マグネシウムをもっと採るといい

メタボリックシンドローム予防になる

　肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症……動脈硬化を進め、心臓病や脳卒中の危険性を高める「メタボリックシンドローム」の予防にマグネシウが有効ということが、18～30歳の4637人を15年間追跡調査した米国の大規模な研究でわかった。雑誌「Circulation」でこのほど報告された。詳細＞＞日経BP＞＞サプリ＆機能性食品

「太りやすいDNA型発見」報道は

　先週金曜日14日、一般の新聞紙面に「太りやすいDNA型発見」の見出しで、米科学誌『サイエンス』の論文について報道されました。「太りやすい」、「肥満」というキーワードで、一般の人々を引き付けよう、と狙ったのでしょう。NikkeiMedical2006-04-17

RNAと蛋白質の 協同による遺伝子発現システムの分子基盤研究

　分子生物学のセントラルドグマであるDNA→RNA→蛋白質という遺伝情報の流れにおいて、RNAは単なるDNAのコピーであり、DNA上の遺伝情報を蛋白質へ変換するための一時的な中間体と考えられてきた。しかし、ポストゲノム時代においてRNAが生体内の多岐にわかる遺伝子発現制御において重要な役割を果たしている例が報告されるにつれ、RNAは遺伝子（DNA）とその機能発現（蛋白質）とを結びつける単なる中間体としての脇役ではなく、遺伝子発現制御における重要な役割を担っている主役としてとらえられつつある。詳細＞＞(独）産業技術総合研究所

The role of L-Carnitine in pregnancy

◇L-Carnitine for two　The role of L-Carnitine in pregnancy
Author: Held U.
Abstract and Key words: Maternal nutrition is a burgeoning area, illustrated by an increasing number of research papers. Women are becoming more aware of the importance of maternal nutrition for both the immediate and future health of their children. Thus it may come as a surprise that even in the industrialised world, lifestyle factors such as dieting, vegetarianism, smoking and use of the oral conceptive pill mean that a woman's supply of several important nutrients may be significantly below recommended levels - and that can have an impact on both mother and her baby. The importance of taking...＞＞AgroFood　Ind.,PDF公開期間限定

生命科学：「生物」未選択の学生へ、教科書出版

東京大学教養学部理工系生命科学教科書編集委員会
高校で生物を学ばなかった大学生向けの教科書「生命科学」（羊土社、２９４０円）が出版された。東京大教養学部の教員９人が共同で執筆、講義で実際に使っている。毎日新聞2006-05-03

東大と法大、植物の病院設立へ…農作物など診断・治療

　東京大と法政大は、農作物や観賞植物の診断、治療を行う国内初の「植物病院」の設立を決めた。
　５年以内に東大本郷キャンパス（東京都文京区）と法政大小金井キャンパス（同小金井市）に病院を開設する。２つの病院を中核に、全国の大学、農協、企業、試験研究機関と連携、病気に関する情報を交換するネットワーク作りにも乗り出す。読売緒新聞2006-05-04

ＷＴ１がんワクチン臨床研究、全国展開へ 阪大グループ

　大阪大グループが進める「ＷＴ１がんワクチン」の臨床研究が、年内にも全国２０医療機関に広がる見通しになった。がんワクチンでは過去最大規模だ。肺がんや脳腫瘍（しゅよう）などを対象にした安全性試験で、現在まで目立った副作用がなく、がん縮小などの効果が見られているためで、今後効果が確認されれば、実用化に向け大きく前進する。朝日新聞2006年05月03日