3月12日(月)のつぶやき(読んだ本、『十蘭万華鏡』)

05:17 from web
はああ、今日は雪の予報…。終日、暴風雪ですって。
07:51 from web (Re: @muchipuri
@muchipuri おはようございます。私は以前旧訳で読みましたけれど、「ん…?」と首を傾げるような箇所が幾つかありましたので、再読は新訳版でしたいと思っています。新訳『わたしの名は赤』は、私の周りでは好評ですよ~。
07:59 from web
おはよございます。そもそも私、ここに住むまではまだ雪に淡い幻想を抱いていたのだ。真っ白で、ふわふわで、一晩で別世界になるのに一日で儚く消えて…とか。冬が終わるまでなくならない雪は茶色く汚れて、そんな幻想を見させてくれないものね…と、お弁当を作りながら思いました。

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14:56 from 読書メーター
【十蘭万華鏡 (河出文庫)/久生 十蘭】を読んだ本に追加 →book.akahoshitakuya.com/b/4309410634 #bookmeter

15:24 from 読書メーター
【十蘭万華鏡 (河出文庫)/久生 十蘭】
 これもよかったです。とりわけ好きなのは、「花束町一番地」や「花合せ」「雲の小径」。中でも「花合せ」は、南瓜話が何とも色っぽくて好きだったのだが、主人公の福井が再会した未亡人が、夫がフランスでしこたま買い込んだ高級珍味があり過ぎてお米の配給しか受けられない…と嘆くところで度肝を抜かれた。浮世離れして楚々とした美人が一人でフォアグラ(とか蝸牛とか鰻のスゥプとか)三昧の日々…だなんて、こういう胸やけを催しそうな洒落た設定をどうやって思いつくのだろう…(感嘆)。

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