今日は釜飯♪ 「釜蔵」

6月14日、日曜日。まあまあ晴れ。 
 “まあまあ晴れ”って。“まあまあ”でも休日に晴れてくれれば御の字だが、たまにはすっきりさっぱりぴっかり晴れてもらいたいものだ(ぶつぶつ)。    

 こちらに越してきて3週間経った訳だが、ここ最近は鯖漬けな日々である。もともと鯖好きな連れ合いが、ご当地ならではの美味しさにはまってしまった。鯖は私も好きな方だけれど、何となくイメージ生臭いよなぁ…(ぼそり)。ま、いっか。  
 …とか言っている私が、今日のお昼には鯖がたぷーり入った釜飯をいただいたりして、だーさんの鯖への傾倒に引っ張られ気味なのであった。  

 相変わらず休日はほとんど外食しているものの、お店の情報が少なくて(てか、そもそも店が少ない)手探り状態。そんな中今日のお昼ご飯は、JRを使って隣の隣の(たぶんそれくらい)鯖江市にある釜めしのお店まで出かけてみた。   
 事前情報によると割と有名なお店らしいのだが、駅から20分ほど田んぼと民家ばかりの長閑な道のりをてくてく歩いていると、「本当にこんなところにそんなお店があるのー?」という気分になって…。 
 …おお、ここですか! 「釜めし専門店 釜蔵」までやってきましたー。

 
 まだ早めの時間だったので店内は空いていた。私たちはお庭の見える奥のテーブル席に。
 釜めしは、注文してから出来るまでに時間がかかる(25分くらいだったかな)。でも私たちはビールから始めるのだから、オーダーもゆっくり…。
 
 “へしこの中落ち”とか。
 あと、出し巻きやら野菜の天ぷらを肴にのどを潤した後、ゆるゆるとおもむろに釜めしのオーダーをするのであったよ。

 こちらがだーさんの頼んだ、“鶏照焼き釜めし”。
 もれなくご飯は山菜入り。 さらに鶏肉の下には玉子も隠れている。

 そして私の頼んだ、“焼さば釜めし”。お品書きを見て迷ったものの(あさりとか鮎とか)、鯖関係が本当に美味しい土地なので期待をしてこれにした。
 焼さばは、山菜ご飯の中にもたんもり惜し気なく混ぜ込まれている。ほかほかご飯にほろほろの鯖を一緒に味わうのが、堪えられない美味しさ。お焦げも香ばしくて、いやはやお箸が止まらない…。量がかなり多くて完食は無理だったけれど、だーさんがその分まで食べてくれたのであった(食べ過ぎじゃん)。  
 うーむそれにしても、釜めしはビジュアルがいささか地味だな。 

 そして食事の後…。鯖江で時間を過ごせそうな場所を探して足を向けたら、やっていなかったり(『めがね会館』土日休みってどうなのよ…)、ちょっとだーさんがやさぐれ気味になったりして少々厄介だったけれど、概ね穏やかな休日となった。復路の車中にて呑みかけのウメッシュを窓際に置いたまま、だーさんの肩を借りてうたた寝を楽しんだり(“昼ビール→うたた寝”って、どうしてあんなに気持ちいいの…)。

 ついでに。
 これは昨日の家飯。朝の6時から仕込んだ豚バラのカレーライス。どうして6時から仕込んだのかというと、冷まして味を馴染ませるため。
 まあ、普通のカレーライスではあるが、玉ねぎはしっかり飴色に炒めたし、豚バラ肉はことこと1時間下茹でして余分な脂を落としたりした(旨味の残ったスープは使う)。でもさー、男の人って、そういうことに何ら気付かずにペロッと食べるよなぁ。そういう無頓着さは男の人の美点かも知れないとは、思う。ただね、別の手抜きなところはしっかり揶揄してくるところが口惜しい。うぬーん。

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