本が好き!な、りなっこのダイアリーです。週末は旦那と食べ歩き。そちらの報告も。
本読みの日々つらつら
5月10日(木)のつぶやき(読んだ本、『バラルダ物語』)
08:32 from web
おはよございますー。最近玉ねぎを切っていても涙が出ないなーと思ったら、そう言えば眼鏡でした。ちゃんちゃん。
09:18 from web
今朝の朝ごはん生春巻きは、カニカマと焼き豚と新玉ねぎとアボカドを巻き巻き。ちょっと食材を買い控えているのでね。
☆ ☆ ☆ ☆
13:50 from 読書メーター
【バラルダ物語 (福武文庫)/牧野 信一】を読んだ本に追加 →book.akahoshitakuya.com/b/4828831630 #bookmeter
13:54 from 読書メーター
【バラルダ物語 (福武文庫)/牧野 信一】
うーむ、面白かった。いささか無頼な私小説だな…と思いつつ読み進めていくと、少しずつ景色がぐんにゃりと歪んで夢か幻みたような怪しかる様相を呈しだす。その“ぐんにゃり”加減が堪らなかった。己自身をA・B・Cと三個の個性に分けてみて、三人(!)を旅に送り出してしまう“僕”の話「吊籠と月光と」や、旱魃に襲われた村の水車小屋での奮闘を描く表題作。
言うことを全く聞かない図太く頑迷な驢馬の耳腔に、往時の夢を諄々と囁き、自作のBallad(うまおいうた)をホメロス調で朗吟しながら必死で掻きくどく…「ゼーロン」。(その後、虻に脅えて“永遠の木馬”がやにわに駆け出すと、ここぞとばかりに喉を搾りあげてヒクソスの進軍歌を喚きたてる。…て、なぜ歌で驢馬が走ると言うことになるのかのう。)…など。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )