バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

RNA投与によって細胞特性を改変する方法

2010年03月29日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-518366 出願日 : 2004年7月9日
公表番号 : 特許公表2007-527211 公表日 : 2007年9月27日
出願人 : ライボステム・リミテッド 発明者 : レイ,スティーヴン

【解決手段】本発明は、RNA分子を用いた細胞特性の改変に関する。特に、本発明は、細胞が動員、遊走、統合、増殖及び/又は分化する能力の改変に関する。例えば、本発明は、遊走、統合及び増殖する能力の獲得を含む、幹細胞の分化の誘導に関する。また、本発明は、in vivoでの幹細胞の動員、遊走、統合、増殖及び/又は分化の誘導にも関する。従って、本発明は、幹細胞仲介による機能的修復の促進に関する。また、本発明は、分化細胞の逆分化にも関する。これらの効果は全て、所望の細胞型を有する細胞から抽出できるRNA配列を有する単離RNAを細胞の集団に、細胞特性の改変が達成される条件下で提供することによってもたらすことができる。e-kouhou 特許公開・明細書

幹細胞バンクを提供するためのシステム及び方法

2010年03月29日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2007-505067 出願日 : 2005年3月22日
公表番号 : 特許公表2007-531116 公表日 : 2007年11月1日
出願人 : セルジーン・コーポレーション 発明者 : カミンスキー,ジョセフ,ケイ. 外3名

複数の幹細胞単位に関する情報を含む幹細胞レジストリーを維持するための方法、コンピュータシステム及びコンピュータプログラム製品。ドナーを幹細胞レジストリーに登録する。ドナーからの幹細胞単位を特性決定する。特性決定によって得られた幹細胞単位に関する情報を、幹細胞レジストリーに記録する。複数のデータ・レコードを有するコンピュータ読み取り可能媒体。前記複数のデータ・レコード中の1以上の個々のデータ・レコードは、(i)幹細胞提供物に一意的に相当する採取識別番号、(ii)幹細胞提供物に関連する臍帯血球数及び(iii)幹細胞提供物に関連する胎盤血球数を含む。複数のデータ・レコードを含む別のコンピュータ読み取り可能媒体。前記複数のデータ・レコード中の1以上の個々のデータ・レコードは、(i)幹細胞提供物に関連する臍帯血球数、(ii)幹細胞提供物に関連する胎盤血球数及び(iii)幹細胞提供物中の少なくとも2幹細胞移植単位の表示を含む。 明細書pdf >> かんたん特許検索

3次元培養できる細胞培養用基材

2010年03月29日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2008-233322 出願日 : 2008年9月11日
公開番号 : 特許公開2010-63411 公開日 : 2010年3月25日
出願人 : 帝人株式会社 外1名 発明者 : 佐竹 真 外4名

発明の名称 : 細胞培養用基材

【課題】細胞を、その特性を損なうことなく、かつ細胞同士が重なり合うことなく分散した状態で3次元培養できる細胞培養用基材を提供する。
【解決手段】平均繊維径が0.05~5μmである高分子化合物より形成された繊維構造体の繊維表面上に、疎水性材料結合部位および細胞接着部位を有するキメラタンパク質が固定化された細胞培養用基材、かかる基材に幹細胞を播種して培養することにより得られる幹細胞培養複合体、ならびに該基材を含む細胞培養増殖装置。明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

心臓の弁を体内で再生 拒絶反応起きぬ自己移植に道

2010年03月29日 | 医療 医薬 健康
 自分の細胞だけからなる心臓の弁を体内で作り出させる方法を、国立循環器病センターと日本大のグループが開発した。体内で再生させた弁を自分に再移植すれば、拒絶反応が起きない。心臓の弁障害のある犬で臨床研究を重ね、人への応用を目指すという。 朝日新聞(Web版)2010年3月28日

パーキンソン病の治療のための医薬

2010年03月28日 | からだと遺伝子
国際出願番号 : PCT/JP2006/312854 国際出願日 : 2006年6月28日
国際公開番号 : WO2007/001010 国際公開日 : 2007年1月4日
出願人 : 国立大学法人金沢大学 外1名 発明者 : 東田 陽博 外6名

 パーキンソン病の治療のための医薬であって、メディアトフォアをコードする遺伝子を組み込んだベクターを含み、脳内でメディアトフォアを発現させることができる医薬。 明細書pdf >> かんたん特許検索

結核ワクチンとして有効性のあるDNAワクチン

2010年03月28日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2005-280379 出願日 : 2005年9月27日
公開番号 : 特許公開2009-1493 公開日 : 2009年1月8日
出願人 : 独立行政法人国立病院機構 外2名 発明者 : 岡田 全司 外2名

発明の名称 : DNAワクチン組成物

【課題】本発明は、種々の疾患(感染症疾患、癌疾患、神経変性疾患、アレルギー性疾患、自己免疫疾患等)の治療または予防に有効な、ウイルスエンベロープベクターおよび該ウイルスエンベロープベクターに封入されたDNAワクチンを有効成分とする医薬組成物、およびその製造方法の提供を課題とする。
【解決手段】本発明者らは、上記の課題を解決するために、結核ワクチンとして有効性のあるDNAワクチン(Hsp65 DNAおよびIL-12 DNA)をセンダイウイルスエンベロープベクターに封入し、モデルマウスに投与することにより、結核菌感染への予防および治療効果を示すか否かを検討した。その結果、DNAワクチンをウイルスエンベロープベクターに封入することにより、該DNAワクチンの効果が増強されることを見出した。 明細書pdf >> かんたん特許検索

脂肪組織由来幹細胞の培養方法

2010年03月28日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2007-146757 出願日 : 2007年6月1日
公開番号 : 特許公開2008-295396 公開日 : 2008年12月11日
出願人 : オリンパス株式会社 発明者 : 増田 芳子 外1名

【課題】脂肪組織を消化して得られた細胞群から脂肪組織由来幹細胞を高純度に分離して培養する方法の提供。
【解決手段】脂肪組織を分解して得られた細胞懸濁液から細胞を抽出する抽出ステップS1と、抽出された細胞を、接着性向上のための表面処理の施されていない培養容器に播種する播種ステップS2と、播種された細胞を、培地交換しながら培養する培養ステップS3とを備え、該培養ステップS3における最初の培地交換を細胞の播種後、16~24時間後に行う脂肪組織由来幹細胞の培養方法。 明細書pdf >> かんたん特許検索

iPS細胞の作成を、癌抑制遺伝子が阻害していることを発見

2010年03月28日 | 細胞と再生医療
 川村晃久 生命科学系キャリアパス形成ユニット特定助教と鈴木丈太郎アステラス製薬研究本部分子医学研究所主任研究員らは、米国ソーク研究所(Salk Institute for Biological Studies)のGene Expression Laboratory(Juan Carlos Izpisúa Belmonte(教授)およびGeoffrey M. Wahl(教授))のグループとともに、p53と呼ばれる癌抑制遺伝子がiPS細胞の形成を阻害していることを見出しました。京都大学お知らせ 2009年8月10日

◇京都大学 山中伸弥教授の研究グループ、iPS細胞を効率よく作成する方法を発見
  http://tinyurl.com/yzm5c6r

芽胞形成細菌芽胞からのゲノムDNAの抽出方法

2010年03月28日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2008-142578 出願日 : 2008年5月30日
公開番号 : 特許公開2009-284853 公開日 : 2009年12月10日
出願人 : キリンビバレッジ株式会社 発明者 : 中西 弘一 外1名

【課題】芽胞からのゲノムDNAの抽出・取得を発芽による栄養細胞の調製を行なうことなく、温和な条件下で、効率的に行なうゲノムDNAの抽出・取得方法を提供すること。
【解決手段】芽胞形成細菌の芽胞を、静菌性乳化剤の存在下に、溶液中でインキュベートすることにより、芽胞の発芽による栄養細胞の調製を行なうことなく、芽胞から直接ゲノムを溶出・抽出する。本発明において、芽胞からのゲノムDNAの抽出・取得方法において用いられる静菌性界面活性剤としては、蔗糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、及び糖アルコール脂肪酸エステル等の静菌性乳化剤を挙げることができる。本発明の方法は、芽胞の粉砕手段のような手段を用いることがないので、ゲノムDNAの細片化等の変性を生じることなく、直接ゲノムを簡便な手段で抽出することができる。