バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

植物細胞分裂、しきり板形成制御に直接関与するタンパク質同定

2006年05月13日 | NEWSクリッピング
~名大町田教授ら~
  名古屋大学大学院理学研究科生命理学専攻形態統御学講座の町田泰則教授、笹部美知子研究員らは、兵庫県立大学の園部誠司助教授と共同で、植物の細胞分裂の最終イベントにあたる細胞板(しきり板)の形成制御に直接関わるタンパク質を同定した。微小管結合タンパク質のMAP65で、酵母からヒトまで保存されている。知財情報局2006/04/26

抗炎症剤及びサイトカイン誘導剤と、サイトカイン誘導を利用したスクリーニング方法

2006年05月13日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-319755 出願日 : 2003年9月11日
公開番号 : 特許公開2005-80629 公開日 : 2005年3月31日
出願人 : 株式会社エーシーバイオテクノロジーズ 外1名 発明者 : 石塚 保行 外1名

発明の名称 : 抗炎症剤及びサイトカイン誘導剤と、サイトカイン誘導を利用したスクリーニング方法。

【課題】 新規な作用機序に基づく、安全性の高い抗炎症剤、及び、サイトカイン誘導剤を提供すること。炎症性サイトカインの発現を誘導・抑制する物質をスクリーニングする方法を提供すること。
【解決手段】 γ-GTP(γ-グルタミルトランスペプチダーゼ)が、炎症性サイトカイン(MIP-1、IL-6、IL-1等)を誘導するという新知見に基づく抗炎症剤、サイトカイン誘導剤を提供する。また、前記新知見に基づくスクリーニング方法を提供する。

ヒト細胞培養に関する方法

2006年05月13日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2002-342544 出願日 : 2002年11月26日
公開番号 : 特許公開2004-173563 公開日 : 2004年6月24日
出願人 : 株式会社エーシーバイオテクノロジーズ 発明者 : 石塚 保行

発明の名称 : ヒト細胞培養に関する方法

【課題】自己以外の動物由来成分を含まない無血清培地でヒト細胞を培養する方法等を提供し、培養細胞を安全に利用できるようにすること。
【解決手段】自己以外の動物由来成分を含まない無血清培地に自己組織抽出液を添加してヒト細胞の培養を開始する手順と、細胞培養の過程で前記ヒト細胞から分泌された物質を含む培養上清を利用して細胞培養を継続する手順と、を含むヒト細胞培養方法、該方法によって培養された細胞を自己以外の動物由来成分を含まない無血清培地で分離継代する方法及びこれらの方法で培養された細胞を凍結保存する方法を提供する。

出願番号 : 特許出願2002-326290 出願日 : 2002年11月11日
公開番号 : 特許公開2004-159511 公開日 : 2004年6月10日
出願人 : 株式会社エーシーバイオテクノロジーズ 発明者 : 石塚 保行

発明の名称 : タンパク質含有水溶液の加熱滅菌方法及び細胞培養方法

【課題】タンパク質を含有する水溶液の新規な滅菌方法及びこれを利用した細胞培養方法を提供すること。
【解決手段】タンパク質を含有する水溶液、例えば、培養上清水溶液、より好ましくはリン酸基を含まない培養上清水溶液に対してグリセリンを添加した後でオートクレーブ処理するように工夫したタンパク質含有水溶液の加熱滅菌方法、並びにグリセリンを添加した後でオートクレーブ処理して得られた培養上清を用いる細胞培養方法を提供する。

新しい遺伝子調節メカニズム「ブロード型」の調節領域を発見

2006年05月13日 | からだと遺伝子
- 高等動物の遺伝子の「スイッチ」、多くは進化速度が速いニュータイプ -
 生命の設計図であるゲノム。 ヒトの場合、このゲノムには約30億個の塩基対がつくるDNAという物質が遺伝暗号として並んでいます。生体内では、DNAの並びからRNAという物質の並びがつくりだされ、必要な部分が選択され、最終的にはタンパク質がつくられます。 >> 理化学研究所プレスリリース2006-04-29

ソバ茶に血管拡張作用 伊藤園と九州大、血圧上昇抑制を確認

2006年05月13日 | NEWSクリッピング
ソバ茶に含まれる成分に血管を拡張させる作用があることが、伊藤園中央研究所と九州大学農学部の松本清教授らとの共同研究で初めて確認された。研究グループは今後、ソバ茶が血管や血流が関係する生活習慣病の予防や、肩こり、冷え性といった血行障害症状の緩和にどんな効果があるかなどを調べていく。 FujiSankei Business i. 2006/5/13

体内浄化に漢方の茶 日本コカ・コーラが薬日本堂とコラボ

2006年05月13日 | NEWSクリッピング
日本コカ・コーラは十二日、漢方薬局を展開する薬(くすり)日本堂(東京都港区)と協業して、健康無糖茶「からだ巡茶(めぐりちゃ)」を二十二日に全国発売すると発表した。最近注目されているヨガ、デトックスなど、体内を浄化したいという健康ニーズに合わせた清涼飲料。漢方薬局の薬日本堂のノウハウを生かした。 >> FujiSankei Business i. 2006/5/13

マングローブ植物SalvadorapersicaL.から得られる抽出物の生物学的に活性な水画分

2006年05月13日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2002-576989 出願日 : 2001年3月29日
公表番号 : 特許公表2004-534007 公表日 : 2004年11月11日
出願人 : 596020691 発明者 : ゴスワミ、ウシャ 外1名

発明の名称 : マングローブ植物SalvadorapersicaL.から得られる抽出物の生物学的に活性な水画分

【課題】
【解決手段】本発明は、マングローブ関連植物から得られる生物活性分子を抽出、分画、及び精製する方法、粗抽出物、その画分、及び精製化合物の薬理活性をスクリーニングする方法、並びに前記粗抽出物の水画分の子宮収縮抑制剤としての使用を開示する。

耐塩性付与タンパク質及びそれをコードする核酸並びに耐塩性形質転換植物

2006年05月13日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2001-321252 出願日 : 2001年10月18日
公開番号 : 特許公開2003-116546 公開日 : 2003年4月22日
出願人 : 株式会社電発環境緑化センター 発明者 : 浜田 秋義 外5名

発明の名称 : 耐塩性付与タンパク質及びそれをコードする核酸並びに耐塩性形質転換植物

【課題】 植物の耐塩性を増大させることができる新規なタンパク質及び該タンパク質をコードする核酸並びに該核酸を導入され、耐塩性が増大された植物を提供すること。
【解決手段】 マングローブの1種であるメヒルギ中に存在する新規な耐塩性増大遺伝子を見出し、その塩基配列及びそれがコードするアミノ配列を決定し、さらに該遺伝子を他の植物に導入してその耐塩性が増大することを確認した。本発明のタンパク質は、特定なアミノ酸配列を有するタンパク質又は該アミノ酸配列のうちの1若しくは複数のアミノ酸が置換し若しくは欠失し、若しくは該アミノ酸配列に1若しくは複数のアミノ酸配列が付加若しくは挿入されたアミノ酸配列を有するタンパク質であって植物の耐塩性を増大することができるものである。このタンパク質をコードする核酸及びこの核酸が導入され、耐塩性が増大された植物も提供された。

甜菜を原料として得られたイノシトールとイノシトールフォスフェート

2006年05月13日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 : 特許出願2002-195389 出願日 : 2002年7月4日
公開番号 : 特許公開2004-33114 公開日 : 2004年2月5日
出願人 : 北海道糖業株式会社 発明者 : 石川 弘 外1名

発明の名称 : 食品組成物

【課題】脂肪肝、動脈硬化、過コレステロール等の脂肪またはコレステロールの代謝異常の改善に重要な役割を与えるイノシトールと動脈硬化、脳梗塞、脳血栓等の循環器障害、糖尿病等の糖代謝異常、或は癌等の悪性新生物等の疾病の改善、活性酸素の除去、免疫賦活効果等を有するイノシトールフォスフェートを任意の比率で配合でき、各成分単独では得られない、両成分共存して始めて強力な効果を発揮すると考えられているイノシトールとイノシトールヘキサフォスフェートの最適な配合比の食品組成物を得る。
【解決手段】甜菜を原料として得られたイノシトールとイノシトールフォスフェートとを主成分とする食品組成物。

豊後牛、秘密はG塩基~霜降り遺伝子突き止める

2006年05月13日 | 飼料 水畜産
「糸福号」の体細胞クローン牛「第3夢福」の霜降り肉=大分県提供 豊後牛(黒毛和牛)のうまさの秘密はG――。大分県農林水産研究センター畜産試験場(同県竹田市久住町)と京都大の佐々木義之名誉教授(遺伝育種学)らの研究グループが、黒毛和牛の霜降り肉を作るのに関係する遺伝子を突き止めた。血管伸長にかかわる遺伝子「EDG1」で、この遺伝子の特定場所がグアニン(G)という塩基だと霜降りができやすく、アデニン(A)の場合はできにくいという。畜産試験場は「遺伝子の型を調べることで、肉質の良い牛を効率的に選べるようになるだろう」としている。>> 2006-04-18読売新聞