある協会ある協会
読了日:09月17日 著者:ヴァージニア・ウルフ
語りなおしシェイクスピア 1 テンペスト 獄中シェイクスピア劇団 (語りなおしシェイクスピア テンペスト)語りなおしシェイクスピア 1 テンペスト 獄中シェイクスピア劇団 (語りなおしシェイクスピア テンペスト)の感想
痛快、頗る面白かった! アトウッドのシェイクスピア語り直しなんて期待しまくりだった訳だが、「そう来ますか!」の連続で身を乗り出し気味に堪能した。二つのテンペストの重なり絡み具合、獄中版テンペストの独創的な魅力(アントーニオのラップ大好きだ)にわくわく、劇作にある罵倒句(『赤死病でくたばれ』とか)を駆使する生徒たちの会話にはにやにや。先に読んだアトウッドのインタビューの中、“「テンペスト」は誰もかれもが「牢」に閉じこめられる話”という解釈が気になっていたので、その点でも大変満足だし、第五部の内容にも痺れた。
読了日:09月16日 著者:マーガレット・アトウッド,鴻巣 友季子
その裁きは死 (創元推理文庫)その裁きは死 (創元推理文庫)
読了日:09月15日 著者:アンソニー・ホロヴィッツ
殺す者と殺される者 (創元推理文庫)殺す者と殺される者 (創元推理文庫)
読了日:09月11日 著者:ヘレン・マクロイ
突囲表演 (河出文庫)突囲表演 (河出文庫)
読了日:09月10日 著者:残雪
忘却についての一般論 (エクス・リブリス)忘却についての一般論 (エクス・リブリス)
読了日:09月07日 著者:ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ
マルジナリアマルジナリア
読了日:09月07日 著者:伊豫田 晃一
すべては消えゆく マンディアルグ最後の傑作集 (光文社古典新訳文庫)すべては消えゆく マンディアルグ最後の傑作集 (光文社古典新訳文庫)の感想
再読。
読了日:09月04日 著者:マンディアルグ
ウィーン五月の夜 (叢書ウニベルシタス)ウィーン五月の夜 (叢書ウニベルシタス)
読了日:09月02日 著者:レオ・ペルッツ
偶然、この官能的な (ユニヴェール13)偶然、この官能的な (ユニヴェール13)
読了日:09月01日 著者:笹原玉子

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