バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

多能性神経系前駆細胞を分離し、精製するための方法および多能性神経系前駆細胞

2006年05月21日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2001-868 出願日 : 2001年1月5日
公開番号 : 特許公開2002-34580 公開日 : 2002年2月5日
出願人 : 科学技術振興事業団 外1名 発明者 : 岡野 栄之 外1名

発明の名称 : 多能性神経系前駆細胞を分離し、精製するための方法および多能性神経系前駆細胞

【課題】 細胞型の混合集団から多能性神経系前駆細胞の分離方法の提供。
【解決手段】 神経系前駆細胞において選択的に機能するプロモーターを選択し、細胞型混合集団のすべての細胞型に、上記プロモーターの支配下で蛍光タンパク質をコードする核酸分子を導入し、混合集団内の神経系前駆細胞のみに上記蛍光タンパク質を発現させ、他の細胞型には発現させず、細胞型混合集団の細胞の中から蛍光を発する細胞として神経系前駆細胞を同定し、細胞型の混合集団から蛍光を発する細胞を分離し、その際分離した細胞が神経系前駆細胞に限定されることを含む。更に、単離されたヒトmusashiプロモーター及び単離された多能性神経系前駆細胞の濃縮或いは精製された製剤。


ダチョウ:がん、食中毒、BSE…検査薬産む 卵や血液で抗体

2006年05月21日 | NEWSクリッピング
 ダチョウの巨大な卵や血液を使い、がんや感染症などの検査薬を、安く、大量生産する方法を、大阪府立大大学院の塚本康浩助教授(獣医学)が開発した。1羽が5カ月間で200万人分もの検査薬を生み出すことも可能といい、年内には臨床試験に着手する。毎日新聞 2006年5月20日 東京夕刊

国産のヒトES細胞、輸出解禁へ…ただ乗り批判に対応

2006年05月21日 | NEWSクリッピング
 けがや病気で失われた臓器や組織を修復する再生医療の切り札とされる、ヒト胚(はい)性幹細胞(ES細胞)について、文部科学省は、これまで事実上禁止してきた、研究用の国産ヒトES細胞の海外への輸出を条件付きで容認する方針を決めた。読売新聞2006-05-20

◇ヒトクローン胚:輸出入は認めず 文科省部会が合意
 難病治療などにつながるヒトクローン胚(はい)研究の指針作りをしている文部科学省の作業部会は18日、ヒトクローン胚の輸出入を認めないことで合意した。政府の総合科学技術会議は、ヒトクローン胚から作った胚性幹細胞(ES細胞)などの輸出入を当面、認めないとしており、その方針に準じた形。

 また作業部会は、研究に利用する卵子について、主治医などから圧力がかかる可能性があるため、難病患者本人からの提供は認めないことも決めた。【下桐実雅子】毎日新聞 2006年5月19日 東京朝刊

カロテノイド生産能を有する形質転換体及びカロテノイドの生産方法

2006年05月21日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 : 特許出願2004-263498 出願日 : 2004年9月10日
公開番号 : 特許公開2006-75097 公開日 : 2006年3月23日
出願人 : 松永 是 外1名 発明者 : 松永 是 外3名

発明の名称 : カロテノイド生産能を有する形質転換体及びカロテノイドの生産方法

【課題】 アスタキサンチン生産能を有する新規な形質転換体及びこの形質転換体を用いてアスタキサンチンを生産する新規なアスタキサンチンの生産方法を提供する。また、β-カロテンやアスタキサンチン等を始めとする種々のカロテノイドを選択的に生産することができる新規なカロテノイドの生産方法を提供する。
【解決手段】 フィトエンデサチュラーゼをコードする遺伝子と、リコペンサイクラーゼをコードする遺伝子と、β-カロテンハイドロキシラーゼをコードする遺伝子と、β-カロテン-C(4)-オキシゲナーゼをコードする原核生物由来の遺伝子とを含む組換えベクタープラスミドを宿主のカロテノイド生産能を有する光合成細菌に導入して形質転換させることにより得られたカロテノイド生産能を有する形質転換体である。

◇BioProducts: アスタキサンチン Astaxantin
  BioIndustry月刊バイオインダストリー2005年12月号 p.54-59
  

GABA含有アスパラガスエキスの血圧上昇抑制、肝機能改善、抗アレルギー作用について

2006年05月21日 | NEWSクリッピング
 健康食品素材として注目を浴びている「GABA(γ‐アミノ酪酸)」が、アスパラガスに多量に含有されていることを見出し、アスパラガスエキスに血圧上昇抑制作用、肝機能改善作用があることを動物実験で確認いたしました。さらにアスパラガス由来の植物性乳酸菌が高いGABA産生能を持つことを見出し、その単離に成功しました。この乳酸菌を用いて、GABAの富化を行ったアスパラ発酵GABA エキスに抗アレルギー作用があることを見出しました。現在、アスパラガス生産地のひとつである秋田県横手市及び(株)横手産業支援センターと共同して、スケールアップ製造、さらなる機能の検証に取り組んでおります。>>日経ネット・Newsリリース2006-05-18